タグ

ブックマーク / blog.kentarok.org (11)

  • 技術組織をスケールするためのCTL = チーフテクニカルリード - Kentaro Kuribayashi's blog

    GMOペパボにおいて、チーフテクニカルリード(略称: CTL)という職位を作りました。既に以下のブログエントリで新任の2人がエントリを書いているところですが、制度設計者として、その背景を述べてみたいと思います。 diary.shu-cream.net ten-snapon.com GMOペパボの執行役員CTOになって1年半*1、その前に技術責任者に就任してから早2年*2が経過しました。その間、組織面においては、「いるだけで成長できる環境」*3、技術面では「事業を差別化できる技術」*4というコンセプトでやってきました。まだ道半ばではあるものの、逆にいえば、通るべき道は見えているともいえます。 そんな中で、この2年間、ずっと気にかかっていることがありました。 組織的にはエンジニアの人数が90人弱になり、近いうちに100人に達することでしょう。また、技術の移り変わりはますます早くなっていき、つい

    技術組織をスケールするためのCTL = チーフテクニカルリード - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 実際に読んで選んだマネジャーのための100冊 - Kentaro Kuribayashi's blog

    このエントリでは、僕がこの2年弱で読んだ約300冊のマネジメント関連から、100冊を選んでカテゴリ別に紹介します。 背景 2014年8月に、それまで前々職から現職に至るまでいちエンジニアとしての経験しかなかったところから、総勢70人を越えるエンジニア組織のマネジャーになりました(参照: GMOペパボ株式会社の技術責任者に就任いたしました)。 僕は、決して地頭がいいわけでもなければ、コミュニケーション力に長けているわけでもなく、他人以上に努力をして初めて人並みに近づけるかもしれないというぐらいの人間です。それに加えて、冒頭に書いた通り、エンジニアとしては多少の経験は積んだものの、マネジメントについては完全に門外漢。経験に頼るわけにもいきません。諸先輩方にOJTしてもらいつつ身に付けるにも、既にマネジメントの業務は始まっているわけです。 「さて、どうしよう?」と考えた時、まずはとにかくマネジ

    実際に読んで選んだマネジャーのための100冊 - Kentaro Kuribayashi's blog
  • ghqを使ったローカルリポジトリの統一的・効率的な管理について - Kentaro Kuribayashi's blog

    GitなどのVCSからcloneしたローカルリポジトリをどう管理するのがいい感じなのか、よくわからない。なんとなく自己流でやっているが、もっといい方法を知りたい。 tl;dr - ディレクトリレイアウトをgolangの作法に合わせ、すべてのリモートリポジトリをghqを使ってcloneし、percolを使って簡単に検索できるようにしましょう。 追記: いまならpercolの代わりにpecoというツールを使うのもよいでしょう。というか、僕はそうしています。設定方法はこのエントリとほぼ同様の内容でいけると思います。 背景 そんな課題を抱えつつも、特になにかをするわけでもなく日々暮らしていた折、Rebuild: 42: When in Golang, Do as the Gophers Do (lestrrat)で@lestrratさんが、Goのお作法に、他の言語のリポジトリも含め、すべてあわせる

    ghqを使ったローカルリポジトリの統一的・効率的な管理について - Kentaro Kuribayashi's blog
  • エンジニア採用したさ過ぎて迷走している話 - Kentaro Kuribayashi's blog

    ペパボではエンジニアを積極採用中なわけだが、エンジニアがいろいろと面白いことをやれる環境(具体的には、たとえば、今日リリースされた鼎談「次世代ホスティングの話 - 福岡から支えるサービスインフラ」などをご覧いただきたく思う)ではあるものの、私の力が及ばず、その魅力を十分にお知らせできているとはいいがたい。 そこで、どうにかして面白みをアッピールしようとここ数ヶ月あれこれ考え、採用担当者とディスカッションし、提案を重ねてきた。結果は、以下のツイートの通りである。 エンジニア採用をすすめるためにあれこれと提案をしているのだが、そのほとんどが却下されるという悲しい憂き目にあっている。以下に、ボツ案を紹介していこう。 https://t.co/zm1Aok1rJZ— あんちぽくん (@kentaro) October 19, 2015 というわけで、以下がボツ案である。 「YouTuberになりた

