「意味のない言葉だろうな」 「日本語読めないの?」 「魅力」を感じるアンテナ 「ホムナコサム…?」タイにあるカフェで「謎の日本語」が発見されました。 一見すると、意味をなさないでたらめなカタカナ文章。でも「きっと意味があるはず!」と信じ、数日間かけて「解読」した日本人が話題になりました。 「日本人だけ読めない」文字が意味していたのは……?
![タイで見つけた「日本人だけ読めない文字」解読 「ホムナコサム…」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5bea9c318dbde8fdaa918cac694c10db2b949d42/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs3-ap-northeast-1.amazonaws.com%2Fstorage.withnews.jp%2F2022%2F07%2F27%2F0%2F5c%2F05c4a402-l.jpg)
2015年の展示の様子。橋は木製の階段上でコンクリートの壁の両側に制作。画面左下側が朝鮮大学校で、右上側が武蔵野美術大学=東京小平市、白井伸洋撮影 突然、目の前がひらけてどうしようって あえて壁を残す選択をする このメンバーでやるからには摩擦を期待している 東京都小平市にある武蔵野美術大学と朝鮮大学校の2校は、塀一枚を隔てて並び建っています。2011年、両校の学生ら5人が集まって、敷地の境界にある一枚の壁に「橋」を架けました。そのアートプロジェクトが現在、京都市京セラ美術館開かれている「平成美術:うたかたと瓦礫 1989―2019」で再現されています。2015年から続く作品展について、展示に込めた思いやそれがその後どのようにつながっているのかなどを、出品作家4人(鄭梨愛[チョン・リエ]、土屋美智子、灰原千晶、李晶玉[リ・ジョンオク])に聞きました。(ライター/吉野舞) 突然、目の前がひらけ
それにしても、かなりとがった社名です。一体どんな人が経営しているのか気になり、取材を申し込みました。 取材場所に現れたのが、高桑蘭佳さん。まずショートの金髪に目がいきますが、漂わせる雰囲気は落ち着いています。取材中も小さな声で話し、あまり感情を出しません。少しでも笑顔になると、こちらが安心してしまうほどです。 もともと「メンヘラ」とは、精神疾患者などを指すネットスラングです。いまは感受性が強いことや、気持ちが落ち込みやすいことで生きづらさを抱える人など、比較的軽度な場面でも使用されるようになりました。高桑さん曰く「自己肯定感が低く、他人、特に異性に認められたい気持ちが強い人」です。 高桑さんは精神疾患の治療を受けていたこともあり、軽重あわせて「メンヘラ」を自認しています。今も定期的にカウンセリングなどを受けながら、サービスの開発を行っています。 ローンチするサービスは、「自分がほしいと思っ
死体といっても、主役級ではなく脇役の死体 自分の立ち位置がわかったら面白くなった 労働者側の社労士として かつてテレビや映画に出るような有名人に憧れていた人も、多くは「普通」に働き家族と暮らしている。女優志望で芸能事務所に入るも、厳しい現実を目の当たりにした女性は、「普通の人」役のエキストラという居場所を見つけた。「いくら頑張っても自分ではどうしようもないこと」に向き合う中で見つけた自分の道。今は本業の社労士として、たくさんの「普通の人」の悩みに答える日々を送っている。(ノンフィクションライター・菅野久美子) 新聞の広告欄にあった「タレント募集!」に電話 「とにかくテレビに出るような有名人になりたかった。親や教師を見返したかった。でも、私が一番ハマったのは実は、『普通の人』だったんですよ」 現在社労士として働く、須田美貴さん(44歳)は、京都に生まれ。動物が好きで小学校は飼育委員になった。
