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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/akihito (58)

  • 「エコーチェンバー」化を否定するFacebook:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ソーシャルネットワークは「エコーチェンバー(共鳴室)」になる、つまり異質な人々と交流するというよりも、同質な人々と交流し、一定の思考回路を強化する役割を果たしてしまうのではないか?という懸念が強く主張されてきました。実際に震災後の日を見ていると、様々な社会的イシューにおいて、この状況が顕著に見られるように感じます。では実際のところはどうなのか――Facebookから、同社のソーシャルネットワークを基にした興味深い研究結果が発表されています: ■ Rethinking Information Diversity in Networks (Facebook) Some claim that social networks act like echo chambers in which people only consume and share information from likemin

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    yuiseki 2012/11/22
  • #炎上TV と「参加」の限界:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨日の深夜、つまり今日の未明に放映されたTBSの番組「大炎上テレビ」。生放送でスタジオの芸能人が議論するのを見ながら、視聴者もツイート、公式サイト上でのアンケートへの回答、ならびにLINEを彷彿とさせる「スタンプ」を通じて参加ができるというものでした。いまでこそ「視聴者の皆様もツイッターでご意見をお寄せください」的な番組は珍しくありませんが、大炎上テレビではスタンプをリアルタイムで表示する(スタンプの内容は番組側で設定するので放送禁止用語が流れる心配はなく、視覚的効果も得られる)という捻りを加えることで、視聴者参加の性格を色濃くしているのが売りだったと思います。 発想は面白く、またバスキュールが手掛けたシステムも視覚的で楽しいものでした。ただ、こういった「ネットと連動して視聴者の参加をつのる」という番組を観ると、いつも思い出す文章があります。ニューヨーク大学のクレイ・シャーキー教授が『

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    yuiseki 2012/09/29
  • 【書評】進化するロボットが進化の謎を解く――'Darwin’s Devices':シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    これはまたユニークなです。バッサー大学のジョン・ロング教授が書かれた、「進化するロボット」についての'Darwin's Devices: What Evolving Robots Can Teach Us About the History of Life and the Future of Technology'をご紹介しましょう。 ロング教授の専門は生物学。生物学の教授がなぜロボットを――という疑問がまっさきに浮かびますが、進化を模して形質を変化・次世代に引き継ぐことが可能なロボットを作成し、それを通じて進化の謎を探っているとのこと。また進化はしないものの、古代生物の特徴を模したロボットを作成し、その動きを観察して生態を推測するという研究も行っています。テレビ番組に協力して、1億5000万年前に生息していた巨大な肉海獣「プレデターX」の狩りの様子を考察する、なんてこともされていま

    【書評】進化するロボットが進化の謎を解く――'Darwin’s Devices':シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
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    yuiseki 2012/08/12
  • 考える監視カメラ:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ある画像の中に何が写っているのかを把握するという、画像解析の技術。その高度化については改めて指摘するまでもないでしょう。静止画だけでなく動画も解析できるようになり、対象が人間であれば性別は男女どちらか、年齢は何歳ぐらいか、あるいは表情は笑っているのか怒っているのかといった情報まで引き出せるようになりました。判断材料があれば個人特定も可能ですし、さらにその処理速度が高速化され、リアルタイムで「画面の中で何が起きているのか」を把握できるようになっています。 こうした画像解析の活用先として有望なのが、当然ながらセキュリティの分野。既に防犯カメラで捉えられた映像をリアルタイムで解析、万引きなどの怪しい行動を識別するといった実験が行われるようになっています。そしていよいよ、この発想は「ひとつの未来像」というレベルを超え、現実の世界で展開されるようになったのだとか: ■ Mass Transit Ca

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    yuiseki 2012/07/17
  • 【書評】'The Republican Brain':シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    米国には進化論を否定する「インテリジェント・デザイン」や、オバマ大統領の出生地に疑問を抱き続ける「バーサー」、そして保守派の草の根運動「ティーパーティー」など、日人からすると少し理解しがたい運動が存在していることはご存じの通り(もちろんその逆の現象もあるでしょうが)。そしてその担い手となっているのが保守派、特に共和党支持者層なわけですが、なぜ彼らが極端な主張に凝り固まってしまうのかを考察した'The Republican Brain: The Science of Why They Deny Science--and Reality'(共和党脳――なぜ彼らは科学と現実を否定するのか)が出版されたので、ざっと目を通してみました。 「共和党脳(The Republican Brain)」とはまた思い切ったタイトルですが、いちおう文では「民主党支持者やリベラル派の間にも誤った考えを抱いてい

