編集後記「ChatGPTで株取引スクリプトを作ってバックテスト」と「たんぱく質取ってますか?」:Deep Insider's Eye 一色&かわさきの編集後記 一色からは「ChatGPTで株取引スクリプトを作ってバックテスト」という題でChatGPTを使って株取引ストラテジーを生成してシミュレーションしたことについて、かわさきからは「たんぱく質取ってますか?」という題でカロリーを考慮して鳥貴族のメニュー選びをアシストしてくれるGPTsを作成してみたことについて書きました。
![編集後記「ChatGPTで株取引スクリプトを作ってバックテスト」と「たんぱく質取ってますか?」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/be8d8accde2b041e7bea33a78924c59cadf40e04/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F2402%2F05%2Fcover_news024.jpg)
2022年11月にOpenAIがリリースしたChatGPTはユーザー(人間)と対話を行う形式でテキストを生成する「大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)」と呼ばれるものです。ユーザーとの間で文脈に沿ったテキストを生成するのが大きな特徴ですが、適切な返答があることもあれば、どう見ても間違った返答をすることもあります。それでも、これまでのテキスト生成AIよりも格段に品質の高い出力を行う大規模言語モデルだといえます。その品質の高さから、ChatGPTをどう活用すべきかとか、ChatGPTは使うべきではないといった議論も各所で行われるほどです。 本eBookでは、ChatGPTとは何かに始まり、ChatGPTがなぜユーザーの意図に沿った返答を返せるのか、ChatGPTの技術を取り込んだマイクロソフトのBingの概要、ChatGPTからの返答をよりよいものにするためのテ
「Enterprise Ethereum」はなぜできた? 「Ethereum」のビジネス活用の問題点とは:Ethereumではじめる“スマートコントラクト開発”(3)(1/2 ページ) 「Ethereum」がブロックチェーン技術、スマートコントラクト技術の1つとして企業に注目されている。しかし、Ethereumをビジネスで活用するにはさまざまな課題がある。そこで今回は、「企業向けスマートコントラクト」の要件を考えてみたい。 超入門スマートコントラクト 「スマートコントラクト」は、ブロックチェーン技術を活用したアプリケーションプラットフォームの中で、契約の条件確認や履行などを自動で行うことから、研究開発が進み、注目されている技術です。 本連載では、スマートコントラクトの概念や仕組みを整理しつつ、DApps(Decentralized Applications:分散ノード上で実行されるアプリケ
@IT式 U&Iターンスタイル ここ数年、政府主導で地方創生が促進され、実際に都市部から地方に移住した人の数は5年で4倍に増え、2014年度には1万1735人と1万人を超えた。しかし、まだまだ地方移住に不安を抱える読者も多いだろう。@ITはその理由の1つに「情報の少なさ」があると考えた 「@IT式 U&Iターンスタイル」は、全国各地のUIターンエンジニアたちが、地方での生活の実情や所感などをセキララに伝えていく。ご当地ライターたちのリアルな情報は、U&Iターンに興味のある方々の役に立つだろう。 2012年に岡山にUターンした中嶋政和です。 関西と東京で25年間暮らしていた私の帰郷直後の正直な感想は、「夜の住宅地が暗い!」「食べ物が新鮮でおいしい!」「通勤が快適!」でした。 岡山の夜は街灯の数が少なく、住宅地では「蛍光タスキ」が必須です。岡山の食べ物は安心安全で、しかも採れたての食材がいっぱ
API設計を学ぶべき背景と前提知識、外部APIと内部API、エンドポイント、レスポンスデータの設計やHTTPリクエストを送る際のポイントについて解説する。おまけでAPIドキュメント作成ツール4選も。 【0分】API設計を学ぶべき背景 APIの公開が増えている 最近、自社で保有するデータや、システム、アプリケーション、Webサービスの機能を「API(Application Programming Interface)」として公開する企業が、増えてきています。これに伴い、「API経済圏(APIエコノミー)」という新たなビジネスモデルが確立されつつあります(参考:5分で絶対に分かるAPIマネジメント、API経済圏)。 「ProgrammableWeb」というAPIに関するニュースサイトや、さまざまな企業が提供するAPIのリンクがまとまったサイトもあり、APIの普及はものすごいスピードで進んでいる
iOSアプリ開発者の皆さま、もう「Swift」でアプリを開発していますか? 登場した日から一年以上たち、今はバージョン2.0のベータ版まで出ているプログラミング言語Swift。初期はコンパイルの遅さや不具合の多さが目立ったのですが、最近はその辺りの問題が解消されて非常に使いやすくなってきています。 そろそろ、ぜひ移行をお勧めしたいのですが、既存のObjective-Cアプリを移行するのはなかなか大変な面もあると思います。チームで開発している場合は自分以外の開発者や関係者へ周知するコストも掛かりますし、Swiftへ移行する際のトラブルを思うと、いろいろな不安がつきまとうでしょう。 本稿では、そういった不安が少しでも解消されるように、アプリ開発のプログラミング言語をObjective-CからSwiftへ移行するメリットや手順、注意点など勘所をまとめて紹介します。 なお本稿は、SwiftやObj
