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経済と思想に関するyuki_2021のブックマーク (7)

  • ノア・スミス「自由民主主義はこんな風に21世紀を失うかもしれない」(2024年5月22日)|経済学101

    情報と自由に関するちょっとゾッとするささやかな理論自由主義が勝利の凱歌をあげている時代に,ぼくは育った.自由民主主義が勝利して,20世紀をわがものにした――帝国主義もファシズムも共産主義もみんな崩壊して,20世紀末には,アメリカとアジア・欧州の民主主義同盟国が経済面でも軍事面でも上り調子だった.中国ですら,依然として独裁国家ではありつつも,この時期に経済と社会の一部を自由化した.フランシス・フクヤマの『歴史の終わり』に鼻白んだ学者たちも,総じて,資主義および/あるいは自由民主制が平和・幸福・繁栄を育んだという主張に好意的だった.「勝利したのは他でもなく自由だ」という感覚が,圧倒的に強かった――思っていることを語る自由,好きなように生きる自由,のぞむままに売り買いする自由こそが勝利したんだという感覚が大勢を占めていた. それからほんの20年後のいま,「自由こそが勝者」という考えは,深い疑い

    ノア・スミス「自由民主主義はこんな風に21世紀を失うかもしれない」(2024年5月22日)|経済学101
  • 働かずに儲ける人もいるのに、なぜこんなに働かなきゃいけないの? 堀内勉氏が投げかける“しぶとい資本主義”への問い

    ベストセラーになった『読書大全』著者の堀内勉氏が、新刊書『人生を変える読書』を題材に、先行きが不透明な時代における読書の重要性や、おすすめの書籍を紹介。記事では、堀内氏が推奨する“自分の殻を打ち破るための”について解説します。 前回の記事はこちら 終焉すると思われたものの、終わらない資主義 堀内勉氏:法政大学の水野和夫さんが『資主義の終焉と歴史の危機』というを10年前に書かれて、大ベストセラーになっています。今でも非常に売れているで、水野さんは「資主義とは、利子率の低下とともに終焉していく。それで資主義の死を迎えるのだ」と言われています。 それが一大センセーションを巻き起こしたんですが、資主義が死んでいる感じはしなくて。金利が上がってきて、また「経済成長だ」と言ってみんなが騒いでる感じになっているかなと思います。 資主義は、18世紀の後半、19世紀の前半ぐらいから百数十

    働かずに儲ける人もいるのに、なぜこんなに働かなきゃいけないの? 堀内勉氏が投げかける“しぶとい資本主義”への問い
  • 西側諸国は傲慢さを改め、BRICSと真面目に向き合うべきだ | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」

    誰の目にも明らかだろう。ガザでの戦争がきっかけでグローバル・ノースとグローバル・サウスの溝がさらに深まるおそれが生じている。 イスラム圏の国々に限らず、グローバル・サウスの国々の多くにとって、イスラエルがパレスチナの飛び地を空爆し、民間人の死者が数千人も出たことは、20年前の米国のイラク攻撃で数十万人の死者が出たときと同じように、西側諸国のダブルスタンダードそのものだと長い間、記憶されるに違いない。 一方、新興国側の主要な集まりであるBRICSは、数ヵ月前にヨハネスブルクで首脳会議を開催し、ますます力を持ちはじめている。2009年から開催されているこの首脳会議は、2011年からブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの計5ヵ国が参加してきた。

    西側諸国は傲慢さを改め、BRICSと真面目に向き合うべきだ | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
  • 経済学者ダニエル・コーエン「“幸せになろう”と思っても、うまくはいきません」 | 目指すべきは「成長」でもなければ、「脱成長」でもない

