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ブックマーク / econ101.jp (9)

  • ノア・スミス「高市時代が本格始動」(2026年2月9日)

    from a photo by the Cabinet Public Affairs Office of Japan, CC BY 4.0. 日は平和主義から脱却しつつある.これにともなって,興味深い経済的な機会があれこれと生まれそうだ. 日は議院内閣制の国だ.大統領はいなくて,総理大臣がいる.なので,高市早苗が去年の10月に首相になったのは党内の総裁選で勝ったからであって,国民からの信任を得たからじゃなかった.これは彼女にとって問題だった.というのも,彼女が所属する自由民主党(略して「自民党」)は,だいたいいつも与党の座にいるけれど,実は議会で強固な多数派を制していなかった.高市政権が出来た後に長く連立パートナーだった小政党の公明党が自民党との連立を解消したとき,こう考える人たちもいた.「これで高市政権は短命に終わるかもしれない」「議席不足で政権が身動きとれなくなるんじゃないか」 そ

    ノア・スミス「高市時代が本格始動」(2026年2月9日)
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    yuu-same 2026/02/17
  • G・エリオット・モリス「アメリカ人はトランプへの支持を撤回した」(2026年1月23日)

    ちょうど1年前の今週、ドナルド・トランプが第47代アメリカ大統領に就任した。FiftyPlusOne.newsの調査によれば、就任時のトランプの純支持率〔支持率から不支持率を引いた差し引きの値〕は+5だった。波乱に満ちた第1期(2021年1月6日の議事堂襲撃事件の後、過去最低の支持率を叩き出して終わった)にもかかわらず、有権者たちは彼に再びチャンスを与えようとした。 だが、アメリカの有権者たちはもはや彼にチャンスを与えようとしていない。現在の調査では、純支持率は平均で-16となっており、就任当初の+5に比べ大きく落ち込んでいる。この21ポイントの下落は、就任1年目の成績に対する世論の評価として、少なくとも1948年以来最低の記録である。再選を果たした歴代大統領の2期目の支持率と比較しても、第2次トランプ政権の1年目の成績は、調査史上ほぼ最低である。唯一の例外はリチャード・ニクソンだ(当時ニ

    G・エリオット・モリス「アメリカ人はトランプへの支持を撤回した」(2026年1月23日)
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    yuu-same 2026/01/30
  • ジョセフ・ヒース「富裕層と一般市民が同じ空間を共有すること:待合室での一幕」(2025年9月23日)

    どんな社会にも、強制的連帯の場となる制度が少なくとも1つ必要なのだとしたら、医療システムにその役割を担わせるのは、そんなに悪い選択ではないだろう。 先週末、ロジャーズ・コミュンケーションズ〔カナダの大手通信企業〕の前CEO、ナディル・モハメド(Nadir Mohamed)が亡くなったという悲しいニュースが入った。モハメドは、カナダを代表する大物の1人だった。私自身は彼と知り合いだったわけではない。だが一度だけ、病院の待合室でたまたまモハメドと一緒になる機会があった。それは、私が機会がある度に語りたくなるような、大変愉快なエピソードであった。以下の文章は10年前、ワルラス誌(The Walrus)に掲載されたものだが、ワルラスのウェブ版はひどい出来なので、ここで再掲してもよいだろう。(念のため言っておくが、この記事のエピソードは10年以上前の話であり、モハメドの死因となった病気とは無関係であ

    ジョセフ・ヒース「富裕層と一般市民が同じ空間を共有すること:待合室での一幕」(2025年9月23日)
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    yuu-same 2025/09/24
  • ノア・スミス「アメリカに労働者階級は存在しない」(2024年11月19日)

    アイデンティ政治は失敗したけど、階級政治ものぞみ薄だ 2017年、僕はバークレー大学で開かれたホームパーティーに参加していた。皆、ヒラリー・クリントンはどうしてドナルド・トランプに負けたかについて議論していた。カリフォルニア大学バークレー校の法学部に通っていた女性が、ヒラリーは「労働者階級」を無視したからよ、と断言した。彼女に、労働者階級とはどんな人なのかについて説明をうながした。彼女の想定にあったのは、学生ローンを抱え、学んだ人文系の学位を活かせないでいる「セックスワーカー」だった。 彼女の想定があまりに意外だったので、この件は心に残っている。労働組合に加入している自動車産業や鉄鋼業で働く労働者や、ヘルメットを被ったアメリカ中西部のステロタイプな男性を挙げると思っていたし、アメリカの民間部門労働者で組合に加入している割合がいかに少ないか、製造業に従事するアメリカ人がいかに少なくなったかに

    ノア・スミス「アメリカに労働者階級は存在しない」(2024年11月19日)
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    yuu-same 2025/01/10
  • アダム・トゥーズ「ガザ: ネタニヤフの《経済的平和》という夢想のような経済地理構想の現実的な役割」(2024年5月23日)

