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ブックマーク / satetsuginokikakuha.hatenablog.com (41)

  • オール新人SF短篇集「原色の想像力」レビュー - さて次の企画は

    第一回創元SF短編賞に応募されてきた作品で最終候補に残った作品のうち9作と、第一回創元SF短編賞を受賞した松崎有理さんの受賞後第一作を収録した『原色の想像力』が刊行された。 で、読後感想をほとんど書き上げたところで、下書きが消えてしまったので再度書きなおし。泣きそうである。 原色の想像力 (創元SF短編賞アンソロジー) (創元SF文庫) 作者: 大森望,日下三蔵,山田正紀出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2010/12/18メディア: 文庫 クリック: 37回この商品を含むブログ (22件) を見る 先入観なくこんな形式で短編を読める機会などは滅多にないですね。当に面白い企画だと思います。 で簡単にレビューなどを書いてみます。 ◆うどん キツネつきの:高山羽根子(第一回創元SF短編賞 佳作) パチンコ屋の裏で不思議な生き物を拾って、その生物をペットとして飼い始めた三姉妹と家族の生活

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    yuiseki
    yuiseki 2010/12/28
  • 小川一水の新作単行本「煙突の上にハイヒール」。 - さて次の企画は

    光文社の小川一水の単行「煙突の上にハイヒール」が、小川さんの新しい可能性を開いてくれそうで面白い。 煙突の上にハイヒール 作者: 小川一水出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/08/20メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 85回この商品を含むブログ (63件) を見る 発売直後に購入して、ずっと書店購入のカバーを掛けていたのだけれども、それをハズして机の上に置いておくと、色んな人から 『森見登美彦の新作かと思ったら、小川一水の新作だった』 とか言われる。まぁ確かにその通りの感じではある。 小川一水の単行はすでに四冊目だけれども、その中でも結構異質な感じだ。 天涯の砦 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 小川一水出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/01/24メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (58件) を見る 妙

    小川一水の新作単行本「煙突の上にハイヒール」。 - さて次の企画は
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    yuiseki 2009/09/02
  • 春に続き、秋冬のライトノベル編集者の異動・更迭が激しすぎる件 - さて次の企画は

    去年からライトノベル編集者の異動・更迭があまりに多いので、ちょっとビックリしている。 【分かる人にだけ分かるように書いております】 この春の異動や離職もすごかったけれども、秋を過ぎてからの異動も、ちょっと予想の斜め上を突き進んでいる感じで軽い衝撃を覚えております。 それに病気で倒れる方が多いのも気になるところである。昨年、私の友人のラノベ編集者が相前後して昏倒し、肝を冷やしていたのだけれども、先週は某ラノベ文庫編集部の編集長が、あの若さで鬼籍に入られてしまい、さすがに足元から冷水に飲み込まれるような嫌な感じで吐きそうになった。みんなワーカーホリック過ぎる(俺もだけど)。 なんでこんなに異動が多くなったかというと、単純にラノベの売上が急激に落ちているからなんだよね。 いや、まさに釣瓶落とし それがあちこちでスゴイ軋みを起こしていて、半期毎の人事異動や無茶なメディアミックス(苦笑)という形で表

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    yuiseki 2008/12/09
  • アーサー・C・クラークも泣く小室哲哉逮捕。 - さて次の企画は

    小室哲哉って、アーサー・C・クラークの大ファンだったんだね。追悼特集にコメント寄せるかもとか思っていたのだが、さすがにそんなことなかったか。 Wikipediaの小室哲哉の項目には結構知らなかったことが掲載されていて面白い。 漫画・アニメ・SFに造詣が深い。高校時代にはアーサー・C・クラークを敬愛し、2001年には世間的な評価が低かった劇場版ファイナルファンタジーにも賛辞のコメントを呈している。また、さくらももこの携帯公式サイトを短いサイクルで確認し、実際に人にあった際「僕はキャラは友蔵に近いんですよ」と話したという。そして最近はケロロ軍曹のファンを公言しており、自身のブログでも時折口調を真似る等、守備範囲は幅広い。 これが「幼年期の終わり」の動画かな? 『幼年期の終わり』の英名をTMのアルバムタイトルに引用、その後『RENDEZ-VOUS '98 ELECTRONIC NIGHT』で共

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    yuiseki 2008/11/04
  • 2008-06-22

