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ブックマーク / sciencejournal.livedoor.biz (66)

  • 進む再生医療!ほぼ完全な人間の脳、実験室で培養成功!網膜・胃・胸腺なども : サイエンスジャーナル

    再生医療とは何か? 再生医療とは人体の組織が欠損した場合に幹細胞などを用いることによりその機能を回復させる医療行為である。この医学分野を再生医学(Regenerative medicine)という。 例えば、カンボジアでは、戦争中に埋められた残存地雷のために、多くの人々が手足を失っている。現在の医学では一度失われた手足は二度と戻らないが、将来的には再生した手足を蘇らせることができると期待されている。 再生医療を行う手法として、クローン作製、臓器培養、多能性幹細胞(ES細胞、iPS細胞)の利用、自己組織誘導の研究などがある。 自己組織誘導については、細胞と、分化あるいは誘導因子(シグナル分子)と、足場の3つを巧みに組み合わせることによって、組織再生が可能になるとみられており、従来の材料による機能の回復(工学技術にもとづく人工臓器)には困難が多く限界があること、臓器移植医療が移植適合性などの困

    進む再生医療!ほぼ完全な人間の脳、実験室で培養成功!網膜・胃・胸腺なども : サイエンスジャーナル
    yuiseki
    yuiseki 2016/03/09
  • ノーベル賞級の発見!疲労の正体を解明し“疲労度計”を開発! : サイエンスジャーナル

    疲労を科学する 過労死という言葉がある。「Ka-ro-shi」は英語の辞書や他言語の辞書にも掲載されている。日語がそのまま使われるのはこれが日特異の現象ということだ。先進国であるはずの日の封建的な奴隷制度とあまり変わらない労働状況を象徴する言葉だという。 厚生労働省のマニュアルによれば、「過労死とは過度な労働負担が誘因となって、高血圧や動脈硬化などの基礎疾患が悪化し、脳血管疾患や虚血性心疾患、急性心不全などを発症し、永久的労働不能または死に至った状態をいう」と定義されている。 私も親戚を過労死でなくした。私自身も疲れで体が動かないこともある。今でも現実的な問題だ。疲労は、身体の異常を知らせる“3大生体アラーム(痛み・発熱・疲労)”の一つであるが、これまでその正体は謎のままであった・・。 この疲労度計を使えば、人に気づきにくい疲労でも客観的に測定し、過労死を防ぐことができる。いったい

    ノーベル賞級の発見!疲労の正体を解明し“疲労度計”を開発! : サイエンスジャーナル
  • 打倒ソニックブーム!超音速旅客機への挑戦!騒音が1/4に減少 : サイエンスジャーナル

    コンコルド撤退の理由は? 東京~NY間の所要飛行時間は、およそ14時間。実はこれ、40年前からほとんど変わっていない。エンジンも機体も当時より格段に進化しているのに一体なぜか? 実はその元凶は「ソニックブーム」という大騒音!飛行機が音速を超えると必ず起きてしまう現象で「ド・ドーン!」とういう爆音が鳴り響く。この航空機の宿敵を解決し、悲願の「静かな超音速旅客機」の開発に成功することは可能なのか? 最近、少しずつソニックブームの性質がわかってきて、大騒音を抑えることができるようになってきた。再び超音速旅客機への挑戦が始まっている。その主役は日だ。 コンコルドは、高度5万5,000~6万フィートという、通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度を、マッハ2.0で飛行した。定期国際運航路線をもっていた唯一の超音速民間旅客機でもあった。開発当時は、世界中から100機もの発注があったものの、ソニックブーム

    打倒ソニックブーム!超音速旅客機への挑戦!騒音が1/4に減少 : サイエンスジャーナル
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    yuiseki 2013/06/07
  • コミュニケーション能力を科学する!「発話リズム」が同調すれば「脳波リズム」も同調! : サイエンスジャーナル