TDD/BDDにおける「振る舞い」の意味するところとは何なのか:いまさら聞けないTDD/BDD超入門(3)(1/3 ページ) 前回の「TDD/BDDの思想とテスティングフレームワークの関係を整理しよう」では、TDD/BDDについて、その思想と、それをサポートするテスティングフレームワークに分けて解説しました。その中で、TDD/BDDについては実際の熟練者の言葉を借り、テスティングフレームワークについては概要を触れて、その系譜をたどりました。 BDDはその名前に「Behavior」とありますが、「振る舞いとしてのテストコードを書く」とはどういうことなのでしょうか? 難しく考え過ぎる必要はありませんが、「それは振る舞いを書いていないよ」と指摘をする熟練者が何を考えているかを理解することはBDDを習熟していく中で重要な意味を持ってきます。 本記事では「振る舞い」という言葉がどのような意味で使われ
世界制覇をもくろむLINE――ベールを脱いだプラットフォームの全体像とは:LINE Developer Conferenceまとめリポート(前編)(1/3 ページ) LINEは4月15日と17日の両日、世界初となる「LINE Developer Conference」を開催。LINEプラットフォームの全体像を明らかにした。本稿では、その中でもLINEプラットフォームを統べるChannel Gatewayとは何か、LINEビジネスコネクトの仕組みとは、インフラをどのように高速化しているのかなどについてお届けする。 キーワードは「グローバル」――LINEプラットフォームの世界展開 サービスを開始して3年足らずで登録ユーザー数4億人を突破し、さらなる成長を続けるLINE。トーク送受信件数は1日で最大100億件に達している。こうした成長を支えるために、同社はどのような技術を使ってインフラやプラット
いまさら聞けない、成功するブランチモデルとgit-flowの基礎知識:Gitブランチを使いこなすgit-flow/GitHub Flow入門(1)(1/2 ページ) 数回に渡ってgit-flowとGitHub Flowを使ったGitの活用テクニックを紹介します。初回は、ブランチ管理の課題と効率的にバージョン管理できる5つのブランチモデルと、ブランチの管理を簡単に行えるツール「git-flow」について。 Gitなどの次世代のバージョン管理ツールの特徴として、ブランチの機能を高度に活用できるという利点があります。Gitのブランチを生かしたツール・フローとして「git-flow」「GitHub Flow」が注目を浴びていますが、本連載では数回に渡ってgit-flowとGitHub Flowを使ったGitの活用テクニックを紹介します。初回は、git-flowの概要を紹介します。 効率的にバージョ
継続的インテグレーションを始めるための基礎知識:グリーはいかにしてJenkinsを導入したのか(1)(1/2 ページ) 本連載では、グリーのサービス開発において導入している継続的インテグレーション(Continuous Integration、以下、CI)と、CIツールであるJenkinsの導入について3回に分けて説明します。Jenkinsのインストールといった“手順”よりも、CI導入の“モチベーション”や“進め方のポイント”を中心に説明します。 グリーの開発と継続的インテグレーション SNSやソーシャルゲームなどを運営するグリーでは、数百名の技術者が日々さまざまな機能やサービスを開発し、リリースしています。このような規模、リリース頻度での開発を支えるには数多くの工夫や仕組みが必要です。この中でも最も大きな仕組みの1つにCIが挙げられます。 グリーでは、開発にCIを本格的に導入し始めたのは
前回はインテグレーションテストとしてCucumberでテストを作成しました。今回はユニットテストとして、RSpecを使ってコントローラのテストを作成します 前回はインテグレーションテストとしてCucumberでテストを作成しました。今回はユニットテストとしてRSpecを使ってコントローラのテスト(RSpecのテストコードは“スペック”と呼ばれるので、以降はスペックと呼びます)を作成します。本稿で紹介するスペックの全文はGitHub上にあります。 最初に、コードレビューの回で述べたコントローラの役割についてもう一度おさらいしてみましょう。 コントローラは外部から来たリクエストを受け付け、レスポンスを返すのが役割です。具体的には以下の3つの動作をおこないます。 適切なオブジェクトをとってくる オブジェクトに対する何らかの操作を指示する 操作が成功した際と失敗した際のビューの振る舞いを指定する
前回はRailsで使われるテストフレームワークをご紹介しました。今回は具体的なWebアプリを例に、簡単なテストを使ったリファクタリングについて解説します インテグレーションテストのために「Cucumber」を利用する 前回は、Railsで使われるテストフレームワークをご紹介しました。今回から、いよいよ実際のテストを書きます。ただ書くだけでは物足りないので、前々回の連載で指摘したコードレビューの結果から、リファクタリングの候補をリストアップし、テストを書きながら1つ1つつぶしていきましょう。 bitlyの設定はサーバの立ち上げ時にするべき 重複したコード 本来モデルにあるべきロジックがコントローラにある 不必要な構文「then」など まずは1の、「bitlyの設定」のロジックを変更したいと思います。この部分です。 class ItemsController < ApplicationCont
Web開発フレームワークとして人気の高いRuby on Railsの最新版、バージョン3を使ってWebアプリ開発の基本を学びます。 人気のフレームワークでWeb開発を学ぶ Ruby on Railsは、いまやWebアプリケーションの開発フレームワークの有力な選択肢の1つとなっています。Ruby以外の言語のWebアプリケーションフレームワークも少なからずRailsの影響を受けているので、現在Rubyを使っていないエンジニアにとっても、Railsを知ることは大いに参考になるはずです。もうすぐRails3認定試験が本格的に開始されるということもあり、この連載では、試験範囲の流れに沿って、Railsの基礎についてご紹介していきます(ただし、必ずしも試験対策というわけではありません)。 今回、連載第1回として本記事では、Railsを理解する上で基本となる考え方であるMVCについて説明した後、Rail
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