    いきなりだが、あなたの好きな宇宙戦艦はなんだろうか? まぁ、宇宙戦艦とか聞くと大抵「宇宙戦艦ヤマト」になったりとか、あるいは「エンタープライズ」辺りになるかな? もし君の心に中に好きな宇宙戦艦があったら絶対に見逃せないのが、来年、あの鉄騎チームが作るというSF戦艦RPG「無限航路(仮)」である。 公式サイト無限航路(仮題) 無限の、宇宙へ。 宇宙戦艦を、造ろう。 自分の思いのままに、自分だけの船を造り上げて、広い宇宙に旅に出よう。 なんというの……心の中の宇宙戦艦って感じ? イイ響きだなぁ 【DS】「無限航路(仮題)」ディテールにこだわったSF大河RPGがDSに登場 | ゲーム情報!ゲームのはなし 「無限航路(仮題)」(ディレクターは「鉄騎」の河野氏) セガ/DS/RPG/2009年発売予定/価格未定 見果てぬ大宇宙を冒険するSF大河RPG。 河野氏の独創性と、ディテールに対するこだわりが

    2008-06-22
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    yuiseki 2008/06/22
  • もう人類補完機構しかねぇ! - さて次の企画は

    とか酔っぱらった頭で思った。なんか予防線を張りまくっているうちにみんなが「ありゃ?」と思う方向にずれていっているような……。 いやアレは風聞で喧嘩しているように見えて実はヴォマクト姉妹なんですよ。 とりあえず関連として、佐々木譲と小野不由美をひっぱり出して読んでおくか。青臭くSFチックに走るのは嫌いではないのだけれども、どちらかというとそれはマクロ視点でのバックアップ案にしかならんのではないかと思ったりもする。となると個々への即効性ある指標という観点では、小さなロマンティシズムの再生と、個々への成熟をもたらす教育にかけた方が、コスト的には合う気がするんですが、酔っぱらった頭で考えているので、このあたりはまた明日にでも。 笑う警官 (ハルキ文庫) 作者: 佐々木譲出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2007/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 39回この商品を含むブログ

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    yuiseki 2008/05/26
  • 2008-03-03

    なんか忙しすぎて当に体が限界なんですが、JAXAに取材に行ってきました。3月11日にスペースシャトルで打ち上げられる予定の「きぼう」の取材ね。 第一弾で打ち上げられるのは与圧力部の倉庫にあたるとこなんだけど、色々と興味深い話が聞けて面白かった。当はもっと専門的なことも聞きたかったんだけど、他の人を置いてけぼりにしてしまってもしょうがないのでここは我慢。 広報の白石氏より天文学の知識を記したトイレットペーパーの宣伝をしてほしいと頼まれたので宣伝。 【Astronomical Toilet Paper】 天文学とプラネタリウム 『密室から宇宙へ:ATP計画』(星ナビ連載より) 一味違った宇宙の楽しみ方を提案していく天プラ連載の2回目は、生活に密着したとある空間の中で、時間空間ともに広大な宇宙へ思いを馳せていただけるプロジェクトの紹介です。 その名も"ATP(Astronomical Toi

    2008-03-03
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    yuiseki 2008/03/03
  • テッド・チャンの弁ではSFじゃないが、魔乳秘剣帖2巻は伏線満載で面白い。 - さて次の企画は

    SFマガジン1月号に掲載されたテッド・チャンのインタビューに依ると、 魔乳秘剣帖はどう定義してもSFではない (テッド・チャンの定義) のだけれども(どういう枕だ)、メッサ面白い。 よしながふみの「大奥」だけじゃ駄目! 山田秀樹「魔乳秘剣帖」は時代小説ファンも必読の傑作 - さて次の企画は にも書いたんだけれども、1年に1回よしながふみの「大奥」と「魔乳秘剣帖」が読める年初は最高だな 2巻に至っていよいよ魔乳一族の全貌が分かってきた感じで、これは必読のコミックとなりつつある感じ。 江戸城にまだ天守閣があるあたりとか、なんちうか時代考証もしっかりしていそうな感じで興味深い。 おっぱい時代劇コミック 「魔乳秘剣帖」 2巻も「おっぱい」たくさん - アキバBlog 魔乳秘剣帖(2) (TECHGIAN STYLE) 作者: 山田秀樹出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/02/2

    テッド・チャンの弁ではSFじゃないが、魔乳秘剣帖2巻は伏線満載で面白い。 - さて次の企画は
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    yuiseki 2008/02/27
  • 「サーバーは衛星軌道がいいか」 ゲーム開発ではなくコンピューター開発者であった久夛良木健の栄光と没落の軌跡が分かる良書が登場! - さて次の企画は