    エンジニア採用したさ過ぎて迷走している話 - Kentaro Kuribayashi's blog
    yutaka_kinjyo
    yutaka_kinjyo 2015/10/20
    “マッドマックスをテーマに、あんちぽくんがビヨ〜ンビヨ〜ンする新作動画。”
  • 戸田山和久『哲学入門』 - Kentaro Kuribayashi's blog

    レイチェル・クーパー『精神医学の科学哲学』など、科学史や科学哲学のをちょっとずつ読んだので、1年ちょっと前の刊行当初に買って読みさしてあったこのをあらためて読んだ。 「意味」や「機能」など、目次の章タイトルになっている言葉について、「ありそでなさそでやっぱりあるもの = 存在もどき」を、いかにして「モノだけ世界観」に描き込むかという方針で、唯物論的な自然法則が支配する世界からそうした「存在もどき」が現に「発生」し得るということを延々述べている。各章の細かいところまではなかなか頭がおいつかなくて理解できないところもあるのだが、少なくとも、我々がふつうに考えるよりもずっと、そうした「存在もどき」たちは「モノだけ世界観」で説明できるのだなあと説得される。 一方で、第6, 7章「自由」「道徳」に入ってくると、それまでの「存在もどき」たちが根底的であるように思えるところから、より「社会的」(とい

    戸田山和久『哲学入門』 - Kentaro Kuribayashi's blog
  • YAPC::Asia 2014で「いろんな言語を適材適所で使おう」という話をした #yapcasia - Kentaro Kuribayashi's blog

    YAPC::Asia Tokyo 2014で、いろんな言語を適材適所で使おう - YAPC::Asia Tokyo 2014という話をしてきました。 これまでのソフトウェアエンジニアとしての経験から、継続的に価値を提供し続けるための技術選択はどのようにあり得るのかということをずっと考えていて、「「技術的負債」を問いなおす」というタイトルでJAWS DAYS 2014で話してきた #jawsdaysや、GMOペパボのエンジニア新人研修 #lldiverという発表でもそのあたりの問題意識に基いて話したりしてきました。今回の話は、では、それらの延長線上での、将来における技術選択の最適化について考えてみました。 もうちょっとちゃんと定量化できる感じにしたいけど、まだまだ難しそうだなあという感じ。もうちょっと深堀りして考えていきたいと思います。

    YAPC::Asia 2014で「いろんな言語を適材適所で使おう」という話をした #yapcasia - Kentaro Kuribayashi's blog
  • GMOペパボのエンジニア新人研修 #lldiver - Kentaro Kuribayashi's blog

    LL Diver | Dive into Lightweight Languagesで、「GMOペパボのエンジニア新人研修」というタイトルで話をしてきました。エンジニア新人研修については、その実施自体には、僕は既にあんまり関わっておらず、主にid:hibomaや新卒出身の若者たちが担っているのですが、その背景となっている考え方について一度まとめる必要があるなと思っていたので、この機会にまとめてみました。 いろいろ書いていますが、エンジニアがより楽しく働けるようにし、そのことでより高い成果を出すためにあれこれとやっているところです。ご興味を抱かれた方は、是非、以下をご覧いただきたく思います。 キャリア採用 / アルバイト採用 | 採用情報 | GMOペパボ株式会社

    GMOペパボのエンジニア新人研修 #lldiver - Kentaro Kuribayashi's blog
    yutaka_kinjyo
    yutaka_kinjyo 2014/08/23
    すごい良い資料。私も後輩となんちゃって師弟関係組んでる。あと先輩は勝手に師匠として見てる。
  • GMOペパボ株式会社の技術責任者に就任いたしました - Kentaro Kuribayashi's blog