協力企業はクラボウ、YKK、ブラザー… 仕組みを全国に広げるには…出した答えは 施設内でとどまらない動きが生んだ商品 「ユニクロにメールしてみよう」。何気ないひらめきから生まれた材料費「ほぼゼロ」の商品があります。裾上げなどで裁断される布地を再利用。デザインはファッションの専門学校生が考案したバッグです。グローバル企業を動かしたプロジェクトには「福祉の世界も稼げる」ことを目指したメンバーの思いがありました。 協力企業はクラボウ、YKK、ブラザー… 大阪市住吉区で、障害者が手作りした雑貨を扱うセレクトショップ「らふら」(社会福祉法人ライフサポート協会)では、ファーストリテイリングや繊維メーカーのクラボウ、ファスナーを手がけるYKK、デザイナーなどを育成する大阪モード学園、ミシンを扱うブラザー販売の協力を得ながら、3月からミニトートバッグを販売しています。 3月時点での制作者は、同法人が運営す
どうしたら伝わるのかしら ほとんど口を利かない子だった もうちょっとだけ待ってみて 役者の樹木希林さん(75)に、「生きづらさを抱える人たちに向けてメッセージを頂けませんか」とお願いをしました。今でこそ数々の賞をとる大女優ですが、過去のインタビューでは、幼少期は無口だったことや、役者になってからも「全然、必要とされない役者」だったと告白しています。その上で、「必要のない人間なんていない」と呼び掛ける樹木さん。がんで闘病しながら、いのちに向き合っている樹木さんから、編集部に届いたファクスは、どきっとする言葉がつづられていました。 どうしたら伝わるのかしら 編集部が樹木さんにインタビューを申し込んだのは7月中旬。それから約1週間後、突然、樹木さんご本人から、編集部に電話がありました。「ずっとずっと考えていて、お返事が遅くなっちゃったの。ごめんなさいね」 映画などで聞き慣れた気さくな口調は変わり
すべて手彫りです 先月23日にツイッター投稿された画像。赤いりんごの表面に、たくさんのS字形にうねった模様が彫り込まれています。 この投稿に対して、「鳥肌が立ちました」「草間彌生さんの作品かと思った」「ワンピースの悪魔の実だ」といったコメントが寄せられ、リツイートは9千、いいねは2万2千を超えています。 ちなみに「悪魔の実」とは、人気漫画「ワンピース」に登場する、食べると様々な特殊能力が身につく不思議な実のことです。 この画像を投稿したのは、彫刻の作者である佐藤朋子さん。京都在住で、果物やせっけんに彫刻を施すフルーツカービング・ソープカービングの教室を主宰し、京都と福井で教えています。 りんごの表面にS字にうねった模様を彫りました。#フルーツカービング #果物彫刻 pic.twitter.com/ikph6r1tka — 佐藤朋子 (@atelier_SATO) 2018年6月23日 作者
【09:59発 0キロ 新宮駅】 【13:37発 96キロ 上野地】 【16:37 167キロ 大和八木】 全長167キロ、停留所数はなんと166。奈良交通の「八木新宮特急」は、高速道路を走らない日本一長い路線バスだ。近鉄大和八木駅(奈良県橿原市)とJR紀勢線の新宮駅(和歌山県新宮市)を結ぶこの路線。高校生の頃から「いつかは乗りたい」という夢がかない、乗車することに。景色の移ろい、乗客との交流。運賃5250円の価値は……たしかにありました。(朝日新聞徳島総局記者・鈴木智之) バスは、1日3往復。新宮駅発は午前5時53分、7時46分、9時59分の3便。選んだのは9時59分発の終バスだ。あきらめて途中下車しようものなら、次の便は翌日だ。 出発5分前、駅前の停留所で、あこがれのバスは待っていた。青空の下、「大和八木」行きを示す電光掲示板がまぶしい。記念撮影もそこそこに、眺めの良い前方の座席を確保
晩年の延べ7年強を東京都三鷹市で過ごした太宰。自殺を図った玉川上水は、太宰が暮らしていた地の近くを流れています。 多摩川の水を羽村取水堰(せき)で取り込み、都心部に供給していた玉川上水。 現在はさらさらと流れるせせらぎですが、これは東京・新宿にあった浄水場の廃止(65年)で上水路の役割を終えたから。それ以前は水量の多い急流でした。 特に三鷹市付近は蛇行が激しく、水流で岸がところどころえぐられ、穴があちこちにできていました。転落するとなかなか見つからず、自殺場所に選ぶ人が後を絶ちませんでした。 この上水に身を投げた人は、48年の上半期だけで太宰を含めて16人にも上ったそうです。太宰の捜索中にも、5カ月前に身を投げた女性の遺体が発見されています。前の年は1年で33人でした。
