はじめに2011年7月29日から、2011年10月11日までの二ヶ月半あまり、わたしは都内の某精神病院の閉鎖病棟に入院していた。 そこでの生活はとても貴重で、なかなか普通に暮らしていては味わえない日々だった。 入院中は様々な葛藤があったが、終わって振り返ってみると、 「これは、相当面白い体験だったんじゃないか」 と言う気持ちがどんどん大きくなっていった。 幸い、入院中は暇にまかせてメモを取ったり、途切れつつも日記のような物を書いたりしていたので、それをまとめてみよう、と思ったのがこの日記を始めたきっかけである。 毎日とはいえないが、できる限り、順を追って入院生活を振り返ってみようと思う。 画像は、二ヶ月半に渡ってわたしを担当してくれた看護師さんから退院時にいただいた手紙である。 (このエントリはトップにおいておくことにします)
「屈辱」という,非常に悪趣味なゲームがある。 デイヴィッド・ロッジの『交換教授』といえば、「屈辱」である。これは誰もが読んでいると思われているが、実は自分は読んでいないという有名文学作品のタイトルを挙げて、参加者の内でその作品を読んでいる人の数が得点となるというゲームである。つまり、得点(作品を読んでいる人の数)が高ければ高いほど、その人に教養がないということになるというその名にふさわしい残酷なゲームなのだ。最初に読んだ時、私は自分こそこのゲームの勝者になれると思った。今も思っている。この小説を読んだ人はどうやらみんな同じことを考えるらしい。白水社 :連載・エッセイ 再読愛読 山崎まどか(1)『交換教授』 わたしは『交換教授』を未読なのだが(別にこのゲームを紹介するからというわけではない),この「屈辱」というゲームのことは又聞きにせよものすごい印象に残っていて(『ハムレット』と口走ってしま
「窓の杜で紹介されてました」が、ついにクラウドサービスを使って、付箋紙をPC間でリアルタイム同期してくれるソフトがでました。その名も「PcHusen v3.65」。待ってました! 早速、お試し。ちなみにリアルタイム同期はインストーラー版が対応。同じページにある手動解凍形式版(英語版)は、対応してません。付箋データだけではなく、プログラム本体もDropboxに置きたかったので、インストーラーでDropbox内にインストール先を指定。同期エラーが心配でしたが、複数のPCで同期しているexeファイルをスタートアップ起動させても、問題なしです。 同期する方法は、タスクトレーのアイコン>右クリック>PcHusen>setting>データ共有、にチェック。データ保存場所をDropbox内にする必要がありますが、そもそもプログラム本体をDropboxに置いているので、無問題。 1つのPCで付箋を貼ると、
話題になった朝日新聞の投書。朝日新聞大阪版 2014年5月24日付朝刊「声」 「艦これ」ブーム、戦中派不安 マンション経営 森嵜武司(大阪府 75) 「艦船模型再ブーム」(9日夕刊)なる記事を見た。艦船模型の売り上げが伸びているという。太平洋戦争時の旧日本海軍の艦船が特に人気だそうだ。きっかけは無料オンラインゲーム「艦隊これくしょん―艦これ―」(角川ゲームス)で、艦艇を擬人化した美少女「艦娘」が人気らしい。戦争体験者である私にとっては心を震撼させるに十分のように思えた。時の政府は 右傾化を強め、軍備強化を半ば強引に推し進めようとするように見える。それに対し、戦争を知らない人たちの中にはそれに呼応するかのごとき反応を示す者がいるのではないかと危惧する。戦争を知らない年齢層が体験した者より多くなっていく。そんな若者が、模型から本物にあこがれを持つようになっていくのではないかと心配してしまう。
WEBプロモーション, ソーシャルメディアソーシャルメディアでのプロモーションにおいて、一部の大企業を除いてなかなか大きな成果を出せていません。しかし、それは「発信のポリシー」が間違っているのではないかと思うのです。 発信ばかりされてもウザいよね。例えば1ユーザーに戻って、趣味のことで盛り上がったことはないでしょうか?その時には他のユーザーさんの面白い発言を取り上げてさらに盛り上がったはずです。そこでは「自分の発信内容だけでなく、他のユーザーさん達と共通の趣味や話題を共有」していたはずです。友人関係でもそうでしょう。自分のことばかりしゃべっている人はその友人関係からは敬遠されていきます。しかしうまく話題を提供し、周りの人たちの意見をグループの中で生かすことが出来る人は自然とそのグループの中心となっていくものです。 共通のテーマに沿って他のユーザーの発信した内容を共有していくこと以前私がプラ
同人以下、昨年の冬コミで頒布しました艦隊これくしょん×屍者の帝国による二次創作同人誌、『艦娘の脳髄』本編になります。ルビは()で代用しました。あと、屍者帝パロなので未完なのは仕様です。 何をおいてもまず、「建造」に必要なものは脳髄だ。 それも、生きた若い娘のものが一番良い。 その方が、『媒体(メディア)』からの「流し込み(ストリーミング)」が成功しやすいからだ。 なぜ若い娘の脳髄しか「流し込み」を受け付けないのか――それは男女の脳それぞれが有する霊素(スペクター)の重さが違うからとも云われているし、そうでないとも云われている。霊素学や骨相学の発展に伴い、やがて老若男女の別なく「流し込み」が可能となるだろう、という主張も度々耳にする昨今だが、要するに皆、お国のためとはいえ、年端も行かぬ娘の脳髄を弄り回すことに何かしらの後ろめたさを感じているのだろう。職務上の経験から、私はそのように思う。
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