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ブックマーク / www.ringolab.com (324)

  • 目立つ力 - 情報考学 Passion For The Future

    ・目立つ力 はじめて勝間和代さんのを読んだ。とにかくわかりやすい言葉で話す。何にでも、とっかかりを示して、読者のモチベーションを高める。そして時代の寵児の勢いを存分に感じられるエネルギッシュな新書。 このは主にブログを使った自己実現の指南書だ。パソコン通信時代からの20年に及ぶネットコミュニティでの努力が、2007年くらいからの彼女の人気大ブレイクに実を結んだ。その歴史が「勝間和代ができるまで」として自伝的に語られている。 なぜブログなのか?。 「どのように自分自身をスキルアップし、ほかの人の役立つようになっていくかという、自分の人生戦略を策定していく際に、ブログを日常的に作っていくこと以上に役立つことはありません。なぜなら、ブログはいわば市場での自由競争にさらされているわけですから、そこの中で自分というキャラクターを立て、ほかの人に認知され、かつ交流を持つためには、戦略が必要だからで

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    yuiseki 2013/09/07
  • 音楽好きな脳―人はなぜ音楽に夢中になるのか - 情報考学 Passion For The Future

    音楽好きな脳―人はなぜ音楽に夢中になるのか 認知心理学者、神経科学者であると同時にレコード・プロデューサーとしての異色のキャリアを持つ著者が、音楽を脳はどうとらえているのか、研究成果を一般向けにわかりやすく語る。クラシックだけでなくロックやジャズなどのポップスを研究材料としてしばしば取り上げている。ビートルズやストーンズ、ジミ・ヘンドリクやチャーリー・パーカーが脳にどういう影響を与えるかというなのだ。 音楽の魅力はどこから来るのか?。それは脳にとっての予測可能性と意外性のバランスであると著者は答えている。 「音楽は、期待を体系的に裏切ることによって私たちの感情に語りかけてくる。このような期待への裏切りは、どの領域──ピッチ、音質、音調曲線、リズム、テンポなど──でも構わないが、必ず起こらなければならない。音楽では、整った音の響きでありながら、その整った構成のどこかに何らかの意外性が必要

  • ヤンキー文化論序説 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ヤンキー文化論序説 凄く面白い。これまでスルーされてきた日文化質を見事に突いた気がする。微妙なテーマであり、勇気ある研究フォロワーがどのくらい続くのかが気になるところだが。 五十嵐太郎、宮台真司、都築響一、永江朗ら気鋭の論客達が日の「ヤンキー文化」を真面目に論じた論文集。多くの論者が自分はヤンキー体質ではなくて恐縮だがと前置きをしてから話を始めるのが特徴的である。 横浜銀蝿、BOOWY、矢沢永吉、つんく、SPEED、安室奈美恵、ヒップホップ、工藤静香、浜崎あゆみ、ケータイ小説、暴走族、気志團、YOSHIKI、DJ OZMA、祭り...。日文化の底流に流れる不良的な要素を大衆は愛する。地域の祭りも元ヤンキーの大人達が取り仕切る。 「日人の三大気質はヤンキー、ミーハー、オタクである」とナンシー関は言ったそうだが、このうちカルチャーの"ミーハー"と、サブカルの"オタク"は研究が進ん

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    yuiseki 2013/08/09
  • 加害者家族 - 情報考学 Passion For The Future

    ・加害者家族 連続幼女誘拐殺人事件、神戸連続児童殺傷事件、和歌山毒物カレー事件、長崎男児誘拐殺人事件、秋田児童連続殺人事件、英国人女性殺害事件、地下鉄サリン事件、山梨幼児誘拐殺人事件、名古屋女子大生誘拐殺人事件、死亡ひき逃げ事件、5000万円恐喝事件、子虐待事件...。 凶悪事件の加害者の家族や親戚たちも、相当に悲惨な生活を強いられているという実態を、個々の事件で明らかにする。加害者の逮捕の直後から、家族に対する誹謗中傷、個人情報の流出、私生活の暴露が始まる。そして失職、転居、離婚、高額の損害賠償請求などありとあらゆる不幸が降りかかってくる。あまりの絶望やストレスによって自殺する家族も少なくない。 そして現代において凄まじいのが、インターネットによる個人情報の流出や、2ちゃんねる、まとめサイトなどによる加害者周辺情報の暴走である。「祭り」の「燃料」として投下される加害者の周囲の情報はあっ