    【このはムチャクチャ色んな話題があるので一度にアップできないためちょっとづつ改訂してきます】 乙木はある時期からちょっとソニー嫌いになったのだけれども、PlayStation1のころはむしろソニーが好きだった。ふり返ってみると気分的な転換は久夛良木健がソニー社の副社長になる前あたりからかもしれない。 とはいえ、ゲーム屋さんでもあった乙木からすると、PS2開発機材を前にしては色々と企画を動かしていた頃はとにかく興奮したし、すごく久夛良木体制に期待してもいた。そんなちょっと昔の感情を呼び起こされる画期的な良書『美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ)』が発売された。 美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ) このを読むと「久夛良木健というなエンジニアが何に駆動されていたのか」と言うことがよく分かる。 当時、ソニー社長

    「サーバーは衛星軌道がいいか」 ゲーム開発ではなくコンピューター開発者であった久夛良木健の栄光と没落の軌跡が分かる良書が登場! - さて次の企画は
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    yuiseki 2008/02/23
  • 茂木健一郎はすでにトンデモ科学者化している! - さて次の企画は

    今まで乙木がずっと分からなかったことの一つに「茂木健一郎」ってのがいたんだけど、この間、ようやく自分の中で整理がついた。 今まで茂木健一郎と乙木との関わりというのは、せいぜいTV番組に登場するのを見るぐらいだったのだけれども、なんというか「いかがわしさ」が満載なので困っていた。 なんだろう、常日頃、科学者の話を聞いた時に感じる「自分の知らない科学分野の知に触れた」とかいうのではなくて、「なんかこれを理解したら、明らかに間違った領域に足を踏み込んでしまうんじゃないか??」といったようなエンターテインメントチックというか、変な感じのいかがわしい科学の衣をまとっているんだよね。たとえばそれはタキオン健康法とか、マイナスイオンゲーム脳とかみたいな。 きっかけはサイエンスライターのSさんにお会いして、色々と話をうかがった時に茂木健一郎の話題をだしたことだ。 乙木「ところで、私は茂木健一郎さんの言っ

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    yuiseki 2008/02/07
  • 2007-06-26

    CIAが冷戦時代に行っていた非合法活動計画書が公開されるとのこと。 日経済新聞 CIAの非合法活動の報告書公開へ 【ワシントン=共同】22日付の米紙ワシントン・ポストは、要人暗殺計画や盗聴など米中央情報局(CIA)が1950―70年代に行った非合法活動に関する報告書が機密解除され、来週公開されると報じた。数百ページの報告書には、カストロ・キューバ国家評議会議長の暗殺計画の詳細などが含まれるとみられる。 同紙によると、報告書には(1)ベトナム反戦運動の闘士として名をはせた女優ジェーン・フォンダさんらを対象にした私信の極秘開封(2)ジャーナリストの電話盗聴、行動監視(3)民間人に対する試験的薬物投与――など、法律で禁じられるCIAの国内情報活動の実態も記されている。 ヘイデンCIA長官は「(非合法活動が)あからさまに書かれているが、それもCIAの歴史だ」と述べ「世界最強の情報機関」の暗部に光

    2007-06-26
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    yuiseki 2008/02/03
  • 小学館のデスノートパクリ編集は、ヘソ噛んで東京マンガカルテットに教えを請え! - さて次の企画は

    更新できないけど、死んでません! なんかすげぇ久しぶりにコンビニ行ったよ、そしたらこんなことになってるし。 痛いニュース(ノ∀`) : 「デスノート」に酷似(?)した漫画がサンデーで連載開始 - ライブドアブログ いや、マジでスゴイよ。コレ……。 伊坂原作といい、如何に週刊少年少年サンデーが迷走しているかがよく分かる。こんな頭悪い漫画を載せてどうする! 絶対、この担当編集は「ハルノクニ」の担当編集に違いない! 同じレベルで頭が悪い! あのさぁ…週刊少年サンデーは頭良くなきゃ行けないワケよ。基的に。一番、時代の最先端を書いているのが不良マンガの「お茶にごす。」ではマズイだろう、いくら何でも。 ところがサンデーは頭が悪くなりすぎてる。何より編集が頭悪い。 東京マンガカルテット*1(円城塔、桜坂洋、新城カズマ、東浩紀)あたりを原作者にを呼んで教えを請え! で、それを宇野常寛が高橋留美子と押井守

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    yuiseki 2007/12/13
  • 週刊少年サンデーと革命漫画の系譜 - さて次の企画は

