先日のエントリーで戦略コンサルタント冨山和彦氏の大学教育の階層化構想の問題点を指摘したところ、「現状がいい/マシと言いたいのだろうか?」と言うコメントをもらった。答えはYESで、冨山提案よりは現状の方がましだと思う。しかし、現状に改善の余地が無いとは言えない。(1)大学教育が職業教育に適していないと言う不満が産業界から、(2)入学者の質が悪く大学教育が満足に行なえないと言う不満が大学側から出されているのが現状だと思うが、高校卒業試験を行い成績証明書を出せば、これらの問題は解決すると思う。 1. 雇用主から見てスクリーニング機能になる 大学教育が職業教育に適していないと言う不満があるのだが、だったら企業は専門学校からの採用人数を増やせばいい。そんな事はしないのは、(a)大学の方に優秀な人材が行ってしまうからか、(b)専門学校より大学教育の方が望ましいかだ。産業界からの大学批判から、(b)は無
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