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    yuiseki 2013/07/30
  • 孤独の科学---人はなぜ寂しくなるのか - 情報考学 Passion For The Future

    ・孤独の科学---人はなぜ寂しくなるのか 人間の社会的つながりと孤独感に関する、社会学、心理学、医学、脳科学、経済学などのアプローチによる多面的な研究。 「1985年、アメリカ人の代表的サンプルに「心を許せる親友は何人いますか」と尋ねたとき、いちばん多い答えは3人だった。2004年、再び同じ質問をしたとき、いちばん多い答え(全回答の25%)は、ゼロだった。21世紀のアメリカ人の4人に1人が、何でも包み隠さず話せる相手は一人もいないと答えたのだ。」 21世紀に増大する孤独感は、あらゆる不幸の源になるという事実を、多くの研究結果が示している。孤独感を感じている人は、病気になりやすい。集中力や判断力が損なわれる。老いが早まる。社会的な成功と遠ざかる。になりやすい。悪影響のリストは何十も続く。 他人から拒絶された時の脳の反応は、身体的な痛みを感じた時の脳の反応と部位を共有しており、脳にとって寂し

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    yuiseki 2013/07/15
  • 人を呼ぶ法則 - 情報考学 Passion For The Future

    ・人を呼ぶ法則 元経済企画庁長官の堺屋 太一は、通産省時代に日万国博覧会を成功させたことで知られる。大阪で開催された万博の入場者数は6422万人で、日人口の6割相当が訪問したことになる。まさに日を代表するイベントプロデューサーは、イベントをこう定義している。 「臨時的な装置と演出によって 非日常的な情報環境を創造し、 多数の人に対して 通常では感じられない心理的肉体的な刺激を与え、 特殊な情報伝達状況を生み出す」 臨時的、非日常性、多人数対象、心理的肉体的刺激、情報伝達がポイントだ。成功したイベント、失敗したイベントを取り上げて何が間違っていたか、批評する。 それにしても国民の6割の来場者数は凄い。万博は後半の入場者数の加速があったそうだが、そこには日人の集団心理があったのではないかと分析あれている。社会科学の実験で「みんな持ってるよ」「みんなべてるさ」の「みんな」とは5%のこと

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    yuiseki 2013/05/12
  • 集合知とは何か - ネット時代の「知」のゆくえ - 情報考学 Passion For The Future

    ・集合知とは何か - ネット時代の「知」のゆくえ 感動した。やはり西垣通は凄い。バズワードともいえるくらい広まっているが、定義がなく諸説入り乱れる集合知を、日の情報学の権威が整理してくれた。集合知がなぜ有益なのか、論理的な根拠が大切だとして、基としての式が示されている。大勢が知恵を集めると誤差が減るのだ。 集団誤差=平均個人誤差 ー 分散値 だから「推測を行うメンバーのそれぞれの推測モデルの質がよいこと、しかも多様な推測モデルが用いられることが、集合知によって正解がえられる条件にほかならない」。文殊の知恵が起こる条件を示している。 人間は世界についての知識を外部から獲得するのではなく、世界のイメージを「内部でみずから構成していく」。心は当は閉じている。私の赤とあなたの赤が同じ保証はない。生命はオートポイエーシス自己創出系だ。だから、一人称の視点から三人称の客観知をいかに導けばよいのだ

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    yuiseki 2013/05/12
  • まんがで読破『カーマ・スートラ』『死者の書』『我が闘争』 - 情報考学 Passion For The Future

