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ブックマーク / xtech.nikkei.com (107)

  • 《日経Robo》廃棄物を見分けるディープラーニングの“眼”、実装はなんと関数型

    ZenRobotics社はロボットやAI技術にとどまらず、ソフトウエア工学の面でも先進的な取り組みをしている。ソフトウエアの実装には関数型プログラミング言語を採用することで、バグを少なく、ソフトウエア品質を確保しやすくしたほか、並列実行もしやすくしたのである。関数型プログラミング言語の一種である「Clojure」を採用した。

    《日経Robo》廃棄物を見分けるディープラーニングの“眼”、実装はなんと関数型
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    yuyhiraka 2017/11/19
  • Amazon Echoで残高照会、三井住友銀行向けにAlexaスキルをNECが開発

    NECは2017年11月15日、音声アシスタント「Amazon Alexa」に対応した金融サービスを提供できるシステムを三井住友銀行(SMBC)向けに構築したと発表した。同行は同月8日に、スマートスピーカー「Amazon Echo」で残高照会などができるサービスを発表している。NECは、他の銀行や金融機関へも、同様のシステムを売り込みたい考えだ。 SMBCが提供するサービスは、インターネットバンキング「SMBCダイレクト」のユーザー向けに、Amazon Echoで口座残高や入出金明細を確認できるというものだ。残高を確認したい旨と設定したパスコードを話しかければ、音声で残高を教えてくれる。 同行のサービスは、Alexaを通して呼び出せる「Alexaスキル」によって実現する。NECは今回、SMBC向けにスキルと、それと連携するシステムの開発を担った。同行のインターネットバンキングシステムと情報

    Amazon Echoで残高照会、三井住友銀行向けにAlexaスキルをNECが開発
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    yuyhiraka 2017/11/16
  • ラズパイで“本物”のUNIXを味わえる「FreeBSD」

    FreeBSDはUNIXから派生し、米カリフォルニア大学バークレー校で開発された「BSD」(Berkeley Software Distribution)をその祖先とするOSです(図1)。高負荷時の安定性、堅牢性の高いアーキテクチャーを採用している点が特徴です。Linuxに比べてマイナーという印象があるかもしれませんが、その特徴からネットワーク関連機器やサーバーなどで盛んに利用されています。これらの分野に興味のある人なら触れておくべきOSだといえます。 2016年10月下旬時点において、FreeBSDの公式なRaspberry Pi 3版は公開されていません*1。ここではRaspberry Pi 1またはPi 2を使用します。 入手先にアクセスし、「armv6/ISO-IMAGES/11.0」フォルダーに移動します。名前の末尾が「-RPI-B.img.xz」のファイルがRaspberry

    ラズパイで“本物”のUNIXを味わえる「FreeBSD」
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    yuyhiraka 2017/11/15
  • ブロックチェーンはこうやって動いている

    ブロックチェーンは、そもそもは仮想通貨ビットコインを構成する仕組みの一部である。ビットコインは、2008年10月末に、〈サトシ・ナカモト〉という謎の人物によって提案された。翌年1月にシステムが稼働し始めて以降、現在まで止まることなくサービスが提供されている。 ビットコインとブロックチェーン これまでは、円やドルなどの法定通貨では中央銀行や政府、「Suica」、「nanaco」などの電子マネーではJR東日やセブン・カードサービス、というように、その価値を発行する主体が明確に存在するのが普通であった。それに対して、ビットコインではシステムそのものがプログラムに従って価値を生み出し、管理者となる人や組織が存在しない、というのが大きな特徴である。 ビットコインは、〈P2Pテクノロジー〉のネットワークで構成されるため、システム上も特定のサーバーに依存しない仕組みとなっている。 これに、〈プルーフ・

    ブロックチェーンはこうやって動いている
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    yuyhiraka 2017/11/13
  • 次世代ブロックチェーンで賢い契約