    昨日の続き。 サンデーって頭の良い子御用達だから、暴力漫画は少ないんだけれども、「若い子の暴力衝動のガス抜き」として、《革命漫画》《武術漫画》というのが延々と続いてきたと思う。 頭の良い男子の欲望を 暴力衝動→社会革命マンガ 性欲衝動→脱臭されたラブコメ ってな感じで、上手く回避していたんだよね。前者に最も適応していたのが、原作者・雁屋哲なんだけど。社会変革の暴力みたいな感じで、暴力装置を許容していたんだよね。 ところが、それが決定的に変わったのが、西森博之「今日から俺は!!」なんだよね。 あそこから「ソーシャル・レボリューション」から「マイ・レボリューション」になっちゃった。 あと「拳児」あたりかなぁ? 西森のセンスの良さは異常だ。 この昭和末期から平成初期の「頑張れソング」とも呼応しているんだろうけど。中曽根政権と昭和天皇崩御あたりも関係しているのかも知れない。 で、それ以後から、かろ

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    yuiseki 2007/12/13
  • 2007-10-18

    なんか、いきなりアクセス数が爆発したから何事かと思ったら、動画ファイルナビゲーターからアクセスしてからみたい。 面白話題だったので再掲載する。 この動画も面白い……が、MITとしてどうなんだと思うが(笑) もうニュース的には去年の11月の話なのだけれども、アメリカのマサチューセッツ工科大学に「ゼルダの伝説」のトライフォースが出現した。 ゲーム雑誌などではすでに報道済みのことと思うけれども、「ハッカー文化」との親和性があまりに強い話で無茶苦茶面白かったため、エントリしてみた。 IHTFP Hack Gallery: Legend of Zelda "Triforce" on Great Dome このサイトは、MITハッカー文化歴史を記したサイトである。 IHTFP Hack Gallery: Welcome to the IHTFP Gallery! MITといえばハッカー誕生の聖地で

    2007-10-18
    yuiseki
    yuiseki 2007/10/19
  • 2007-08-03

    知人から強烈に勧められたことと、前々からどうにも読まねばと思っていた機会が一致して、ようやく「ギートステイト」を読み通す。 404 File Not Found 乙木なりのギートステイトの理解を書くと以下のようになる。 相対的に落ちてくる日の「経済力」と「政治力」という地政学的な環境の中で、外資導入」と「コンピュータ資産」と「市場による統治」の三柱を利用することで、かろうじて生活環境の維持に成功している近未来像。 それがギートステイトの世界だ。 極めて日的な「しょうがない」「対症療法」で政治的に流されていった場合、かなり確度の高い予測であることは間違いないだろう。 わりとこういうディストピア未来予測モノというのは、SF新人賞での応募作にも多いが、さすが東浩紀と桜坂洋の両氏が作った未来予小説としては、頭三つくらい抜きん出ている。 「アーキテクチャの重視」という思想を知らしめるにはかなり

    2007-08-03
    yuiseki
    yuiseki 2007/08/03
  • 2007-07-16

    ちょっと某企画のために面白エッセイストをリストアップするという作業に取りかかっている。乙木の趣味は非常に古くて、一番好きで読み込んだエッセイストが誰かというと、狐狸案先生・遠藤周作とかドクトルマンボウ・北杜夫になってしまうのである。むぅしかしいくら何でも小学生の時に耽溺していたエッセイストを挙げるというのも乱暴か? ただここらあたりの「ムチャクチャ頭が良いのだけれども、中学生男子的な視点を忘れないエッセイスト」というのが、好きなエッセイストの基ラインを作ったような気がする。 とはいえ、そんな自分の趣味ばかりを出してもしょうがないから、思いっきり色んなエッセイを買う中で、前に書いた穂村弘とかに当たり始めたわけだけれども、翻訳家・金原瑞人氏の初エッセイ集にラノベ的には意義のある鼎談が載っていたのでちょっと紹介。 翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった 作者: 金原瑞人出版社/メーカー:

    2007-07-16
    yuiseki
    yuiseki 2007/07/16
    サムライ・レンズマンはホントおもしろかったなぁ
  • さて次の企画は - メタルギア・ソリッドファンから福井晴敏ファン、ジージャンズやボンクラ系まで必読! 伊藤計劃デビュー作『虐殺器官』は将