    古典を漫画文庫で知る「まんがで読破」シリーズ。創刊の頃は、古典は原典にあたるべきであって、漫画であらすじを知るなんて邪道だと思っていたのだが、刊行が進み、何十冊も棚に並ぶ壮観な様子にちょっと手に取ってみた。あれ、これよくできているじゃん...。見直しました。 ・カーマ・スートラ (まんがで読破) 古代インドでは人生の目的をダルマ(法)、アルタ(利)、カーマ(愛)の3つにわけて特にカーマについて論じた愛の経典がカーマ・スートラ。異性を誘い夢中にさせる性愛の技術が体系的に論じられている、というのは知っていたが、具体的に何が書いてあるのかまでは知らなかったわけで、いやあ、これは凄い(笑)。 ・死者の書 (まんがで読破) 古代エジプトでは紀元前1500年頃から死者を埋葬する際に「死者の書」を棺に入れるようになった。そこには死者が冥界で道に迷ったり、悪霊に襲われたときに、身を守る呪文が書かれていた

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    yuiseki 2013/05/02
  • gooラボ ネットの未来プロジェクト NTT R&Dフォーラム2013 ブロガーミーティング - 情報考学 Passion For The Future

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    yuiseki 2013/02/21
  • 人間仮免中 - 情報考学 Passion For The Future

    ・人間仮免中 感動したコミック。大傑作。 卯月妙子(うづき・たえこ)の自伝的近況報告的な漫画。 「1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働く。排泄物や嘔吐物、ミミズをべるなどの過激なAVに出演。カルト的人気を得る。その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、自傷行為、殺人欲求等の症状のため入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける。さらに自伝的漫画『実録企画モノ』『新家族計画』(いずれも太田出版)を出版し、漫画家としても活躍」 という過激なプロフィール(これ以外にもステージ上で首を切って自殺を図ったり、立派な彫り物を背負っていたり...)の女性漫画家が、居酒屋で趣味があった還暦過ぎじじいのボビーに交際を申し込む。3度結婚に失敗しているが、人格的にも経済的にも余裕のある大

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    yuiseki 2013/02/06
  • 帝国ホテルの不思議 - 情報考学 Passion For The Future

    ・帝国ホテルの不思議 帝国ホテル120周年。打ち合わせや宿泊で使う人、とても面白いなのでおすすめ。 VIP担当の部署「プロトコール」 「国連のアナン事務総長をお部屋へご案内するとき、急に早足で私を追い抜こうとされるので、先導する役のプロトコールがうしろを歩くのはぐあいがわるいですから、あわてて抜かれまいと早足に(笑)。するとさらに早足で歩かれて、お部屋の前に到着したときに、「いい運動になったよ」と肩をたたかれました(笑)。」 電話オペレーター 「お客様ってほとんど、第一声にキーワードをおっしゃるんです。その最初のキーワードを絶対に聴き逃さないようにしないと。お客さまとの誤解があったりして何かのミスにつながるのが、最初のキーワードを聞き逃していたことにはじまっているっていうケースが多いんです。」 メインのレストラン「レ セゾン」 「外国の方は99%、コースを注文されないですね。前菜とメイン

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    yuiseki 2013/02/01
  • [図解] 電車通勤の作法 - 情報考学 Passion For The Future

    ・[図解] 電車通勤の作法 片道2時間の電車通勤を30年間続けた「電車通勤士」による電車通勤の作法。 「なにかと試練の多い電車通勤が少しでも楽になれば、日の「総ストレス量」は随分と減るはずです。では、快適な電車通勤を実現させるにはどうしたらいいのでしょう? その答は、武道の理念に通じます。大袈裟と思うかもしれませんが、そんなことはありません。合理的に体を運用して「柔よく剛を制する」のです。」 正しい車両選び、列の待ち方、スマートな着席法、眠り方、ボックスシートの作法、立ち位置、ICカードの正しいタッチの仕方など、電車のあらゆるシーンにおけるノウハウや推奨マナーがまとめられている。 知らなかったのは電車内の上座と下座。ロングシートの場合、2人がけシートの場合、ボックスシートの場合と、身分に応じた席次がそれぞれ解説されている。進行方向、窓際が上位なのはわかるが、それ以外の2位、3位、4位の順