    重要視されるコミュニケーション能力 国際化の進展に伴い、多様な価値観を持つ人々と協力しながら社会に貢献することができる創造性豊かな人材の育成が重要視されている。人と人が協力するときに必要なのがコミュニケーション能力だ。ではコミュニケーションには何が必要なのだろう? プライベートでも仕事でも、何となくリズムが合う人がいる。そんな時はコミュニケーションがうまくいっており、脳も気持ちよく働いているはずだ。このように無意識に相手とリズムが合うことを「同調」というが、この時の脳の活動はどうなっているのかは、よく分かっていなかった。 理研の研究チームはその解明に取り組んだ。まず研究チームは、発話リズム以外の要素を排除するため、発話内容に意味はもたせず、しかしコミュニケーションは 必要とする実験課題として「交互発話課題」を考案した。自由なリズムで交互にアルファベットを発声し合うもので、この時の発話リズム

    コミュニケーション能力を科学する!「発話リズム」が同調すれば「脳波リズム」も同調! : サイエンスジャーナル
  • 脊髄損傷が神経バイパス技術で機能回復!将来はiPS細胞で再生治療 : サイエンスジャーナル

    脊髄損傷からの回復 脊髄損傷は、主として脊柱に強い外力が加えられることにより脊椎を損壊し、脊髄に損傷をうける病態である。脊髄を含む中枢神経系は末梢神経と異なり、一度損傷すると修復・再生されることは無い。現代の医学でも、これを回復させる決定的治療法は未だ存在しない。 毎年5000人以上があらたに脊髄損傷を負っている。これまでの統計によると交通事故や高所からの落下事故などが多い。治療としては破壊された脊髄を再生し、再び機能を取り戻すことは全世界の脊損者の願いであり、様々な分野で研究が進められている。 現在最も有望視されているのが、iPS細胞や骨髄や神経の幹細胞を用いた神経再生の試みである。動物実験では部分的な効果が報告されているが、人体に応用し治療に役立つには未だ基礎研究の段階であり、研究の強力な推進が望まれている。 今回、脊髄の損傷部位を迂回して大脳からの電気信号を筋肉に伝える神経バイパス技

    脊髄損傷が神経バイパス技術で機能回復!将来はiPS細胞で再生治療 : サイエンスジャーナル
  • 不眠症の人に朗報!「アスタキサンチン」と「亜鉛」の同時摂取で夜はぐっすり? : サイエンスジャーナル

    アスタキサンチンに高睡眠効果 アスタキサンチンというと、ノーベル化学賞を受賞したオーストリアの生化学者、リヒャルト・クーンらによって1938年に発見された物質。高い抗酸化作用で知られている。 アスタキサンチンは、トマトに含まれるリコピンやニンジンなどのβ‐カロテンと同じカロテノイド(天然に存在する色素成分)の一種で、赤い色素成分。海産物に多く含まれる色素成分である。サケ科など魚類の筋肉の赤色部分、甲殻類の殻、甲殻類を餌とするマダイの体表など、自然界に広く分布している。 このアスタキサンチンに新たな効果が発見された。それは高い睡眠効果。「アスタキサンチン」と「亜鉛」をマウスに摂取させる試験を行った結果、両成分を同時に摂取することで、高い睡眠改善効果が得られることを、富士フイルムが発表した。 特に注目されているのが、その強力な抗酸化作用。アスタキサンチンの抗酸化作用はビタミンEの約550倍から

    不眠症の人に朗報!「アスタキサンチン」と「亜鉛」の同時摂取で夜はぐっすり? : サイエンスジャーナル
  • 世界初!海底メタンハイドレートのガス採取成功!2018年までに生産技術の確立へ : サイエンスジャーナル