昨年の北九州市の成人式で=2016年1月10日、北九州市小倉北区三萩野3丁目、金子淳撮影 出典: 朝日新聞 始まりは「金さん・銀さん」 伝説の「虹キング」 「ヤンキーは店に来ない」 ど派手衣装の新成人で、各界に衝撃を与える北九州市の成人式。記者の出身は「ヤンキー県」こと千葉の千葉市ですが、十数年前の成人式とはいえ、あそこまで突き抜けた衣装を着た人は、いませんでした。北九州の新成人は一体どこで、あの衣装を手に入れているんでしょうか。気になったので、調べてみました。(朝日新聞西部報道センター・宮野拓也) あのやんちゃぶりは、日常ではない まず一応断っておきたいのは、あのやんちゃぶりは、北九州の日常では決してないということ。記者は転勤で北九州に住み始めてもうすぐ2年になりますが、あんなに派手な格好をしそうな若者に、ふだんの街中で出会ったことは、一度もありません。
クラブユーザーの言葉を「通訳」する感覚 サミット参加国から「法律を変えたければ日本を見習え」 「ヒップホップってすげえな」 17歳、NYでの原体験 戦後長らく「客にダンスをさせる」営業を規制してきた風俗営業法が改正され、6月23日から条件付きで朝5時までのクラブ営業が解禁されます。ラッパーのZeebraさんは、アーティストやDJらでつくる「クラブとクラブカルチャーを守る会」の会長として、法改正のための環境整備に取り組んできました。4月に渋谷区観光協会が新設した「渋谷区観光大使ナイトアンバサダー」に就任し、アムステルダムで開かれたナイトメイヤー・サミットにも参加してきたZeebraさんは「本気でやれば、世の中は変えられる」と語ります。 店ごとに思惑、一つになれなかった過去 ――2013年4月、クラブとクラブカルチャーを守る会(CCCC)が発足しました。活動に加わった経緯は。 レッツダンス署名
「人生のなかではとても大きなこと」 「似ている人形がいたよ、と教えられ」 「子ども産みてー!」と叫んだ女子高生 先日開催された東京芸術大学の卒業・修了作品展で、ある作品が注目を集めました。題して《ラブドールは胎児の夢を見るか?》。かつて「ダッチワイフ」と呼ばれ、現在は「ラブドール」とも称される、女性をかたどった人形の「妊娠」した姿を収めた写真です。制作者で芸大大学院博士課程の菅実花さん(27)に、作品に込めた思いを聞きました。 「人生のなかではとても大きなこと」 ――制作のきっかけは。 「生殖」をテーマにしようと発想したのは、24、25歳の頃です。周りが結婚・出産を具体的に考え始める時期になり、同年代の女性の友達から「30歳までに子どもを産むようにプレッシャーを掛けられている」「何年も付き合った恋人と別れて、結婚できないかも」といった話を聞くようになりました。また、「子どもをあきらめた」と
たった16秒の動画 作者に聞きました ネットでの反響について 山形市にある芸術系大学の学生が作った「書き時計」が、ネット上で話題になっています。木製のパーツを400個以上組み合わせて作ったもので、からくり時計のように1分ごとに「時計に時間を書かせる」仕組みです。7日に動画付きでツイッターに投稿されると、半日ほどでリツイートと「いいね」が10万を超えました。できるまでに、どんな苦労があったのか? 作者に聞きました。 たった16秒の動画 ツイッターに投稿された16秒の動画。時計の中央には、マグネット式のお絵かきボードとみられるパーツがあり、「06:19」と書かれています。 はじめのうちは下の木製パーツだけが動いていますが、他が一斉に動き始めるとボードが傾いて数字が消え、その上に「06:20」と新しい数字が書き込まれます。 俺の卒業制作 書き時計 pic.twitter.com/NSBi45Lj
大学院に入り客員教授に 「この表現のために…」見直し訴えた一文 首相前に「意味がわかりづらい」 菊池桃子さんの「1億総活躍国民会議」での発言が、ネット上で共感を呼んでいます。障がいのある長女を育てながら感じた社会への疑問から、「排除される人をつくらない社会」を訴えています。ツイッターには「見事なキャリアチェンジ」「この姿勢こそが有識者」「彼女を呼んだ人、GJ」などのメッセージが投稿されています。 「排除される人をつくらない」 「1億総活躍国民会議」のメンバーに起用された菊池桃子さんが提案したのが、「排除される人をつくらない社会」でした。 この提案について取り上げた朝日新聞の記事はフェイスブックで8千をこえるシェアを集め、記事をリツイートした乙武洋匡のツイートにも600をこえる「いいね」がつきました。 私自身も「どんな境遇に生まれても平等なチャンスが与えられる社会」「誰もが排除されることのな