    アダム・トゥーズ「ガザ: ネタニヤフの《経済的平和》という夢想のような経済地理構想の現実的な役割」(2024年5月23日) 正直に白状すると,はじめて上記の画像を見たときには,「なにかのでっち上げ画像だろうか」と思った. 天を突く高層ビル,太陽光発電所,コンテナ船,洋上のガス田――生成 AI で出力した都市・地方集住地の理想像で,集中管理された豊かな都市国家が描かれている.シンガポールかアブダビのような様相を見せるこの図像には,しかし,具体的にどことわかる見知った感覚はあまりわいてこない. だが,これはインチキ画像ではなかった.これは,2035年のガザ地区の図像だ.イスラエルのネタニヤフ首相官邸がこれを構想した.そう,10月7日のハマスによる攻撃への報復として暴虐な戦争をすでに8ヶ月も続けている,あのネタニヤフ首相の官邸だ.数百万人もの強制退去と 35,000人以上のパレスチナ人殺戮で一掃

    アダム・トゥーズ「ガザ: ネタニヤフの《経済的平和》という夢想のような経済地理構想の現実的な役割」(2024年5月23日)
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    yuu-same 2024/10/07
  • ノア・スミス「バイデノミクスの現状」(2023年2月9日)

    “Joe Biden February 2020 crop” by Gage Skidmore from Peoria, Arizona, CC BY-SA 2.0. 今週バイデンが行った一般教書演説を聞いていて,「かなりいいじゃん」と思った.演説の中身は,文化戦争やら外交問題やらではなく経済政策にだいぶ絞られていた.これもいい点だと思う.いまは,争いよりも豊かさにもうちょっと関心を注いだ方が,アメリカ社会は健全になるだろう.ともあれ,あの一般教書演説ってやつは,いつも2つのことのバランスをとっているところがある.一方には,経済のいいニュースの喧伝があって,こちらは大統領の手柄ということでその評判を高める.もっとも,そういういい結果への大統領の関与はせいぜい部分的でしかないんだけどね.そして,もう一方には,来年に向けた政策の優先事項の列挙がある.この2つのバランスをとって演説ができあがって

    ノア・スミス「バイデノミクスの現状」(2023年2月9日)
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    yuu-same 2023/03/02
  • ノア・スミス「実は日本は様変わりしてるよ」(2023年1月23日)

    By 稲ノ歯鯨 – Own work, CC BY-SA 4.0 2020年代は1990年代とはちがう BBC の東京特派員ルーパート・ウィングフィールド=ヘイズが書いた,日についてのエッセイが広く話題になってる〔日語版〕.ぼくも読んでみたけれど,ひどくいらいらしてしまった.このベテランジャーナリストは――2012年から日に暮らして働いたすえに――日の印象をまとめている.彼によれば,日は停滞して硬直した国で,「ここに来て10年経って,日のありようにもなじみ,次の点を受け入れるにいたった.日は,変化しそうにない.」 でも,日に暮らしたことがあって,2011年以降も年に1ヶ月間ほどここに来て過ごすのを繰り返してる人物として,そして,日経済についてかなりの分量を書いてきた人物として言わせてもらえば,日はまちがいなく様変わりしてる.すごく目につきやすくて重要なところがあれこれ

    ノア・スミス「実は日本は様変わりしてるよ」(2023年1月23日)
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    yuu-same 2023/02/02
  • ジョセフ・ヒース「ウォーク(正義に目覚めた一部の左派)は戦術・信条において裸の王様・女王様である:リベラリズムの皮を被った反自由主義」(2021年6月23日)

    ウォーク政治活動を理解する上で最も重要なのは、これは伝統的なタイプの「反自由主義」とは異なっており、「反自由主義的リベラリズム」の一種であると考えた方がよいということだ。 Joseph Heath: Woke tactics are as important as woke beliefs Woke language hides illiberal tactics in liberal aims Posted by Joseph Heath on June 23, 2021 ここ数年、進歩主義を装った反自由主義が世を覆いつつあったが、ついにアメリカリベラルたちは団結して行動を起こし始めた。リベラルたちは、「ウォーク」〔woke、社会問題に対して目覚めた(=wake)人々を指す〕の政治活動やイデオロギー的影響力の拡散を阻むために、いくつかの組織を創設したのである。〔ウォークと戦う〕リベラル

    ジョセフ・ヒース「ウォーク(正義に目覚めた一部の左派)は戦術・信条において裸の王様・女王様である:リベラリズムの皮を被った反自由主義」(2021年6月23日)
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    yuu-same 2021/11/27
  • ノア・スミス「ノア・スミス流日本旅行ガイド:後編」(2018年6月30日)

    [Noah Smith, “Noah Smith’s Japan Travel Guide,” Noahpinion, June 30, 2018] (前編はこちら) 大阪 大阪だと,あちこち見て回る移動手段は地下鉄中心になる.大阪市営地下鉄〔現・大阪メトロ〕は全世界最高の運行がなされている地下鉄網だ.日では〔エスカレータなどで〕たいてい左側を歩くけれど,大阪ではみんな右側を歩く.ぜひ心に留めておいてほしい.他の都市から大阪に来た人たちとぶつかること確実だ.あと,自転車には要注意. 梅田:大阪で新宿の向こうを張るのが梅田だ.というか,観光客でごったがえす前の新宿がこんな感じだった.べどころが連なりクールなネオンが照らす通りがいくつもある.Hep Five モールにある観覧車に乗れば,都市のきれいな眺めが楽しめる. 難波:梅田よりさらにクール.〔道頓堀の〕ひっかけ橋〔戎橋〕近くのグリコマ

    ノア・スミス「ノア・スミス流日本旅行ガイド:後編」(2018年6月30日)
    yuu-same
    yuu-same 2018/07/12
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