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    yuiseki 2012/07/14
  • 【書評】「習慣」は敵か味方か――'The Power of Habit':シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    今月初めに米国でビッグデータ系のイベントに参加してきたのですが、帰りの空港で'The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business'というが平積みにされているのを発見。たまたま著者のCharles DuhiggさんがNew York Timesに書いた記事がイベントでも話題になっていたので、これも何かの縁ということで購入してみました。そんな偶然の出会いだったのですが、この、なかなか面白いです。 書のテーマは、タイトルにある通り「習慣(Habit)」。習慣とは何か、それがどこまで強力に私たち(時には企業や社会といった大きな存在まで)の行動を左右するものか、そして悪い習慣を変えてゆくにはどうすべきなのかを解説してくれる一冊です。著者のDuhiggさんはジャーナリストで、ピュリッツァー賞の最終選考に残った経歴もある人物と

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    yuiseki 2012/05/30
  • Twitterから信頼性の高い災害情報を抽出するTwitcident:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    東日大震災後の日に代表されるように、世界各地で災害時におけるソーシャルメディア活用に注目が集まっている。災害の発生をいち早く伝える、被災者の安否を確認する、復旧・復興に関する情報を共有するなどその可能性は幅広く、米連邦緊急事態管理庁(FEMA)や米赤十字社などソーシャルメディア活用に乗り出している公的機関も多い。しかしデマや勘違いの拡散、風評被害の悪化など、信頼性の面では弱みを抱えているのが現状だ。 こうした弱点を克服するための様々なアイデアが登場しているが、オランダで開発されたTwitcidentは、機械的な分析によってTwitterの信頼性を高めようという試みだ。災害の発生を確認すると、TwitcidentはTwitterの検索を開始し、その災害に関連するツイートを収集する。そして独自のアルゴリズムで各ツイートの信頼性と情報的価値を評価、ランク付けを行うことで、有益な情報だけをユー

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    yuiseki 2012/04/20
  • 【書評】今年必読の一冊"The Filter Bubble: What the Internet Is Hiding from You":シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    書評】今年必読の一冊"The Filter Bubble: What the Internet Is Hiding from You" 今年も残すところ3ヶ月となりました。まだ今年を振り返るには早いのですが、1月のジャスミン革命に始まり、3月の東日大震災、そして最近の世界各国における「デモ+ソーシャルメディア」という現象など、改めてネットの存在感を印象づける出来事が続いたと思います。今回ご紹介する"The Filter Bubble: What the Internet Is Hiding from You"は、そんな一年を締めくくるのにふさわしい、非常に考えさせられる一冊です。 前回のエントリでも簡単にご紹介したように、書は協調フィルタリング(+パーソナライゼーション)の功罪について考察したです。ネット上の情報量が爆発的に増加した結果、その中から欲しい情報だけを拾い集めてくれる「

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    yuiseki 2012/02/20
  • 「ネットで犯罪自慢」はバカだからで済むのか:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ツイッターでカンニング成功を自慢する、ミクシィで飲酒運転を告白する、ブログで盗難を報告する――何だか週に1回ぐらいは「ネットで犯罪自慢」(そして炎上)というパターンを目にしているような気がしますが、そもそもソーシャルメディアに参加する人々が増加傾向にあるという点を別にしても、この状況に「なぜこんなことが続くんだろう?」という思いを抱いている方は多いのではないでしょうか。先日もこんな記事が注目を集めていました: ■ Twitterで犯罪自慢する勇者が絶えない4つの理由 (秒刊SUNDAY) 記事では「犯罪自慢」が絶えない理由として、以下の4つを挙げています: 他の人が犯罪自慢をして問題になったということを知らない 自分のツイートが見られていると思っていない そもそも犯罪だという自覚がない ちょいワルな俺カッコイイ的な風潮 これがMECEなまとめかどうかは別にして、恐らくそれほど外れたものでは

    「ネットで犯罪自慢」はバカだからで済むのか:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
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    yuiseki 2011/11/22
  • 自衛手段としてのソーシャルメディア:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    先日「ソーシャルメディアを通じてデマを流した者をテロ罪で起訴できる」という法律がメキシコ東部のベラクルス州で成立しました。日でも報じられたのでご存知の方も多いと思いますが、「デマでテロ罪」という過剰とも思える反応(もちろん意図的なデマの流布は許されない行為ですが)の裏側には、市民にとってソーシャルメディアが自衛の大切な手段になっているという現状があるようです: ■ Mexico Turns to Social Media for Information and Survival (New York Times) メキシコでは一部の犯罪組織が大きな力を持ち、その力で警察や報道機関を封じ込め、自らの犯罪に関する情報を流通させないという状況が見られるとのこと。そこで市民たちが最後の拠り所としているのが、TwitterやFacebookを始めとしたソーシャルメディア。「~の辺りで銃撃戦が行われて

