タグ

2024年1月30日のブックマーク (9件)

  • 匿名性とショーペンハウアー。|古賀史健

    19世紀に活躍した哲学者、ショーペンハウアー。 評論雑誌のなかで、匿名で言論活動をおこなう批評家たちについて彼は、こんなことばを残している。 もはや文筆の世界におけるほど、不誠実が幅をきかせているところはない。(中略)なによりも、物書きの悪習の盾となっている匿名性が廃止されねばならない。評論雑誌が匿名性を採用した口実は、読者に警告する正直な批評家を、著者やそのパトロンの遺恨から守ることだった。 「著述と文体について」(『読書について』収録 鈴木芳子訳/光文社古典新訳文庫)なぜ言論に匿名性が必要なのか。それは声をあげた者(この場合は誰かの著作物について批評した者)を、保護するためである。身の安全が担保されてこそ、批評家は正直な批評をおこなうことができる。それがメディアの言い分だった。というわけである。しかし彼は、その欺瞞をこうあげつらう。 だがこの種のケースが一件あれば、自分で言ったことの責

    匿名性とショーペンハウアー。|古賀史健
  • Google Newsは“パクリ記事”だらけ? 生成AIも悪用 検索でも上位に、米メディアが実態指摘

    他社から盗用した“パクリ記事”が、米Google Newsに大量にまぎれ込んで検索結果の上位に表示されている――。調査報道を手掛ける米メディア「404 Media」がそんな実態を告発した。他媒体の記事に“少しだけ手を加えただけの記事”や、生成AIを使ったものも少なくないようだ、 AIを使った記事作成自体はGoogle Newのポリシー違反ではない。しかし「Googleは、品質や独自性とは無関係に誰でもコンテンツを量産できてしまうコンシューマーAIの時代にNewsサービスを対応させることができてないのかもしれない」と404 Mediaは指摘。そもそもGoogle News検索の仕組み自体が不明瞭で、そうした記事は今後さらに増える可能性があると予想している。 他媒体の記事に“ほんの少しだけ手を加えて”掲載 盗用の一例として404 Mediaが挙げたのは、広告だらけの「Worldtimetoda

    Google Newsは“パクリ記事”だらけ? 生成AIも悪用 検索でも上位に、米メディアが実態指摘
  • 創作について『自分だけの物語』の作り方 - orangestar2

    自分の中だけの【概念】 自分の中に『壁に絵を描く』という概念がある。概念の元になったものは、紅玉いづき先生の「ミミズクと夜の王」に出てくる、牢にずっと閉じ込められてその牢の壁に自分の血でずっと絵を描いていた少年と、そして実在のアウトサイダーアーティストのヘンリーダーガー。彼は自分の住んでいる屋根裏部屋の壁に自分のための物語を誰にも知られずに書き続けた。 タイムパラドクスゴーストライターで提唱される透明な傑作の対照にある『壁に絵を描く』 そんなふうに創作をできるようになりたい。自分はやはり誰かに見て欲しい。自分にとって創作は会話(コミュニケーション)なのだと思う。鍛錬鍛錬。 結局自分は、何かを作ることでしか、誰かと交流や、自分自身を伝えることはできないのだ。と、なにかあるたびに思う。 その度に孤独を感じでどうしようもなくなるけれども、そうなってしまったのだからどうしようもない。 作ったものを

    創作について『自分だけの物語』の作り方 - orangestar2
  • 習慣化したいなら「if-thenルール」|横山黎@大学生作家

    ――最近何かで知ったんですが、「if-thenルール」と呼ばれるものがあります。ピーター・ゴルヴィツァーという心理学者が提唱した実行計画のことで、習慣化の王様という呼び名もあるくらい、効果が見られるものです。 人生は物語。 どうも横山黎です。 今回は「仕事上達のためには『見える化』と『習慣化』」というテーマで話していこうと思います。 📚バイトの上司と面談昨日、バイトだったんですが、その中で上司の方と面談する機会がありました。今日はそのときの話を整理すると共に、今後の仕事に対する向き合い方について考えてみようと思います。 かれこれ一年半になりますかね、僕は結婚式場でバイトをしているんです。料理やドリンクのサービスをしたり、館内の清掃をしたり、仕事内容は様々です。施行ごとに与えられる仕事内容が変わるので、いろんな経験ができるメリットがあります。 さらに、僕の勤めている会社では、他の会社では社

    習慣化したいなら「if-thenルール」|横山黎@大学生作家
  • 「面倒なことはChatGPTにやらせよう」がついに発売です - karaage. [からあげ]