社長が残した「ランリックの起源」 「頑固者で勉強熱心」 女子高生や大人の購入客も 全国で入学シーズンを迎えた昨年4月。京都府内のある88歳の男性が亡くなりました。鈴木正造さん。主に京都府内の一部の小学校で導入されている、ランドセルに代わる通学カバン「ランリック」の開発者です。ランリック発売開始からもうすぐ50年。家族に残された資料から、京都発の通学カバン誕生の物語を追いました。 年間1万個を製造 ランリックは京都府向日市の学生用品販売会社「マルヤス」が製造しています。主に京都府宇治市や亀岡市、城陽市の小学校で児童の通学カバンとして採用され、現在は年間約1万個が豊岡で生産されています。 特徴はその軽さと色。ランドセルでは1キロを超える物もあるのに対し、ナイロン製のランリックは大型サイズで670グラム、特大サイズでも760グラム。標準タイプは道路標識の色に合わせて黄色と黒が使われています。 販
画像名に「偽物だよ!」 「国民の不安をあおる行為」 高田純次さん起用しキャンペーン 今回からオンラインでの回答が始まった国勢調査。さっそく偽物が出回っています。アドレスの一部を変えると偽サイトに飛ぶというもの。画像ファイルが貼られただけの簡単なものですが「調査を妨害するもの」として、総務省は削除要請を出す事態になっています。 画像名に「偽物だよ!」 すでに削除された偽サイト。正しいURL「http://www.e-kokusei.go.jp/」の一部を変えて打ち込むと表示されました。 ページのソースを見ると、「png」形式の画像ファイルが貼られただけのシンプルなもので、画像の名前を示す「alt」部分には「偽物だよ!」の記述が。 画像は別サイトへのリンクになっており、クリックすると「このサイトは偽サイトです。気をつけて下さい。正しいサイトは下記です。」というページに飛びました。 ページに記さ
夏のコンサート時期に向けて JR東日本広報部に聞く コンサートなどのイベントで観客が使うペンライトやケミカルライト。これらの商品を駅のホームで使わないよう、JR東日本が呼びかけています。駅員が使う信号に似ていて、運転士が緊急停止のサインと誤認してしまうためです。注意を呼びかける電光掲示板には、曲に合わせて踊る「オタ芸」の画像が使われていて、こちらも話題になっています。 夏のコンサート時期に向けて 夏に向けてコンサートなどが増えるなか、JR東日本は管内の駅の電光掲示板で注意を呼びかけはじめました。 「ホームでのペンライトやサイリウムなどは 緊急停止信号とまちがいやすく 列車が止まることも ホームでペンライトやサイリウムを振るのはおやめください」 ホームでライトを振る男女→信号とライト→列車が緊急停止→駅員からのお願い、の順にイラストが表示され、それぞれにメッセージが掲載されています。 この注
「スマホやイヤホンで捕まった」 傘を自転車に固定してもだめ? そもそも何で改正が必要だったの? 6月1日に道路交通法が改正され、自転車の交通ルールが変わりました。新たな仕組みは「14歳以上の人が、14類型の『危険行為』で3年間に2回摘発されると、3時間の有料講習が義務づけられる」というもの。さっそくネットには「捕まった」「厳しくなった」という声が続々と投稿されています。片耳イヤホンは本当にNGなのか?講習って何を教わるの?警視庁に聞いてみました。 「スマホやイヤホンで捕まった」 まず聞いたのは、ネットにあふれる「改正のせいで、スマホやイヤホンで捕まった」という声について。 交通部管理官の濱田里司警視は「取り締まりの対象は従来と何も変わっていません。あと、スマホやイヤホン、傘差しは、今回の14類型そのものには入っていません。ネットで話題になっていますが、そもそも『危険行為』は、どれも今までも
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