    ビットコインとブロックチェーンの可能性に注目が集まるにつれ、その課題も浮き彫りになってきた。 「次世代」ブロックチェーン 例えば、ビットコインのブロックチェーンでは1ブロック当たり1メガバイトの容量しかなく、ブロックに取り込めるトランザクションは1秒に7件程度しかない。また1ブロックのPoWに10分かかるのは、フォークする可能性も考慮すると、即時性の高い処理には使いづらい。 そこで、これらの課題を改善した新たな仮想通貨やブロックチェーンが多数考案・開発されており、ビットコイン2・0やブロックチェーン2・0と呼ばれている。コンセンサスアルゴリズムを改善し、あらゆる処理が理論上可能な(「チューリング完全」と言われる)スクリプトを搭載することで、「ワールドコンピュータ」を目指す「Ethereum(イーサリアム)」や、国際的な標準仕様を目指す「Hyperledger」などがその代表格であるが、日

    次世代ブロックチェーンで賢い契約
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    yuyhiraka 2017/11/13
  • bitFlyerが「ビットコインより200倍速い」ブロックチェーンを発表

    ビットコイン取引所の運営などを手掛けるbitFlyerは2016年12月21日、新しいブロックチェーン技術「miyabi」を発表した。最初のバージョンのソフトウエアが完成し、銀行などの第三者による実証実験済みで、「2017年には実際の採用事例が出せると考えている。BaaS(Blockchain as a Service)やパッケージソフトとしての提供も予定している」(加納裕三 代表取締役)。 miyabiの特徴は、(1)取引の確定ができる独自のコンセンサスアルゴリズム「BFK2」の実装、(2)スマートコントラクト実装機構「理(ことわり)」の実装、(3)毎秒1500トランザクションを処理できる高パフォーマンス、の三つである。パフォーマンスついては「世界最速」(加納 代表取締役)をうたう。毎秒6~7トランザクションしか処理できなかったビットコインのブロックチェーン技術に比べると、200倍のパフ

    bitFlyerが「ビットコインより200倍速い」ブロックチェーンを発表
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    yuyhiraka 2017/11/13
  • クラウド移行を阻むネットワークの「3つの壁」

    国内では2000年代後半から多くの企業がクラウド化に取り組みはじめ、今ではクラウドの利用が一般化しつつある。その理由として、クラウドへの移行手法が確立してきた点が挙げられる。 クラウド移行の手法で最も分かりやすいものが「リフト&シフト」である。オンプレミスで利用しているシステムをそのままの構成でクラウドに移す手法だ。システム構成を変更せずに済むためコストを最小化できるところがメリットである。だが、オンプレミスと全く同じ構成を踏襲できない部分がある。それはネットワークである。 クラウド移行には、ネットワークの「3つの壁」がある。 ●「物理と仮想のネットワークの考え方の違い」 ●「クラウドネットワークの詳細仕様の難しさ」 ●「閉域接続の難しさ」 これらを越えられずにクラウド移行に失敗するケースは少なくない。逆にうまく突破できればクラウド移行を成功に導ける。 今回はクラウド移行を検討した際に突き

    クラウド移行を阻むネットワークの「3つの壁」
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    yuyhiraka 2017/11/07
  • ヤフーがビッグデータ分析システムを米国で動かす理由

    ビッグデータ分析などで大量の電力を使うITインフラを、電力料金が安い海外に設置する動きが出てきた。ヤフーは日の約6分の1という安さの電力を求め、サーバー1400台で構成する大規模なデータ分析基盤を米国ワシントン州で稼働させた。2017年10月、同社が導入するサーバーの技術検証や設計を支援した伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の発表で明らかになった。 ヤフーは同州に設置したデータセンターを2015年からコンテンツのバックアップやサービスの開発環境として格利用したところ、想定通りの電力削減効果を得られたため、使用する電力が大きいデータ分析基盤ではさらに大きい効果が得られると判断した。消費者にニュースやショッピングなどのサービスを提供するサーバーは引き続き国内の複数のデータセンターに置く。データ分析基盤は遅延時間が多少長くなってもほとんど影響がないため海外に置きやすいと考えた。 サーバー