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    yuiseki 2013/01/22
  • 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 - 情報考学 Passion For The Future

    ・20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 著者のティナ・シーリグはシリコンバレーの中心に位置するスタンフォード大学で、学生に起業家精神を教えるアントレプレナー・センターのエグゼクティブ・ディレクター。「機が熟すことなどない」「早く何度も失敗せよ」「及第点でなく最高を目指せ」「ルールは破られるためにある」。集中講義を書籍化した書は、たとえ20歳でなくても、挑戦心を焚きつけられるメッセージがいっぱい見つかる。 スタンフォード大のようなエリート養成校で、こうした「異質なこと」をする能力を魅力的に教えるコースがあるということが、アメリカのイノベーション創出能力(アップルやグーグル)の源泉にあることは間違いない。 情熱とスキルと市場が重なり合うあなたにとってのスウィートスポットを探せ、という。それは趣味仕事の境がない世界。「ライフワークバランス」なんていう軟弱発想とは無

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    yuiseki 2013/01/14
  • 無趣味のすすめ - 情報考学 Passion For The Future

    ・無趣味のすすめ 薄いけれどもぐっとくる。村上龍の箴言集。感銘した箇所を3カ所コメント付きで紹介。 3位 「現在まわりに溢れている「趣味」は、必ずその人が属す共同体の内部にあり、洗練されていて、極めて完全なものだ。考え方や生き方をリアルに考え直し、ときには変えてしまうというようなものではない。だから趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに、人生を揺るがすような出会いも発見もない。」 何事も真剣にやったらプロになる。趣味の世界に物はないということ。昨日、友人に橋さんの趣味って?と聞かれ「ブログ...」と答えてしまったが、いいんですよ、私はプロのブロガーになるんだから。出会いも発見もあります。 2位 「「好き」は理性ではなくエモーショナルな部分に依存する。だからたいていの場合、当に「好きなこと」「好きなモノ」「好きな人」に関して、わたしたちは他人に説明できない。なぜ好きなの?どう好

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    yuiseki 2012/12/12
  • MAKERS―21世紀の産業革命が始まる - 情報考学 Passion For The Future

    ・MAKERS―21世紀の産業革命が始まる 日のメーカーの人たちはこれを読んで何を思うだろうか?。 『フリー』『ロングテール』のクリス・アンダーソンが書いた次世代のトレンドは21世紀のメーカー革命。コンピュータと3Dプリンターによって製造手段が民主化し、クリエイティブな人々が、これまで大企業でなければ生産できなかったような"モノ"をつくり始めると予言する。 「有能な少数の人々がインターネット接続とアイデアだけで世界を変えるというイメージは、製造業にも当てはまるようになってきた。」 ネットによって需要のロングテールが実現された次は、供給のロングテールへと向かうという点で著者のビジョンは前著からちゃんとつながっている。 「これまでの10年は、ウェブ上で創作し、協力する方法を発見した時代。これからの10年は、その教訓をリアルワールドに当てはめる時代。」 製造手段を支配するものが権力を持つ時代が

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    yuiseki 2012/11/29
  • フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる - 情報考学 Passion For The Future

    ・フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる 脳神経外科医が現代人の脳に起きている異変を語る。 「それが良いことなのか悪いことなのかはともかくとして、私たちはインターネットをあまりにも便利に使うことによって、日常生活の中で、知識を得るまでのプロセスに多様性や複雑さをなくし、思い出す手がかりのない記憶をどんどん増やしてしまっているようなところがないでしょうか。そのために「知っているけど思い出せない」ということが増えた。」という著者の指摘に考えさせられる。 パソコン任せ、インターネット任せの生活は、私たちをさまざまな面倒から解放した。検索すれば容易に情報が見つかる。気になるページはブックマークしておけばよい。わざわざ記憶しなくなった。人にURLを送りつければ自ら説明する手間が省ける。だから内容を深く理解しておく必要もない。脳の負担が減って楽になる=ITを使いこなしている=良いことと考えがちだ。

