【シリコンバレー=中藤玲】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は27日、米アップルが米新興オープンAIへの投資を取りやめたと報じた。理由は明らかになっていない。オープンAIは65億ドル(約9240億円)規模の資金調達交渉を来週中にも完了するとされている。オープンAIは1500億ドルの企業価値評価を前提とした増資を計画し、米ベンチャーキャピタル(VC)のほかアップルや米エヌビディアが投
昨年9月、米カリフォルニア州で新製品の発表を行う米アップル最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏/Nic Coury/AFP/Getty Images ニューヨーク(CNN) 米アップルは、9月9日にカリフォルニア州クパチーノの本社で「スペシャルイベント」を開くと発表した。次世代スマートフォン「iPhone(アイフォーン) 16」の発表が見込まれている。 スペシャルイベント「It‘s Glowtime」は米太平洋標準時の9月9日午前10時から、アップル本社のスティーブ・ジョブズ・シアターで開催する。イベントの様子はオンラインで中継する予定。 「Glowtime」の具体的な意味は不明だが、iPhone 16には生成AI(人工知能)機能が搭載される見通し。 アップルは今年6月の年次開発者会議でiPhoneの生成AI機能を発表。AIでオリジナルの絵文字を生成できる「Genmoji(ジェンモジ
慎重に「アメリカ・開発者向け」から展開 アップルに限らず、スマートフォンでは「AI活用」が注目されるようになっている。単純な性能アップでは差別化しづらくなり、AIで利便性を高めることが重要と判断されているからだ。 アップルが開発中の「Apple Intelligence」もその流れの中にある。 ただし、他社と違うのは、iPhoneだけでなくiPadやMacでも同じ機能が搭載されるということだ。 今回のテストは、「開発者向けの初期公開バージョン」であるiOS 18.1 Beta/iPadOS 18.1 Betaを利用し、「iPhone 15 Pro Max」と「iPad Pro(13インチモデル、M4搭載)」を使っている。今回のベータ版はアメリカ向けに英語で提供されているため、機器の設定は「地域がアメリカ」「システムとSiriの言語設定が英語」でないと動作しない。 さらに、一旦ウィッシュリス
AIに対する遅れについて、投資家からのプレッシャーも強まる中、アップルが出した答えは「Apple Intelligence」(アップル・インテリジェンス)だった。 アップルは6月10日(現地時間)、年次開発者イベント「WWDC24」を開催した。今回もオンライン配信の形式で基調講演や各種技術セッションが行われたが、一部の開発者と記者はアメリカ・カリフォルニア州クパティーノにある本社に招かれた。 株価に注目すると、6月に入ってAI銘柄筆頭とも言えるエヌビディアが、アップルの時価総額を追い越した。それだけに、最大の焦点は「アップルがAI競争において、どのような答えを出すか?」だった。 アップルインテリジェンスとは? アップルでソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのクレイグ・フェデリギは、アップル・イテリジェンスについて語るセッションで、次のように述べた。 「本当に役に立つイン
Appleは、2024年6月11日(火)に開催した年次開発者会議「WWDC24」の基調講演で、Apple製デバイスにChatGPTを活用した機能を追加することを発表しました。このChatGPT関連機能を追加するためにAppleとOpenAIが交わした契約について、Apple関連情報に詳しいマーク・ガーマン氏が報告しています。 Apple to ‘Pay’ OpenAI for ChatGPT Through Distribution, Not Cash - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-06-12/apple-to-pay-openai-for-chatgpt-through-distribution-not-cash AppleはWWDC2024の基調講演でiPhoneやMacなどのApple製デバイスで動作
iPhone、iPad、Macなどのアップル製品に知性を与え、使う人の状況やニーズをより深く理解してアシストしてくれる新技術「Apple Intelligence」が発表された。アメリカではこの秋から最新基本ソフト(OS)に搭載され、日本などでは来年以降に搭載される。 アップルらしい設計思想 日本ではChatGPTとの連携ばかりが大きく報じられているが、実はこの連携は枝葉に過ぎない。「Apple Intelligence」で最も重要なポイントは、アップルが、AI統合型のOSとは本来どうあるべきかを一から考えデザインしたことだ。 AI統合型OSは、アップルより先にすでに数社から発表されている。よくIT業界はスピードが重要だと言われる。しかし、そんな中でアップルはつねに真逆のアプローチを取ってきた。急がば回れの真摯かつ丁寧なものづくりだ。 その結果、優れた使い勝手と信頼性が評価され、スマートフ
開発者イベントWWDC24で、Appleがうわさの独自AIシステム『Apple Intelligence』を発表しました。 Apple Intelligence は、iPhone / iPad / Macのデバイス内で動くローカル生成AIモデルを基本に、負荷に応じてApple Siliconで作られた「プライベートクラウド」も利用するハイブリッドな生成AI処理の基盤。 デバイス内の様々な情報をもとに、ユーザーにあわせて意図や文脈を理解したパーソナルな処理ができること、OS統合によりアプリをまたいで利用でき、直接OS機能を操作できること、ローカル処理とセキュアなクラウドによる高いプライバシー保護が特徴です。Appleの呼び方では「パーソナルインテリジェンスシステム」。 ■ テキスト生成や校正・画像生成・文脈理解などAI機能を使いやすく具体的な機能としては、メール等の文例を生成したり、校正で間