    海底メタンハイドレートのガス採取成功 経済産業省は12日、愛知県・渥美半島の南南東沖合の海底下約330メートルの地層にある「メタンハイドレート」を分解して天然ガスを取り出す、海洋産出試験に成功したと発表した。海底からのガス採取は世界で初めてという。 これは、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が、2月15日に開始したもの。メタンハイドレートはメタンと水が低温・高圧の状態で結晶化した物質で、「燃える氷」と呼ばれる。日の周辺海域には多くの量が存在しているとみられ、将来の天然ガス資源として期待されている。 このため経産省の委託を受けたJOGMECが、2001年度から08年度までに「東部南海トラフ海域」(静岡県から和歌山県の沖合にかけた海域)をモデル海域として地震探査・試掘などの調査を実施し、約1.1兆立方メートル(日のLNG輸入量〈2011年〉の約11年分)のメタンガス

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    yuiseki 2013/03/15
  • 統合失調症は遺伝的要因による、脳の慢性炎症が要因の可能性 : サイエンスジャーナル

    統合失調症の要因 統合失調症とは、日国においては、2002年(平成14年)まで精神分裂病と呼ばれていた。発病率は全人口の約1%程度と推計されている。この症状の担当科は精神科であり、精神科医が診察に当たる。 今回、科学技術振興機構(JST)、藤田学園(藤田保健衛生大学)、生理学研究所(生理研)らの研究チームは、遺伝子操作により脳内で軽度の慢性炎症を起こさせたマウスは、脳の一部が未成熟な状態になっており、その結果、「作業記憶」の低下や巣作り行動の障害が引き起こされていることを明らかにしたと発表した。 成果は、藤田保健衛生大 総合医科学研究所の宮川剛教授、生理研の高雄啓三特任准教授らの共同研究グループによるもの。研究はJST戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)の一環として行われ、詳細な内容は、米国東部時間2月6日付けで米国神経精神薬理学会誌「Neuropsychopharmacol

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    yuiseki 2013/02/17
  • 超高度・超音速ダイブ成功、世界記録を更新!成層圏は成層ではなかった! : サイエンスジャーナル

    超高度ダイビングに成功、史上最高の高度(3万8000m) 超音速とは、音速を超えること。その速さは、標準大気中で1225km/h である。オーストリア人の元兵士、フェリックス・バウムガルトナーさん(43)が10月14日、地上約3万8000メートルからのスカイダイビングに成功した。関係者は、史上最高高度から、史上初の超音速でダイビングするなど、3つの世界記録を更新したとしている。 バウムガルトナーさんは、米ニューメキシコ州の上空に高さ3.3メートル、幅2.4メートルのカプセルに乗って大型の気球で上昇。気温が約マイナス68度にもなる成層圏上部から飛び降り、約10分後にパラシュートで地上に到着した後、ガッツポーズで喜びを表した。 同プロジェクトのウェブサイトによると、バウムガルトナーさんの最高落下速度は時速約1342キロに達し、音速を超えた初めてのスカイダイバーとなったほか、史上最も高い高度の有

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    yuiseki 2012/10/20
  • 近未来の海上都市「グリーンスター」「ウォーター・スクレイパー」など : サイエンスジャーナル

    ウォター・スクレイパー 海に囲まれている日、領土は世界第61位で、377,930平方キロメートル。世界の陸地のうちわずか 0.25%しかない。しかし、海の広さは領海と排他的経済水域を合わせた広さで世界6位となる。さらに、その全海水量を計ると、世界で4位の海水量になるという。これは凄い事だ、これを活用しない手は無い。(日は世界4位の海洋大国 山田吉彦著) ということで、今回は海上都市の話。 海に浮かぶ未来の摩天楼「ウォーター・スクレイパー(Waterscraper)」。中央にそびえる透明なドームは、水面下120メートルに伸びるラグビーボール形の建造物の一部である。強力な水圧にも耐えられ、高級マンションやホテル、研究施設としての用途が想定されている。周囲のリング状の構造で支持し、安定を維持する。 ウォーター・スクレイパーのようなアイデアには、都市の人口増加圧力を緩和する役目が期待されている

