自民党・仲井真陣営は、「共産主導の県政を許すな!」などと、卑劣な反共デマ攻撃を強めています。しかし、これは最大争点である辺野古の新基地問題で県民を裏切って大義を失い、口にできるのはデマだけであることを、自ら告白しているようなものです。 基地が初争点に 過去の沖縄県知事選では必ずしも、「基地問題」が最重要争点にはなっていませんでした。しかし、今回の知事選では、地元紙2紙の世論調査で有権者は共通して、「基地問題」が最重要争点だと答えています。これは復帰後、初めてのことです。 その要因は言うまでもありません。全41市町村の首長・議会議長、県議会の全会派などが署名し、オスプレイの配備撤回・普天間基地の閉鎖・撤去と県内移設反対を訴えた「建白書」の立場から、安倍政権に屈服した自民党県連の一部が脱落。仲井真弘多知事が「県民総意」を踏みにじって辺野古の埋め立て承認をしたばかりか、基地と引き換えの「振興策」