ソーシャルネットワークは「エコーチェンバー(共鳴室)」になる、つまり異質な人々と交流するというよりも、同質な人々と交流し、一定の思考回路を強化する役割を果たしてしまうのではないか?という懸念が強く主張されてきました。実際に震災後の日本を見ていると、様々な社会的イシューにおいて、この状況が顕著に見られるように感じます。では実際のところはどうなのか――Facebookから、同社のソーシャルネットワークを基にした興味深い研究結果が発表されています: ■ Rethinking Information Diversity in Networks (Facebook) Some claim that social networks act like echo chambers in which people only consume and share information from likemin