元々 Git というバージョン管理システムは、その性質として大きなファイルやバイナリファイルを扱うのが苦手だった。 そんな欠点を補うために GitHub が開発したのが今回扱う Git LFS (Large File Storage) という拡張機能 (仕様) になる。 git-lfs.github.com これは、大きなファイルやバイナリファイルの実体を Git リポジトリではなく HTTPS サーバで保持することで実現している。 Git リポジトリでは、ファイルを本体の代わりにメタ情報を含むテキストファイルの形で管理することになる。 これらの仕様 (プロトコル) は公開されているため GitHub 以外の Git ホスティング事業者でも Git LFS を実装できる。 github.com 例えば現在では Bitbucket Cloud でも次のように Git LFS に対応している。