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ブックマーク / agnozingdays.hatenablog.com (10)

  • 実践要件定義入門 - 勘と経験と読経

    最近ネットを見ていると要件定義入門的な記事とか、あと要件定義は不要みたいな記事が目についたので思ったことを書いてみる記事その2。ITシステム開発における要件定義に関するあれこれ。記事には前編があります。 目次 要件定義以前 要件定義の進め方 IPAユーザのための要件定義ガイドをベースにする 決め過ぎない 機能を定義するのではなく、機能要件を定義する 関係者をすべて洗い出す 利用者マニュアルの目次が作れるようになっているか ビジネス要件定義 前提事項、制約事項とリスクを定義する 優先順位の決定を忘れずに システム化要件定義 不安定な要件を構造で支える おまけ:記事の元ネタ 要件定義以前 要件定義というプロセスが当に必要なのか、ということなどは以下の記事に書いたので省略。 実践要件定義入門以前 - 勘と経験と読経 要件定義の進め方 IPAユーザのための要件定義ガイドをベースにする 前編に

    実践要件定義入門 - 勘と経験と読経
  • 実践要件定義入門以前 - 勘と経験と読経

    最近ネットを見ていると要件定義入門的な記事が目についたので思ったことを書いてみる記事。ITシステム開発における要件定義に関するあれこれ。 【2023/10/10追記】続編の記事を書きました。実践要件定義入門 - 勘と経験と読経 目次 要件定義に関するおすすめ書籍 その要件定義は必要か 要件は決められるのか 要件定義をすることがルールで定められているから要件定義をする必要がある 要件は定義できるのか 現行の業務マニュアルをベースに要件定義をするつもりのあなたへ 現行システムをベースに要件定義をするつもりのあなたへ 外部業者を呼ぶ前に考えるべき事 どこから外注するかを考える 要件定義の作業期間を見積もる 要件定義に関するおすすめ書籍 この後に何度も引用することになると思うので、最初に要件定義のおすすめ書籍を紹介しておく。と言っても紹介するのは1つだけだ。 ユーザのための要件定義ガイド第2版 作

    実践要件定義入門以前 - 勘と経験と読経
  • 要件定義を専門でやる技術者(Requirement Engineer)に関する雑感 - 勘と経験と読経

    タイムラインに流れていた『もう発注側企業に要件定義能力はないので、要件定義を専門でやる技術者(Requirement Engineer)が世界でも日でも出てきている』という話に関する極めて個人的な雑感。あるいは記憶のダンプ。 b.hatena.ne.jp 要件定義を専門でやる技術者(Requirement Engineer)の話はいつか来た道 要件定義を専門でやる技術者という話は新しい話ではなく、ゼロ年代後半から議論がされていたものである。 ゼロ年代後半というと、SIerを中心にわりと適切なプロジェクトマネジメント方法論が普及しはじめて、「要求された通りのシステムは開発できるようになってきた」という時代だ。 一方で「システムは開発できるが、要件定義がゴミだと、完成するシステムもゴミ」という問題が残っていて、要件定義の高度化や専門家育成の議論があったのだ。 要求開発~価値ある要求を導き出す

    要件定義を専門でやる技術者(Requirement Engineer)に関する雑感 - 勘と経験と読経
  • 「Docs for Developers」を読んだ - 勘と経験と読経

    最近知った興味深いPodcast e34.fm で紹介されていたので興味を持って読んでみた「Docs for Developers: An Engineer’s Field Guide to Technical Writing」に関するメモ。 2023/3追記:翻訳されたようだ。ユーザーの問題解決とプロダクトの成功を導く エンジニアのためのドキュメントライティング e34.fmwww.oreilly.com この記事の目次 「Docs for Developers」はどんななのか 全般的な感想 各章に関する覚え書き Front Matter Chap 1. Understanding your audience Chap 2. Planning your documentation Chap 3. Drafting documentation Chap 4. Editing docum

    「Docs for Developers」を読んだ - 勘と経験と読経
  • リアルプロジェクトの進め方としての「Team Geek」 - 勘と経験と読経

    読書メモ。「Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか」を読んだ。リアルプロジェクトの進め方として興味深いである。Googleにおける仕事の仕方がかいま見える点も面白いんだけれども、書いた人が「オープンソースソフトウェアの育て方」の筆者と同じSubversionプロジェクト出身という点に興味を引かれる。 Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか 作者:Brian W. Fitzpatrick,Ben Collins-SussmanオライリージャパンAmazon O'Reilly Japan - Team Geek でPDF版も購入できる。私はこちらを買った。mobi版が無いのが無念。 リアルプロジェクトの進め方としての「Team Geek」 書を自分は「リアルプロジェクトの進め方」に関するとして読んだ。 バーチャルに対

    リアルプロジェクトの進め方としての「Team Geek」 - 勘と経験と読経
    yuiseki
    yuiseki 2014/05/11
  • いまさら「ドメイン駆動設計」を読み終えた - 勘と経験と読経

