エキュートで進化遂げるエキナカ。利用者参加型へ進化中《鉄道進化論》(1) - 09/08/12 | 12:20 「エキナカ」はどこまで進化し続けるのか――。 JR東日本が「もっと駅を魅力的に」と「ステーションルネッサンス構想」を打ち出したのは2000年。この前後からJR東日本のエキナカは着実に進化を遂げてきた。 今やエキナカには「デパ地下」顔負けの総菜やスイーツ店がズラリ。さらに保育施設やファッション衣料店、女性のためのメイクアップラウンジなど、魅力ある施設を兼ね備えた空間に変貌している。 JR東日本の売上高の約3割は非運輸業だが、主体はこうした小売りやSCなどの「生活サービス事業」だ。同社は17年度までに非運輸業の売上高を4割に高める長期計画を進行中。エキナカ事業の進化は重要施策の一つだ。 中でも複合商業施設「エキュート(ecute)」は05年の大宮駅での開業を皮切りに、品川、