福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋の床掃除を担当することになった米アイロボット社製ロボット「ウォリアー」(東京電力提供) 東京電力は30日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋の床に積もった砂やちりを吸い取り、放射線量を減らすため、7月1日から新しい掃除ロボットを導入すると発表した。 米アイロボット社製の「ウォリアー(戦士)」と、国産の掃除機を組み合わせたもので、走行用ベルトで建屋内を走り回って掃除する。東電は操作性が優れていれば、掃除以外の作業にも使いたいとしている。 ウォリアーは前後90センチ、左右80センチ、高さ53センチで、重さ250キロ。カメラが4台付いており、遠隔操作で操縦する。3号機の原子炉建屋では、水素爆発防止のため、原子炉に窒素を注入する準備が進められているが、建屋1階の放射線量が高く、作業が滞っている。
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