    祝「面倒なことはChatGPTにやらせよう」発売! ついに2024年1月29日に「面倒なことはChatGPTにやらせよう」が発売しました! 著者なので、一足早く見誌をいただきました!しかもなんと3冊!ジャジャーン 1冊は自分で、1冊は家族。もう一冊は、また図書館に寄贈しようかな?? こんなPOPを見かけたらよろしくお願いいたします!(何を?) 『面倒なことはChatGPTにやらせよう』日搬入発売です! 使いこなせば毎日定時帰りも夢じゃない……?!魔法のようなテクニックを丁寧にわかりやすく解説した、ビジネスマン必携の一冊です。 ご注文はWEBまるこまで! pic.twitter.com/wphwAe7YkH— 講談社 出版営業第一部 (@kodansha_sale_5) January 26, 2024 出版社の公式ツイッターでは「まえがき」が公開されています。迷っている方はこちらも読ん

    「面倒なことはChatGPTにやらせよう」がついに発売です - karaage. [からあげ]
  • 「ストロング系」毎日10缶飲んでた私に起きた異変

    アサヒビール(以下、アサヒ)が「今後発売する缶酎ハイの新商品のアルコール度数を8%未満に抑える方針」と、共同通信等の取材に答えたことで、再びアルコール度数が8%以上の缶チューハイ、いわゆる「ストロング系」に注目が集まっている。 29日公開の前編(「アサヒが撤退「ストロング系」はなぜ広がったのか」)ではこれまでのストロング系の歴史を振り返りながら、同社の「健全で持続可能な飲酒文化を目指し、高アルコール商品の展開を控えることにした」というコメントは「負け惜しみでは?」ということを指摘したが、後編ではストロング系にハマった筆者が「酒に飲まれていくまで」の過程を紹介していきたい。 ストロング系を飲むのが楽しみだった日々 かつての筆者は毎晩仕事帰りにコンビニに寄るのが楽しみだった。というのも、毎月のように新たなストロング系のブランドが各社から出ていたからである。 サントリーの「-196℃ ストロング

    「ストロング系」毎日10缶飲んでた私に起きた異変
  • 4年後までにソフトウェアテストの70%を生成AIが作り、コードの品質は向上するようになるとの予測、IDC

    4年後までにソフトウェアテストの70%を生成AIが作り、コードの品質は向上するようになるとの予測、IDC 調査会社のIDCは、4年後の2028年までに生成AIベースのツールがソフトウェアテストの70%を作成できるようになり、手動テストの必要性が減り、テストのカバレッジが向上することで、ソフトウェアのユーザービリティとコードの品質向上が実現するとの予測を発表しました。 同社によると、生成AIによるテストスクリプトの生成や管理などを含むテスト自動化は日を除くアジア太平洋地域で特に人気が高まっており、開発者とDevOpsの専門家がこれらの技術を活用することで、ソフトウェア開発全体の自動化をより推進していくことになるとのことです。 また生成AIはレガシーアプリケーションのコードに対するリファクタリングも促進するとしており、2027年までにリファクタリングに関わるコードの変換や開発タスクの50%が

    4年後までにソフトウェアテストの70%を生成AIが作り、コードの品質は向上するようになるとの予測、IDC
  • Spotify、AppleのDMA対策を「茶番」で「恐喝」と批判

    スウェーデンSpotifyは1月26日(現地時間)、前日に米Appleが発表したEUのDMAに対処するための新しいiOSアプリストアのルールについて、「a complete and total farce」(完全な茶番)と批判した。 Appleは新しいルールで、開発者にAppleのシステム以外のアプリ内支払いと、App Store以外のアプリストアでのアプリ提供を認めるオプションを提示している。このオプションを選んだ場合、App Storeでのアプリ提供の手数料は17%あるいは10%に下がるが、年間100万回以上インストールされるアプリについては年間インストールごとに0.05ユーロの「Core Technology Fee」(CTF)が課される。 Spotifyは、CTFは「extortion, plain and simple」(はっきり言って恐喝)だとしている。「ユーザーがアプリをダウ

    Spotify、AppleのDMA対策を「茶番」で「恐喝」と批判
  • 「70歳のウィキペディアン」のブログ                   The Blog of "A 70-year-old Wikipedian"

    ウクライナ文化外交月間2024」に参加しました。2022年以来2回目です。翻訳した「タマラ・ドゥーダ」の記事が大変に興味深かったので、Diffに記事を書きました。その後「カテリーナ・カリツコ」も翻訳して出しました。同じ作家でも全く違う方向性の人物でした。 ■参考 ウクライナ文化外交月間2024に参加|Diff ウクライナ文化外交月間2024|Meta 『山川菊栄の航跡:「私の運動史」と著作目録』ドメス出版、1979WikiGapには2019年以来何回か参加していましたが、このところオンラインイベントが続いていました。今年は5年ぶりにオフライン開催との案内が来たので、早速申し込みました。3月3日、神奈川県立図書館で、テーマは「山川菊栄」とのこと。なじみのない名前でしたが、近くの図書館で関連するを取り寄せてみると、戦前から戦後にかけて女性の権利拡張のために尽力した偉大な人物であること

    「70歳のウィキペディアン」のブログ                   The Blog of "A 70-year-old Wikipedian"