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    yuyhiraka 2017/11/01
  • 第2回 通信事業者に求められる高いパケット透過性

    キャリア・グレードNATは,収容するエンドユーザーの通信をできるだけ阻害しないようにする必要があります。つまり,NAT制御に高い“透過性”が求められます。ここでいう透過性とは,エンドユーザーが送受信するパケットを,通信事業者の装置でなるべく形を変えずに通過させることです。NATにはさまざまな手法が存在しますが,キャリア・グレードNATではそれらを通信の内容や通信する端末・アプリケーションによって使い分けていくことになるでしょう。今回は,キャリア・グレードNATで使われるNATの手法をいくつかご紹介します。 NATの手法は,「NATセッション・マッピング」と「フィルタリング制限」の二つの処理の内容の違いによって4種類に分けられます。この4種類とは,「フルコーンNAT」,「制限付きコーンNAT」,「ポート制限付きコーンNAT」,「シンメトリックNAT」です(表1)。NATセッション・マッピング

    第2回 通信事業者に求められる高いパケット透過性
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    yuyhiraka 2017/10/27
  • NTTテクノクロスがブロックチェーンの導入支援、運用ツールも開発

    NTTテクノクロスは、ブロックチェーンを事業に活用したい企業に向けた導入支援サービスを2017年内に提供する。2017年10月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2017」で、提供するサービスのコンセプトや開発中の運用向けツールの機能などを披露した。 サービスの提供内容は、ブロックチェーンで動作するアプリケーション開発の受託、社内でプライベート型のブロックチェーンを構築する場合の導入支援、ブロックチェーンそのものの改造の受託など。研修プログラムやトレーニングのサービスも提供する。 例えば開発では「スマートコントラクト」と呼ぶブロックチェーン上で動作する取引や業務の自動処理プログラムの開発を請け負う。現在、自社で「Ethereum」と「HyperLedger Fabric」の2つを評価し、運用やスマートコントラクトの開発などの技術蓄積を進めている。 ブロ

    NTTテクノクロスがブロックチェーンの導入支援、運用ツールも開発
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    yuyhiraka 2017/10/17
  • TCPの輻輳制御アルゴリズム、どれが一番速い?

    TCPの重要な要素として、輻輳制御アルゴリズムがある。TCPはシーケンス番号を使った応答確認によってデータの確実な到達を担保している。応答確認が行われないパケットについては、再度同じデータを送信するように、受信側から送信側へ再送要求が行われる。 ところが、ネットワークが輻輳して遅延が大きくなると、同じデータを何度も再送してしまい、無駄なトラフィックが発生して輻輳がさらに悪化する。そこで転送量を制御して輻輳状態を抑える「輻輳制御」が重要となる。 輻輳制御を行うアルゴリズムの歴史は、TCPの歴史と言っても過言ではない。ここで簡単に発展経緯をひもといてみよう。 1988年に初登場した輻輳制御アルゴリズム「Tahoe」は、後に登場するアルゴリズムに多くの影響を与えた。段階的にウインドウサイズ▼を増加させて帯域流量を増加させる「スロースタート」、再送タイムアウトを待たずにパケットを送信する「高速再送

    TCPの輻輳制御アルゴリズム、どれが一番速い?
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    yuyhiraka 2017/10/12
  • 引く手あまたのセキュリティエンジニア、攻撃手法や国際規格の事情通

    セキュリティエンジニアの役割は、システムの設計にかかわる上流工程からインシデント対応まで幅広い。事故が起こったら、迅速に状況を把握するスキルが必要。一方で、数多くある業界ごとの規約を理解し、適切に設計するスキルも求められる。 「おかしなメールを開いてウイルスに感染したようだ」。ユーザーからこう連絡を受けたNTTデータ先端技術の佐藤 玲氏は、新幹線に乗って現地に急行した。セキュリティ事故は、電話やメールだけでは分からない状況が多くある。 実際、メールを開いたのはデスクトップ仮想化(VDI)経由で接続したPCで遠隔地にあると現地で分かった。そのPCを調べたり、何百Gバイトもあるデータを取得したり、佐藤氏の仕事は現地での作業が中心になる。 まず状況を調べ上げるが、闇雲ではない。ユーザー企業のシステム構成、重要データの保管場所、アクセス権限などによって、見るべきログや設定は変わってくる。攻撃者の考