    今さらなのだけれども、「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)」を読んだ。仕事で活用できるかと問われると微妙だけれども読んで良かった。避けていたのはいろいろな誤解があった。複雑なソフトウェアを作る為の考え方。 エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践) 作者:エリック・エヴァンス発売日: 2011/04/09メディア: 大型 Eric EvansがDDDのアイデアを著書のドラフトというかたちでWeb上で公開し始めた2002年以来、この知恵の書は多くの識者の間で話題の中心となり、「徹頭徹尾有用な書籍(most thoroughly useful book)」とまで評された。記述されている内容の一言一句すべてにおいて役に立つことしか書かれていない、と賞賛

    いまさら「ドメイン駆動設計」を読み終えた - 勘と経験と読経
  • 「システム設計の謎を解く」を読みながら設計について考える - 勘と経験と読経

    書籍モニターキャンペーンに当選したので、今月末に発売予定の書籍「システム設計の謎を解く」を読み始めた。まだ全部は読み終わっていないのだけれども、設計に関して考えた事について。 システム設計の謎を解く 強いSEになるための機能設計と入出力設計の極意 作者:高安 厚思SBクリエイティブAmazon良書の予感(いま3章まで読んだところ)。 ソフトウェアの設計を「考える」 最近の風潮では(あくまで個人的感覚だが)なんというか「設計」は軽視されがちだ。 アジャイル開発のメジャー化に伴って、プログラミングを中心とした方法論やプラクティスは割りと注目されている。 SIerを中心に以前としてあるプロジェクトマネジメントや、要求管理は引き続き注目されている(ような気がする)。 他に、運用関連やテスト(プロセス)関連も割りと話を聞くような。 来はソフトウェア開発のど真ん中にあるべき「設計」に関する話題で盛り

    「システム設計の謎を解く」を読みながら設計について考える - 勘と経験と読経
  • 「システム設計の謎を解く」の感想 - 勘と経験と読経

    書籍モニターキャンペーンに当選してプレゼントいただいた書籍「システム設計の謎を解く 強いSEになるための機能設計と入出力設計の極意」を読了したのでその感想など。自分にとっては恐ろしいほどに有用なだった。ただひたすらにソフトウェア開発の基設計について考える。 以前に書いた記事はこちら 「システム設計の謎を解く」を読みながら設計について考える - 勘と経験と読経 アジャイルフリーでテクノロジーフリーな基設計の 書は一言で言うとそんな感じ。 要件定義の領域は扱っていない(ただし、基設計の前にやるべき事は整理されている) アプリの基設計が中心でアーキテクチャ設計は軽く触れる程度 詳細設計についても範囲外 オブジェクト指向設計については軽く触れる程度 アジャイル開発も触れる程度 この割切り(?)は顧客の立場に立って考えるととても実践的だと思う。 顧客の立場からすると アーキテクチャの

  • アジャイルとデータモデル、DB進化設計のこと - 勘と経験と読経

    「「データモデルなきアジャイル」の危うさ: 設計者の発言」を読んで考えたこと。業務ソフトウェアの開発において、データベースを進化設計するのは厳しいと思っている。確かに技術的にはDBをリファクタリングしていくアプローチは可能だけれども、今のところは現実的な選択肢としては考えにくい。それではどうするか。 データモデルなしでアジャイルを始めてはいけない。少なくとも、DB全体の設計妥当性に関する何らかの担保がないままでアジャイルを強行してはいけない。DB構造の劣悪さゆえに企業活動の変化や発展に追随できない業務システム――皮肉にもそういうアジリティに欠けたシロモノをまたぞろひり出すことになるからだ。 「データモデルなきアジャイル」の危うさ: 設計者の発言 データモデルは単なるDB構造の話ではない 扱うビジネスの内容や範囲によるけれども、データモデルやDB構造は単なる記憶装置では無く、企業の資産である

    アジャイルとデータモデル、DB進化設計のこと - 勘と経験と読経
    yuiseki
    yuiseki 2012/09/03
  • アジャイル手法によって生産性が上がりプロジェクトは成功するか?(いいえ) - 勘と経験と読経

    ソフトウェア開発におけるアジャイル手法の適用が話題になっている。生産性が格段に向上した事例や、従来手法に比べて成功確率が上がったというレポートも出ている。では、あなたの(わたしの)プロジェクトにも導入すべき? その判断はちょっと待ったほうがいい。 アジャイル手法とウォーターフォール型開発の比較とバランスについて論じた書籍『アジャイルと規律』では、アジャイル手法と既存手法の比較資料について下記のように評している。 人は失敗より成功を報告する傾向にある。 先駆的プロジェクトは、新しい手法をいち早く取り入れる、かなり有能な人によって実施されている。 先駆的プロジェクトにはホーソン効果が働いており、注目を浴びている間は非常に素晴らしい成果を上げることができる。 これらのプロジェクトは過去の特に効率が悪かったプロジェクトと比較されている。 アジャイルと規律 ~ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバ

    アジャイル手法によって生産性が上がりプロジェクトは成功するか?(いいえ) - 勘と経験と読経
    yuiseki
    yuiseki 2012/03/05
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