    伊藤計劃のデビュー作『虐殺器官』を読んだ。 近未来の米軍を舞台にした今までの日小説には無かったといっていいミリタリーアクション小説で、一度読み始めたら読み終わるまでをおけないほどにムチャクチャ面白い。デビュー作からこの作家を追っかけなければならないということはよくあるけれども、これほど惹かれた作品というのはここ2、3年になかったように思う。 そう…アップトゥデイトで世界の有り様を描いた作品としては、 個人的に3年ぐらい前から、ずっと考えていた「ポスト福井晴敏には誰が座るか?」という命題があった。考えている候補は何人もいたのだけれども、ことここに至っては、そこに座する作家として伊藤計劃が最有力候補として入ってきたというのは間違いない。 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) 作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/06メディア: 単行購入: 26人

    さて次の企画は - メタルギア・ソリッドファンから福井晴敏ファン、ジージャンズやボンクラ系まで必読! 伊藤計劃デビュー作『虐殺器官』は将
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    yuiseki 2007/07/01
  • 2007-06-18

    雨宮まみ氏が自身のサイトで述べているが、ひぐちアサという漫画家は、『おおきく振りかぶって』しか読んでいない人には判らないけれど、実はかなりダークサイドを持った漫画家である。 おおきく振りかぶって - 雨宮まみの「弟よ!」 特に8巻では、そのダークサイドが壁の向こう側からそっと顔をのぞかせているようであり、乙木としてはココがたまらない。 画像は内容とは全然関係ないが、篠崎愛ってことで。 花井(192P) 「中学で会っていたらオレァ間違いなくイジメ側に入ってたなー 「よかった 出会いが高校で」 仲沢呂佳(216P) 「いよう 負け犬」 仲沢利央 「う……兄ちゃん 帰ってたの」 仲沢呂佳 「洗濯モン とりにきたんだよ 負け犬」 仲沢利央 「ちょっとお」 仲沢呂佳 「なんだよ 負け犬」 仲沢利央 「その呼び方 やめてよォ みんな がんば……っ」 仲沢呂佳 「甘えたこと言ってんじゃないよ? 「そんな

    2007-06-18
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    yuiseki 2007/06/18
  • さて次の企画は - 臆病な男子を拒絶しない篠崎愛は、文化系サークルクラッシャーアイドルとして、ゼロ年代アイドル史に名を残すかもしれない。

    一昨年辺りからOFF会によく顔を出すようになっているのだけれども、そのたび毎に「あの木村カエラとぬいぐるみ論を書いた乙木さん」とか「リア・ディゾンをプッシュしていた乙木さん」とか言われて、なんかまるでアイドル評論家のように紹介されるのがはなはだ不意だったりする(笑)。 でも、藤井美菜とかが理系・知性派アイドルとしてブレイクするかもと書いていたら、今まさに養老猛司とともに朝日新聞の顔になったりしていたりすることを考えると、まぁある種のオタク受けするアイドルに対しては、我ながらそこそこアンテナはあるのかもしれない。夕焼けニャンニャンもまともに1回も見たことなければ、モーニング娘。もほとんど知らないので自分的には変な気がするのだけれども……。アイドル写真集も仕事資料以外で買ったことないんだけどなぁ。 というわけで、先週辺りから気になっているのが、篠崎愛である。 篠崎愛というグラビアアイドルは、

    さて次の企画は - 臆病な男子を拒絶しない篠崎愛は、文化系サークルクラッシャーアイドルとして、ゼロ年代アイドル史に名を残すかもしれない。
    yuiseki
    yuiseki 2007/06/15
  • 2007-06-07

    色々と成果を上げているのだが、それが可視化するのが秋口以降。 となると「俺ってよくやったなぁー」と思ったりしても、「えーと可視化されないことには、それって妄想と変わらなく見えてしまうんだろうか?」とも考えられるわけで、なかなか祝杯を一人で挙げる気分にならないってのが大変。 あと高級時計を不注意から落っことすと、それだけで修理代が30万円もかかることを聞かされ、「俺はどんなに金ができても、時計趣味だけには嵌るのはよそう」と決心する。それならレストア車を買って趣味で機械いじりするぐらいの方がいいや。 ASCII.jp:むちむちプルプルな15歳・篠崎愛が女子高生になって初のDVDリリース 芸能ニュースで見つけたグラビアアイドル篠崎愛が、あまりにサークルクラッシャーっぽくて驚いた。 なにこのサークルクラッシャーな顔の雰囲気と、顔とは相反したむちむちポーク的な体つきは(笑) 見る角度によって、若い頃

    2007-06-07
    yuiseki
    yuiseki 2007/06/07