題名:美神アフロディーテの魔法の帯を求めて 報告者:アダム&ナッシュ 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて、ヒトの裸における芸術とエロスについて思索するともに、ギリシア神話のエロースと、その母でもある美の女神アフロディーテの神話からも絡めて考察し、さらに、現代の美しいモデルさんの一人であるAnna Ioannovaさんの画像によって、その思索を例示した。ここでは、そのアフロディーテが身に着けていたとされる魔法の帯と呼ばれる神話をもとに、現代的アフロディーテについて検討したい。 アフロディーテは、その誕生から特筆すべき逸話が残されている。アフロディーテの父である、全宇宙を最初に統べた原初の神々の王とされるウラノスが1)、その妻であるガイアの子らが幽閉される非道さに、ガイアは憤りを覚え、子の中のクロノスが母の命令によって鋭い歯のついた大きな長い鎌でもって、父クロノスに歯向かうこととなる
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