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    yuiseki 2012/08/07
  • 中国でUFO出現!7億人が目撃?なぜか事実を報道しない日本のマスコミ : サイエンスジャーナル

    神舟9号の打ち上げでUFO出現 中国の神舟9号の打ち上げ成功が6月16日、天宮1号とのドッキングに成功したのが6月18日。このニュースは中国のすごい科学技術の成立を示したものだが、なぜか日ではくわしく報道されなかった。 その間、日では「反原発デモ」や、「オスプレイ問題」、「米軍基地反対運動」が盛り上がりを見せている。だが、隣の軍事大国・中国が核ミサイルの照準を日に定めている事実さえ、日のメディアは報道しない。なぜ中国政府に迎合することだけ報道するのだろうか。このままでは尖閣諸島ばかりか、日全土が中国に「無血開城」されてしまいかねない。 もし、神舟9号の打ち上げを、中国7億人に見せたのと同様にせめて5分だけ、日で中継して見せたら、今、世界で起きている変化が伝わったかもしれない。中国では不思議な現象が多発している。だが、日では事実を事実として報道しない。反原発・反米軍と誰かが決め

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    yuiseki 2012/07/29
  • 毛髪はただの物理的バリアではない!ケモカインを分泌し、免疫細胞を呼ぶ! : サイエンスジャーナル

    毛嚢に免疫機能を発見 毛嚢は“もうのう”と読む。毛穴より下にある髪の毛を取り囲む組織のことだ。髪の毛がつくり育てられていく過程で非常に大切な部分である。毛嚢が、皮膚と粘膜に存在する免疫細胞であるランゲルハンス細胞を表皮へと動員するきっかけを作ることが明らかになった。 毛嚢は毛の成長、皮脂の分泌にかかわるとともに、表皮のさまざまな幹細胞の待機所の役割を担う。ランゲルハンス細胞は表皮に高密度に分布し、正常な状態では自己再生するが、ストレスのかかった状況の下では骨髄中の細胞によって補充される。 Nagaoたちは、ストレスや炎症刺激が加わると、毛嚢の異なった領域からケモカインと呼ばれる可溶性メディエーターが分泌され、これがランゲルハンス細胞前駆細胞の表皮への移動を誘導することを明らかにした。 ランゲルハンス細胞の役割 皮膚の異常をキャッチするセンサーの役目をしている樹状細胞。  発見者にちなんでド

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    yuiseki 2012/06/29
  • これは凄い!アンチエイジング成分「ナールスゲン(GGsTopTM)」とは何か? : サイエンスジャーナル

    アンチエイジングとは? アンチエイジングとは、老化を防止すること。老化の原因には、若さを保つための「ホルモンの低下」や「細胞の働きが衰える」など、年齢による原因もあるが、「ストレス」、タバコなどにふくまれる「有害物質」、「紫外線」、「ウイルス」、「細菌」などで、体が傷つけられると、活性酸素が発生し、老化を促進することが知られている。 アンチエイジング、つまり老化を予防するためには、これらの原因を解決するように若さを保つ成分をたっぷり補給して、体が酸化しないように心がけ、有害物質やストレスからあなたの体を守ることが必要になる。それでは、アンチエイジングのために必要な成分とはどんなものだろう? 有名なのは、ビタミンAやC、ビタミンE、ポリフェノールなど…。その他にも肌の弾力性を保つコラーゲンやエラスチン、肌の保湿成分ヒアルロン酸、細胞の潤滑油の働きをするセラミド、またコラーゲンやエラスチンなど

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    yuiseki 2012/04/03
  • ビッグバン以前の宇宙に新説!ブラックホールの衝突で宇宙は始まった? : サイエンスジャーナル