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    yuiseki 2011/09/28
  • スケープゴート化するソーシャルメディア:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    英国の暴動に端を発した「暴徒を抑えるために携帯電話やソーシャルメディアを使えないようにする」という発想は、海を渡って米サンフランシスコにも飛び火していますが、果たして一般市民のコミュニケーション手段を規制してしまえば済む問題なのか――CNNで「ソーシャルメディアがスケープゴートにされているのではないか」という指摘が行われています: ■ Little evidence links mob violence to social media (CNN) 冒頭で紹介されている事例が興味深いので、ちょっとご紹介しておきましょう。最近クリーブランド市議会で「ソーシャルメディアを通じて暴徒を集めたり、犯罪をそそのかしたりすることを違法化する法案」が可決されたそうなのですが、それに対して市長のFrank Jackson氏が反対を表明。拒否権を発動して法律化を阻止したのだとか。市長のこんなコメントも紹介され

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    yuiseki 2011/08/24
  • 英政府、暴動対策にツイッター・ブラックベリー等のブロックを検討:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    いまだ終息しない英暴動に関して、AdAgeで気になる報道が。暴徒側の連絡手段としてツイッターやブラックベリーの存在が指摘される中、ついにこれらのサービスをブロックしてしまえ、という選択肢が浮かんできているようです: ■ U.K. Government Considers Blocking Twitter, BlackBerry (AdAge) David Cameron, the U.K. prime minister, said the government is considering whether it should block social-networking websites and messaging services during violent unrest after the country's worst riots since the 1980s. The gov

    英政府、暴動対策にツイッター・ブラックベリー等のブロックを検討:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • サンフランシスコの地下鉄、抗議活動への対抗として携帯電話遮断を実施:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    携帯電話上のコミュニケーションによって展開される抗議活動に直面した体制側が、何らかの形でそのコミュニケーションを不可能にしようとする。今年の初めにチュニジアやエジプトなどで見られ、そしていまイギリスで見られるかもしれない光景ですが、一足早くサンフランシスコで再現されてしまいました。ベイエリア高速鉄道(BART)が自らに対する抗議活動に際して、地下鉄駅構内での携帯電話を一時的に使用不可能にする措置に出たとのこと: ■ S.F. subway muzzles cell service during protest (CNET) The operators of the Bay Area Rapid Transit subway system temporarily shut down cell service last night in four downtown San Francisco

    サンフランシスコの地下鉄、抗議活動への対抗として携帯電話遮断を実施:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 政変と「物語」のチカラ:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    「赤い風船探しコンテスト」や脳科学の軍事利用など、奇妙な研究を世に送り出しているDARPA(米国防高等研究計画局)ですが(最近も「みんなで新しい戦闘車両つくろうぜ!」コンテストなんてものを実施しています)、今度は「物語」の力を安全保障の分野でどう活用するか?という研究に着手しているそうです: ■ Defense Dept. Research Arm DARPA Tackles Storytime (Fast Company) 今年の2月28日、DARPAが"Analysis and Decomposition of Narratives in Security Contexts"(安全保障の分野における物語の分析と分解)というワークショップを開催する予定とのこと。これはSTORyNET(Stories, Neuroscience, and Experimental Technologies

    政変と「物語」のチカラ:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • DARPA、ソーシャルメディアの監視研究を開始:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    『災害とソーシャルメディア』の中で、2010年に起きたハイチ地震の際、米国の国土安全保障省(U.S.Department of Homeland Security、DHS)がソーシャルメディア監視プログラムを実施していたことについて触れているのですが、それ以外にも米国の公的機関は様々な形でソーシャルメディアの活用を進めています。そしてお馴染みの国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency、DARPA)が、新たなソーシャルメディア研究をスタートさせようとしているとのこと: ■ Pentagon Seeks a Few Good Social Networkers (New York Times) "Social Media in Strategic Communication (SMISC)"というプログラムについて。予算は4,200