    標題の通り、8/1付けでペパボの技術責任者に就任しました。あわせて、@hsbtさんがチーフエンジニアに就任しました。技術者の体制を強化したことで、Webサービス事業者、すなわち、技術の会社として、さらに高い成果を出していけるよう努めたいと思います。 ちなみに、CTOでも役員でもありません。たとえていえば、技術部長みたいな感じの立ち位置です(うちには技術部という部署はありませんが)。 ところで、その技術責任者の主な役割を、以下のように定義しています。 技術的な会社の意思決定に貢献し、また技術面における中長期的な計画の策定・執行を行う。 経営陣、幹部会議、技術基盤チーム及び技術専門職へ情報の橋渡しを行う。 技術専門職の人事、技術基盤チーム予算に関する責任を有する。 会社におけるエンジニア出身の幹部として、適切な経営判断に貢献するとともに、それを技術者に橋渡しをし、また、技術者がより力を発揮でき

    GMOペパボ株式会社の技術責任者に就任いたしました - Kentaro Kuribayashi's blog
  • ペパボの2014年上半期エンジニア評価について - Kentaro Kuribayashi's blog

    ペパボの新しいエンジニア評価については、ペパボのエンジニア評価制度をパワーアップしたで既にお知らせしたところです。さて、今回その評価が終わり、総評を書いたので、さしつかえない範囲で公開します。 ちなみに、技術上級職については既に「ペバボのエンジニア職位制度のアップデートについて」で紹介しています。そちらも御覧ください。 制度の概要 そのエントリにもある通り、新しい制度では、以下の特徴があります。 エンジニア全員を、エンジニア集団である技術基盤チームが評価する GitHubに評価用の提出資料をまとめpull requestを出してもらい、それに基いて、結果も含めて全員にオープンな状態で評価する あらためて上記のエントリを引用すると: 今回の制度は、上述の専門職としての評価制度はそのままに、既存の半期ごとの目標設定 → 評価サイクルの中に、エンジニア的観点をより盛り込んでいこうというものです。

    ペパボの2014年上半期エンジニア評価について - Kentaro Kuribayashi's blog
  • ペバボのエンジニア職位制度のアップデートについて - Kentaro Kuribayashi's blog

    ペパボで行っているエンジニア職位制度について、最新情報を共有します。 エントリの背景 ペパボで行っているエンジニア職位制度(シニアエンジニア、アドバンスドシニアエンジニアの選考)については、制度の運用当初に、当時の責任者であるmizzyさんがPaperboy's engineer evaluation system - Gosuke Miyashitaというエントリで紹介しています。その頃から2年半ほどが経過し、また、責任者が変わったこともあるので、あらためていまはどういう感じなのかお知らせしたいと思います。ちなみに、一般のエンジニア評価制度については、新たに運用開始した内容を、既にペパボのエンジニア評価制度をパワーアップしたでお知らせしています。 エントリの目的 そのような、いってみれば内輪の話の共有を、ある意味わざわざ行う目的は、エンジニアとしての将来をあれこれと検討している社外の

    ペバボのエンジニア職位制度のアップデートについて - Kentaro Kuribayashi's blog
  • ペパボのエンジニア評価制度をパワーアップした - Kentaro Kuribayashi's blog

    mizzyさんのエントリ(paperboy is hiring - Gosuke Miyashita)にある通り、ペパボでは、エンジニアに関しては一般のラインとは別に、専門職としてのキャリアアップをしていくラインがあって、ここ2年ほど運用され、よく機能しているところです。そんな折、技術基盤チームも陣容が充実し、社内にもその存在や成果が充分に浸透してきただろうというわけで、半年ほど前からあたためてきた新しい制度を、先日から運用開始しました。 今回の制度は、上述の専門職としての評価制度はそのままに、既存の半期ごとの目標設定 → 評価サイクルの中に、エンジニア的観点をより盛り込んでいこうというものです。エンジニアであろうがなかろうが、一般に、事業目標をブレークダウンしたものが個々人の目標 → 成果になっていくわけですが、そうしたプロセスにおいて、より多様な観点からアウトプットの生産性を向上させて

    ペパボのエンジニア評価制度をパワーアップした - Kentaro Kuribayashi's blog
  • 1