    ビッグバン以前 「ビッグバン」とは、現在観測されている宇宙の膨張が始まった時点を指す。その時刻は今から137億年前と計算されている。 1929年、エドウィン・ハッブル(1889-1953)は、近い銀河ほどゆっくり、遠い銀河ほど早く遠ざかっており、距離とスピードは比例することをアメリカのウィルソン山天文台で発見した。宇宙は膨張していることがわかったのだ。現在から過去へ遡れば、宇宙の初期には全ての物質とエネルギーが一カ所に集まる高温度・高密度状態にあったことになる。この初期状態、またはこの状態からの爆発的膨張をビッグバンという。 最近、このビッグバン以前に宇宙があり、その痕跡を発見したという研究が発表された。発表したのは、イギリス、オックスフォード大学のロジャー・ペンローズ氏とアルメニアにあるエレバン物理研究所のバヘ・グルザディアン(Vahe Gurzadyan)氏。 宇宙マイクロ波背景放射(

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    yuiseki 2012/03/27
  • 21世紀の夢技術:“お年寄りの知恵”+Science=“温故知新テクノロジー” : サイエンスジャーナル

    科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学の疑問を、やさしく解説!毎日5分読むだけで、みるみる科学がわかる! 90歳のお年寄りから学ぶ最新テクノロジー 「温故知新」とは、前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。古いものをたずね求めて新しい事柄を知る意。孔子の論語に出てくる言葉だ。 私たちは昔の人の知恵に学ぶべきかもしれない。大量消費の時代が終わり、現在、地球温暖化、原子力発電事故などの影響から、エネルギーを節約・省エネする時代になっている。 2012年3月14日NHK放送の、クローズアップ現代は興味深かった。東北大学では90歳前後のお年寄りから、彼らの子どもの頃から働き盛りだった1960年代の暮らしぶりを聞き取る調査を行っている。 その頃の日は、家庭のエネルギー消費量が現在のおよそ5分の1から3分の1以下、便利さはなか

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    yuiseki 2012/03/17
  • 第33回ノーベル物理学賞 シュレーディンガー・ディラック「新形式の原子理論」 : サイエンスジャーナル

    科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学の疑問を、やさしく解説!毎日5分読むだけで、みるみる科学がわかる!  新形式の原子理論の確立 量子力学とは、原子や分子、電子、素粒子などが、どのように振る舞うかを理解するための学問分野である。 原子や分子、電子などは、粒子の位置と運動量を、同時に両方、正確に測定することはできない(不確定性原理)。また、原子や電子は粒子としての特徴をもつと同時に波としての特徴をもつ(物質波の概念)ことが知られている。一方、光や電波のような電磁波もまた、波としての性質を持つと同時に粒子としての特徴をもつ(光量子仮説)ことが現在知られている。 しかし、このことは今でも理解しにくい問題だ。「いったい電子はどのように振る舞い、存在するのか?」1927年の第5回ソルベー会議から、1930年の第6回ソルベー会議にかけて、世界中の著名な物理学者が集まって議論した。 その会議

    第33回ノーベル物理学賞 シュレーディンガー・ディラック「新形式の原子理論」 : サイエンスジャーナル
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    yuiseki 2012/03/11
  • 正体不明の惑星たち“系外惑星”1000個以上!“浮遊惑星”恒星の10万倍? : サイエンスジャーナル

    科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学の疑問を、やさしく解説!毎日5分読むだけで、みるみる科学がわかる! “系外惑星”続々発見 ケプラー (Kepler)は、地球型の太陽系外惑星を探すためにアメリカ航空宇宙局が運用している宇宙望遠鏡である。ケプラーは3年半にわたって10万個の恒星の明るさを測定し、惑星が主星を隠す時に生じる周期的な明るさの変動を検出すること(トランジット法)を目標としている。2009年3月6日に打ち上げられた。 ケプラーは、直径140センチの反射鏡と、その焦点面に設置された9460万画素のCCDカメラであるPhotometerを装備している。ケプラーはこれまで、1230個の系外惑星を発見しているが、今回さらに1000個以上見つかったことが、最新の研究によって明らかになった。 一方、生まれ故郷の恒星系からはじき出され、銀河を漂う“浮遊惑星”が、他の恒星やブラックホー