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  • ウォール・ストリート・ジャーナルがウィキリークス型サイト「セーフハウス」を立ち上げ:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    既に速報が出回っていますが、ウォール・ストリート・ジャーナル誌(WSJ)がウィキリークスのように匿名での情報提供を可能にするサイト「セーフハウス(SafeHouse)」を立ち上げたとのこと: ■ The Wall Street Journal Launches a WikiLeaks Competitor, SafeHouse (The Atlantic) As WikiLeaks grew more popular -- and began its extended series of document dumps and collaborations around files presumably received from Bradley Manning -- journalists began to wonder aloud, "Why didn't we build this t

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    yuiseki 2011/05/07
  • ウサマ・ビン・ラディン死亡のニュース、リークはTwitterから:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    既に大きく報じられているのでご存知かと思いますが、国際テロ組織アルカイダの指導者で、「9.11」の首謀者と目されているウサマ・ビン・ラディンが、米軍の襲撃を受けて死亡しました: ■ ビンラディン容疑者を殺害=米同時テロを首謀-オバマ大統領が発表 (時事通信) オバマ米大統領は1日、2001年9月11日の米同時テロ事件の首謀者で国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を軍事作戦で殺害したとホワイトハウスで発表した。大統領は、同容疑者殺害によって「正義は成し遂げられた」と宣言した。 オバマ大統領は、パキスタン国内でビンラディン容疑者が潜伏していた建物を1日に急襲し、銃撃戦の上、同容疑者を殺害したことを明らかにした。CNNテレビによると、同容疑者はイスラマバード郊外で殺害された。 奇しくも今年は、「9.11」から10年目の年にあたります。正直な話、彼一人の死亡によって何かが大きく

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    yuiseki 2011/05/03
  • パノプティコンとしてのソーシャルメディア:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    「パノプティコン」という言葉、時折ゲームなどでも登場するのでご存知の方も多いと思いますが、ジェレミー・ベンサムが提案した牢獄のこと。ウィキペディアから解説を引用してみると: パノプティコンは円形に配置された収容者の個室が多層式看守塔に面するよう設計されており、収容者たちはお互いの姿をみることはできず、ブラインドなどによって看守もみえなかった。一方、看守はその位置からすべての収容者を監視することができた。 (中略) この施設の設計思想は刑務所のほかに学校や病院や工場などの施設に応用されることが意図されていた。 マザス監獄やレンヌ中央監獄などに代表される19世紀フランスの監獄建築で、獄房に収監された囚人がいつ看守に監視されているか、いないのか分からないままに、すべての方向から監視されているという監獄建築。 ここから転じて、「いつ見られているか分からないという状態をつくり出すことで、対象者が自ら

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    yuiseki 2011/04/16
  • Facebookは実名制をあきらめて「革命」を支援すべきか?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ソーシャルメディアは北アフリカ諸国の騒乱に、どこまで影響を及ぼしているのか。このテーマについては、先日個人ブログの方でも書きましたが、少なくとも「クラウド上のツールであること」という視点を忘れてはならないと思います。地下出版を止めるには印刷機を破壊してしまえば良いですが、ソーシャルメディアは破壊に対抗し(チュニジアでFacebookが政府側のID不正入手を防止)、破壊されても再生し(GoogleTwitterがエジプト向けに「ネットなしでツイートできる」サービスを開発)、さらに使いやすいツールに進化します(YouTubeがエジプト関連動画をCitizenTube上でまとめ)。チュニジアとエジプトの情勢を目の当たりにした他の独裁国が、ネットを規制する方向に動いているというのも当然の話です。 しかしそれは同時に、ソーシャルメディアを運営する企業も、否応なく政治的判断を迫られるようになったこと

    Facebookは実名制をあきらめて「革命」を支援すべきか?:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
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    yuiseki 2011/02/09
  • 「垢BAN祭り」はFacebookの価値を損ねない:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨日Facebook上で、ちょっとした騒ぎがありました。運営側から「実名で登録されていない」と判断された(と思われる)アカウントが次々停止され、中に著名な人々も含まれていたため「祭り」状態となってしまったのです: ■ Facebook、春の垢BAN祭りが始まったよ! (Togetther) まとめられた@kanoseさんまでBAN(停止)の対象になってしまっているということで、「こんな著名人までBANしてたら日でユーザー増えないだろ!」的な感想も多いようですね。確かに「Facebookは実名主義」という点は知られていても、ここまで強権的に取り締まると思っていなかった方が多いでしょうから、短期的にはネガティブな印象を持たれてしまう可能性があると思います。ただ長期的に見れば、この対応はFacebookにとってプラスになるのではないでしょうか。 ※ただしFacebookにとってプラスというだけ

    「垢BAN祭り」はFacebookの価値を損ねない:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
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    yuiseki 2011/02/09