    「幸福」は豊かさの絶対量ではなく、成長の過程から ──ご著書のなかで「幸福とは義理の兄弟より多く稼ぐことだ」という風刺的な一文を引用されています。なぜ人は幸福に関して視野が狭くなりがちなのですか。 人と人の間でしか生きられないのが人間の性(さが)ですからね。そのこと自体は何も恥じることではありません。これさえあれば絶対に幸せになれるといったものはないのです。もちろん、べるものや飲むものがなくて、基的な欲求が満たされていなければ幸せになれないかもしれません。しかし、基的には、人の幸せとは周りとの関係から生まれます。 単純化してしまうと、ヒトは社会で生きることを尋常でないほど切望する動物なのです。そこがヒトがほかの動物と違うところです。ボノボ(ピグミーチンパンジー)にも社会性はありますが、ヒトはボノボとくらべても社会性が段違いです。人にとっての成功とは、何か絶対的な基準があるわけではなく

    経済学者ダニエル・コーエン「“幸せになろう”と思っても、うまくはいきません」 | 目指すべきは「成長」でもなければ、「脱成長」でもない
  • リベラリズムとリバタリアニズムの進化形、ベーシック・インカムが可能にするハイパー競争社会

    稿執筆後、ベーシックインカム懐疑論者に転向した。詳しくは末尾へ] 自由人にとって政府とは一つの道具や手段にほかならず、何か施しをしてくれるやさしい庇護者でもなければ、敬い仕えねばならない主人 でもない。また国家の目標も、一人ひとりの目標の集合体としてしか認めない。 — ミルトン・フリードマン(『資主義と自由』) 私の政治思想では「セイフティネットや機会の平等を重視するリベラル的な側面」と「市場原理を重視しつつ結果としての経済格差も許容するリバタリアン的な側面」が併存しています。 これは奇妙に見えるかもしれません。というのも、一般的には、リベラリズムとリバタリアニズムは矛盾すると思われているからです。 しかし、リベラリズムとリバタリアニズムそれぞれの弱点を補う形で、「新しい政治思想」に昇華させることができるのだ、というのが私の主張です。それを可能にするカギは、ベーシック・インカム制度で

    リベラリズムとリバタリアニズムの進化形、ベーシック・インカムが可能にするハイパー競争社会
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/10/30
    "これまでのリバタリアンは、税金を納めたくない金持ちの論理" "リベラルな福祉と、リバタリアンな経済競争は、矛盾しない"
  • 日本の「リベラルの弱点」とは

    評論家、TBSラジオ『Session-22』メインパーソナリティ。 1981年生まれ。メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる。IT企業勤務を経て、芹沢一也、飯田泰之と共に株式会社「シノドス」を設立。シノドスプランナー 兼 メールマガジン「αシノドス」編集長。同社には社会哲学者の橋努、政治学者の吉田徹、経済学者の安田洋祐もアドバイザーとして参加している。2013年4月よりTBSラジオにて平日帯番組『Session-22』のメインパーソナリティを務める。著書『ウェブ炎上』『ネットいじめ』『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか』『彼女たちの売春』など。 荻上チキ・日の大問題 TBSラジオ『Session-22』でパーソナリティを務め、日々、日の課題に向き合い続けてきた荻上チキによる新刊『日の大問題』が7月19日に刊行された。【経済】【政治】【外交】【治安】

    日本の「リベラルの弱点」とは
    yuki_2021
    yuki_2021 2018/08/01
    同じリベラルでも政治と経済の二種類のベクトルがある。
  • まおゆう批判内容のまとめ (経済学編) - 残さず味わってたべましょう

    メモ | 01:32まず簡潔に答えをまとめておきます。そのうえで興味があれば詳細もご覧ください。Q1:この話し合い自体が人間と魔族の争いみたいになってるけど、魔王様が勇者を説得したみたいに解決できないの? A:魔王と勇者は役割の束縛が薄かったので上手くいきましたが、役割や階級にがんじがらめになっているこの世代の人には基的には無理です。二人の会話をモデルケースにして経済学の説得力を測ってはいけません。王様とかは「物分りが良すぎ」です。(私は勇者は経済学がすごいから説得されたわけではなく、経済学の説得力のなさを十分に理解したうえで命を懸けて無抵抗で話し合いに臨んだ魔王の真摯さに惹かれたのですけどね)Q2:「経済学」そのものがイデオロギーで悪だ、みたいな批判はともかく、実際、経済学の考えにはどういう問題があるの? A:いえ、あながち間違いではありません。経済学理論はどれも内面にイデオロギー的要

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