最近、ニュースサイトや各種メディアの広告欄に、「身体的なコンプレックスを煽る」ものが目立ちます。 肥満、薄毛、顔のしみ、など、体の一部を露骨に強調する「コンプレックス広告」の表現がエスカレートしており、これらの広告にヤフーはガイドラインを改訂し、9月から運用しています。 企業にとって「わかりやすい広告」「訴求力のある広告」は欠かせないものですが、広告のあり方は多くの意味であり方が問われる時期を迎えています。 JAROへの苦情、ネットがテレビ超え JARO=日本広告審査機構、というとテレビCMの印象が強いかもしれませんが、JAROの2019年度についての報告によると、インターネット広告についての苦情が初めてテレビを超えました(図1)。 図1 JAROに寄せられた「苦情」の媒体別件数(出所「2019年度の審査状況」JARO) https://www.jaro.or.jp/news/202005