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    yuiseki 2012/03/08
  • 日本発の技術を輸出せよ!太陽熱発電の方式「タワー・トラフ・ビームダウン」 : サイエンスジャーナル

    科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学の疑問を、やさしく解説!毎日5分読むだけで、みるみる科学がわかる! 主戦場は海外 太陽光の熱で蒸気を発生させタービンを回して発電する「太陽熱発電」。国内では再生可能エネルギーの対象外で認知度は低いが、世界に目を転じると、北アフリカや欧米で大規模プロジェクトが相次ぎ、一気に新エネの主役に躍り出そうとしている。先行する欧米企業に対し、国内企業も独自技術をひっさげ参入を表明。世界を舞台に、新エネの新たな担い手をめぐる競争が熱を帯びそうだ。 日ではJFEエンジニアリングが、太陽熱発電の開発を行っている。JFEの元は日の大手鉄鋼メーカー(高炉メーカー)である。鉄鋼・造船をその源流として、橋梁や沿岸構造物などの鋼構造物分野、パイプラインやLNG基地などのエネルギー関連分野、ごみ処理や上下水処理などの環境関連分野、産業用機械システムと、多様なニーズに応

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    yuiseki 2012/03/04
  • 世界が注目!砂漠で24時間発電!溶融塩を使った“蓄熱式”太陽熱発電! : サイエンスジャーナル

    太陽光より太陽熱 東日大震災による原子力発電所事故の影響で、エネルギー不足が続いている。日では、政府が太陽光発電の導入量を2020年頃に現状の20倍程度にする目標を掲げ、補助金や電力の固定価格での買い取りといった制度を創設した。こうした状況だけを見ていると、太陽光発電こそが再生可能エネルギーの命であるかのように見える。だが、実際は新興国を中心に“太陽熱発電”が脚光を浴び、命視されはじめている。 “太陽熱発電”は太陽光発電に比べて、高コストな太陽電池を使う必要がない、太陽電池より反射鏡のほうが製造・保守の面で有利、エネルギー密度が低い自然エネルギーを利用するのにも関わらずエネルギーの集中が可能、蓄熱により発電量の変動を抑えることが可能で夜間でも稼働できる。 また、火力発電とは違い、二酸化炭素などの温室効果ガス(Greenhouse Effect Gas, GEG)を排出せず環境に良い

    世界が注目!砂漠で24時間発電!溶融塩を使った“蓄熱式”太陽熱発電! : サイエンスジャーナル
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    yuiseki 2012/03/04
  • さまざまな風の種類、春一番など地方風、季節風、ジェット気流、大気循環 : サイエンスジャーナル

    科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学の疑問を、やさしく解説!毎日5分読むだけで、みるみる科学がわかる! 花粉シーズン到来 いよいよ花粉の季節が到来した。私は2月21日頃から、鼻がむずむずしていたが、気象情報会社ウェザーニューズによると、2月27日に、関東の1都6県が格的な花粉のシーズンに入ったと発表した。全国千カ所に設置してある花粉観測機により、関東各地の観測点でこの日までに花粉症の症状が出る飛散量を超えたという。 飛散開始日予測は、一般的には1月1日からの日最高気温の積算値から推測され、関東ではこの値が400℃前後になると花粉飛散が開始すると言われている。関東はすでに400℃は超えているとのこと。今年は厳しい寒さが続いたため、花粉飛散が昨年より1週間遅れているそうだ。 立春を過ぎて、その年の最初にふく、強い南風のことを「春一番」というが、こちらのほうも、寒さのために遅れてい

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    yuiseki 2012/02/28