米調査ジャーナリスム団体はこのほど、米メディアCNN社員に対して秘密裏に行った会話の録音や映像を公開した。社員は記録のなかで、左寄りの偏向、センセーションを引き起こすこと、「トランプ大統領は悪い人」であると印象付ける番組制作に落胆していることがわかった。 調査ジャーナリスト組織・プロジェクト・ベリタス(Project Veritas)の録音は10月に公開され、一週間にわたり連続して新たな記録が公開されている。初回の14日公開映像は110万回以上再生された。 社員たちは特に、CNNマーク・ザッカ―社長の個人的な好き嫌いが報道に反映されていることを気にしている。ザッカ―氏は20年あまりNBCに務め、2007年に社長兼最高経営責任者に就任。2013年にCNNに移り、社長に就任した。 記録によると、CNNの現場監督で25年報道業界に勤務するベテラン、パトリック・デイビス(Patrick Davis