資産家イーロン・マスク氏は、アップルが基本ソフト(OS)レベルでオープンAIの人工知能(AI)ソフトウエアを組み入れれば、同社製機器を自社から締め出すと述べた。 マスク氏の発言は、アップルが10日に行ったプレゼンテーションで、デジタルアシスタント「Siri」を通じ、ユーザーがオープンAIのチャットボット「ChatGPT」にアクセスできるようになると発表したことを受けたものだ。アップルはこの機能を年内に新しいAI機能の一部として展開する予定。 マスク氏はオープンAIの共同設立者だが、同社とは対立していた。 マスク氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「アップルがOSレベルでオープンAIを組み入れれば、アップル製品は私の会社で使用禁止になるだろう。容認できないセキュリティー違反だ」とコメントした。 If Apple integrates OpenAI at the OS level, then A
Appleの人工知能「Apple Intelligence」が使える機種はこちら #WWDC242024.06.11 04:1655,372 小暮ひさのり 僕のiPhone、Macでも使えるの?が気になるよね! 今秋リリースされるiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaで利用できるようになる、AppleのAI(=Apple Intelligence)。 さまざまな生成機能が追加される予定でワックワクですが、すべてのiPhone、すべてのiPad、すべてのMacではありません。ここMAX注意ね。 WWDC 24の基調講演での発表によると、Apple Intelligenceが利用できる条件はハードウェアに搭載されているチップで判断されて、対応デバイスは、以下のようになっています。 Image: Apple・iPhone:A17 Pro(iPhone 15 Pro/iPho
このリリースでは、まったく新しいカスタマイズオプション、写真のかつてないほどの大幅な再設計、つながりを保つためのパワフルなアップデート、そしてパーソナルインテリジェンスシステムであるApple Intelligenceを導入 iOS 18には、iPhoneの新しいカスタマイズ方法、メッセージでつながりを保つためのさらに多くの方法、写真アプリのかつてないほどの大幅な再設計などが導入されています。 カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、さらなるカスタマイズオプション、写真アプリのかつてないほどの大幅な再設計、メールの受信ボックスの新しい管理方法、衛星通信経由のメッセージなど多くを備えたメジャーリリースとなる、iOS 18をプレビューしました。ユーザーは、ホーム画面上の任意の空きスペースにアプリやウィジェットを配置したり、ロック画面の下部にあるボタンをカスタマイズしたり、コントロールセ
2024年に登場するとみられるiOS 18では、メールやメッセージ、メモ、電話、写真、Safari、設定などのApple純正アプリをFace IDやTouch ID、パスコードを使ってロックが可能になると報じられています。 iOS 18 Will Let You Lock Apps Behind Face ID, Sources Say - MacRumors https://www.macrumors.com/2024/06/08/ios-18-face-id-app-locking-rumor/ iOS 18 Will Extend Dark Mode to Home Screen App Icons, Sources Say - MacRumors https://www.macrumors.com/2024/06/09/ios-18-home-screen-dark-mode-ru
空前のAIブームの中にあって、その開発の現場で「一人勝ち」とも言うべき圧倒的なシェアを誇っているNvidia(エヌビディア)のGPU向け開発環境「CUDA」。IntelやAppleといったライバルたちを尻目に、いかにしてCUDAはトップに登り詰めたのでしょうか。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では世界的エンジニアとして知られる中島聡さんが、CUDA誕生の経緯から業界の「事実上の標準」となるまでを詳しく解説。さらにMicrosoftが5月20日に発表した「Copilot+PC」に関して、中島さんが注目したポイントを記しています。 ※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:NvidiaのCUDAが今の地位を築いた経緯 プロフィール:中島聡(なかじま・さとし) ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシ
AppleはOpenAIとパートナーシップを結んだと伝えられていて、2024年6月10日から開催されるイベント「WWDC 2024」でチャットAIを統合した「iOS 18」を発表するものと期待されています。新たに、AppleはAI機能をオプトイン(同意して初めて利用できるもの)とし、さらに2つの消費者向けロボットプロジェクトに大規模言語モデル(LLM)を統合する計画も浮上していると報じられました。 Why Is Apple (AAPL) Teaming Up With OpenAI? Both Companies Need Each Other - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-06-05/why-is-apple-aapl-teaming-up-with-openai-both-companies-need-
Jordan Hart [原文] (翻訳:大場真由子、編集:井上俊彦) Jun. 06, 2024, 07:30 AM テックニュース 13,687 アップルの「ワールドワイド・デベロッパーズ・カンファレンス2024」の基調講演は、日本時間6月11日未明に行われる。 Shutterstock アップルは、2024年6月10日に開催する開発者会議「WWDC」で大きな発表を行う準備を進めている。 アップルは同社のAI戦略についてさらに詳しく明らかにすると期待されている。 以下では2024年の「WWDC」で期待される内容について紹介する。 待望のアップル・ワールドワイド・デベロッパーズ・カンファレンス(Apple Worldwide Developers Conference:WWDC)が2024年6月10日(日本時間6月11日)に開幕する。テック業界は大きな発表への期待と予想で沸き立っている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く