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ブックマーク / note.com/yukionoguchi (2)

  • 『年金崩壊後を生き抜く「超」現役論』 はじめに|野口悠紀雄

    『年金崩壊後を生き抜く「超」現役論』(NHK出版新書)が12月10日に刊行されます。 これは、その「はじめに」の全文です。 はじめに「人生100年時代」が到来しつつあるといわれています。人類の長い歴史の中で、これまでなかった新しい世界が開けつつあるのは、素晴らしいことです。 しかし、現実には、100年を生き抜くのは、決して容易なことではありません。 第一に、健康の条件が満たされていることが必要です。 それが満たされたとしても、経済的な問題があります。書がカバーしたいのは、この側面です。 これに関する条件は、人によって大きく違います。しかし、多くの人が共通に直面する問題もあります。それはつぎのようなものです。 (1)年金に頼って定年後の生活を送りたいが、実際の年金額は必ずしも十分でない。しかも、将来さらに給付水準が切り下げられる可能性がある。 老後生活に備えて貯蓄が必要ということも理解して

    『年金崩壊後を生き抜く「超」現役論』 はじめに|野口悠紀雄
    yuki_2021
    yuki_2021 2019/12/03
    やれやれ、もう老後は働くことが前提の生き方が勧められているのだな。まぁ、働こうとは思ってるけど。
  • アベノミクスの6年間に世界は大きく変わった|野口悠紀雄

    2012年の暮れに第2次安倍晋三内閣が発足。2013年4月には、異次元金融緩和政策が開始された。これによって日経済が復活するとの期待があった。企業利益は増加し、株価は上昇した。 日のGDPは、名目では2012年の495兆円から2017年の547兆円へと10.4%増加した。実質では、495兆円から532兆円へと7.4%の増加だった。 ただし、ドルベースで見ると、円安が進行したため、6.2兆ドルから4.9兆ドルへと21.5%も減少した。 この間に、世界では何が起こったか?中国のドルベースGDPは、8.6兆ドルから12.0兆ドルへと40.2%も増加した。日との対比では、1.38倍から2.47倍になった。 アリババやハーウエイなどの新しい企業が成長した。アリババの時価総額は4383億ドルで、トヨタ自動車の1755億ドルの2.5倍になった(2019年7月)。 私は、2012年に『日式モノづく

    アベノミクスの6年間に世界は大きく変わった|野口悠紀雄
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