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    yuiseki 2012/11/26
  • バースト! 人間行動を支配するパターン - 情報考学 Passion For The Future

    ・バースト! 人間行動を支配するパターン 人間がメールを送受信する、ウェブにアクセスする、プリンターに何かを出力する頻度には共通パターンがある。図書館を借りるパターン、電話をかけるパターン、写真を撮るパターン、病院にいくパターンも同じだ。 「どういう種類の人間行動を調べてみても、つねにバーストのパターンがあらわれた。長い休止期間のあとに、短い集中的な活動期間が続く」 著者が発見したのは人間の行動がベキ法則にもとづくという事実と、人間が行動に重要度による優先順位をつけて生活しているという事実だ。このふたつのパターンを解析すると、従来は予測不可能と思われていた人間行動を、高精度で予測できる可能性がでてくるというのがこののテーマだ。 たとえば実験によれば、大抵の人間は、朝の居場所がわかっていれば午後の居場所を90%の精度で予測ができるという。普通の人間は同じパターンを繰り返しているからだ。

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    yuiseki 2012/11/11
  • Passion For The Future: 付箋紙メモとWikiが組み合わさったビジュアル情報管理アプリのWema

    付箋紙メモとWikiが組み合わさったビジュアル情報管理アプリのWema スポンサード リンク 付箋紙メモとWikiが組み合わさったビジュアル情報管理アプリのWema 変なもの(wema) http://www.mikihoshi.com/wema/ これは荒削りなところもあるけれど、面白い。 Blogと並んでWikiは、Webベースのコンテンツ管理システムとして大変優れていると思う。だが、Blogほど一般に普及しないのは、初心者が、一見して使い方が分かりにくいインタフェースにあるのではないかと思っていた。 このWemaは、ペタペタと画面上の好きな場所に付箋を貼り付けて、位置や色や線でメモをグルーピングできる。Webベースなので、複数人数で利用できる。グループでアイデアを出し合うためのテーブルとしても活用できそうだ。 WemaはWebサーバ上で動作するCGIアプリケーション。動作環境としては

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    yuiseki 2012/11/03
  • デザインのデザイン - 情報考学 Passion For The Future

    ・デザインのデザイン 2004年にサントリー学芸賞を受賞した武蔵野美術大学 原研哉教授のデザイン論。 デザインとは何かという問いに対して、著者は単一の答えを出すのではなく、戦後の世界や日のデザインの歴史を振り返って、産業革命からバウハウス運動を経てポストモダンまでのデザインのさまざまな考え方を示す。それは「不器用な機械生産に対するアンチテーゼ」であったり、生活という「生きた時間の堆積」が磨きあげるカタチであったり、独創的な省略であったり、情報の建築であったりする。 デザインを考える中で「欲望のエデュケーション」というキーワードがでてくる。これはデザインにおいて、悪化が良貨を駆逐する現象のことだ。発展途上国からデザイナーズブランドが生まれない理由でもあるなあ。 「センスの悪い国で精密なマーケティングをやればセンスの悪い商品がつくられ、その国ではよく売れる。センスのいい国でマーケティングを行

  • つぶやきが多さを濃淡で表すテレビ番組表 実況テレビ番組表みるぞう - 情報考学 Passion For The Future

    tuneTV、wiz.tv、テレViewingなど、テレビ番組についてのつぶやきの多さを、各局別でリアルタイムにグラフ化するアプリが増えてきた。これもそれ系のひとつだが、折れ線や棒グラフではなく、色の濃さで表すインタフェースになっている。地デジとBSに対応。 ツイッターへつぶやく機能もある。自動的に番組のタグが付加される。タグがついていないと、多くのふぉろわーには何についてのつぶやきなのか謎になるので、結構これは重要だ。 なおこのアプリはつぶやきを読むだけでなくて、実用的なテレビ番組表として使える。ニフティが開発しており今後の進化が期待できそう。