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    yuyhiraka 2017/10/01
  • PMBOK大幅改訂、スキル転換を迫られるプロマネ

    PMI(Project Management Institute)はプロジェクトマネジメントの知識体系「PMBOK(Project Management Body Of Knowledge)ガイド」の第6版を、日語を含む12カ国語で2017年9月6日(米国時間)に発表した。日語版の書籍販売は2017年10月を予定している。 第6版では、ビジネスの視点を強化したのをはじめ、様々な内容を改訂した。以下で改訂のポイントを分析していくが、その前にPMBOKガイドの成り立ちや位置付けを簡単に紹介しておく。 PMBOKガイドの第1版は1996年に登場した。同ガイドの前身である「PMBOK」(1987年発行)をPMIが大幅に改訂。その名称をPMBOKガイドに改めて発行した。日では日語版の第1版が1997年に登場すると、大企業を中心に徐々に広まっていった。当初は建設やエンジニアリングの企業の採用

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    yuyhiraka 2017/09/25
  • アクロニスのバックアップソフト「True Image 2018」、稼働中の複製が可能に

    True Imageは、ファイルだけでなく、ドライブの内容をイメージファイルとして丸ごと複製して保存できるバックアップソフト。True Image 2018では、バックアップの基機能、ランサムウエア対策機能、モバイル機器のデータ保護、SNSデータのオンラインバックアップ機能などを強化した。アクロニス・ジャパンの大岩憲三社長は「派手な新機能はないが、品質と完成度を高めたバージョン」と位置付ける。 バックアップの基機能では、OSの起動ドライブを稼働中にイメージバックアップできる機能を追加した。OSを再起動することなくバックアップを完了できるようになった。データの保護以外にも、HDDをSSDに換装するようなドライブ移行の手間を省ける。イメージファイルは米マイクロソフトの仮想化技術「Hyper-V」の仮想ドライブへの変換が可能で、物理PCから仮想マシンへの移行にも生かせる。 ランサムウエア対策

    アクロニスのバックアップソフト「True Image 2018」、稼働中の複製が可能に
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    yuyhiraka 2017/09/20
  • ラズパイがファイアウォール付き無線LANルーターに変身、「LEDE」で簡単に

    4000円台のPCボード「Raspberry Pi(ラズパイ)」をファイアウォール付きの多機能な無線LANルーターに仕立てられるの専用OSが「LEDE」です。ラズパイシリーズで動作するOSイメージを使って簡単に導入できます。 LEDEは、オープンソースのルーターOS「OpenWrt」の派生品です。ラズパイシリーズで動作するOSイメージファイルを提供しています。家のOpenWrtはラズパイ3で動作するイメージファイルは提供していません。 LEDEをインストール LEDEをインストールするには、まず公式サイトからOSのイメージファイルを入手します。「Downloads」リンクから「Stable Release builds」-「17.01.2」-「targets」-「brcm2708」-「bcm2710」をたどっていくと、2017年9月14日時点の最新版「lede-17.01.2-brcm2

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    yuyhiraka 2017/09/15
  • 「ベンダーロックインは気にしない」、AWSを全面採用した東急ハンズの覚悟

    2017年9月末にも100%クラウド化を実現する東急ハンズ。移行過程では、オンプレミスで実現できていた機能がクラウドでは使えなくなる問題が発生。その都度、代替手段を考えて対処した。一方、移行するメリットを最大限に享受するため、クラウドならではのアーキテクチャー設計にこだわった。 東急ハンズが全てのシステムをクラウドへ移すと決断したのは2012年のこと。“聖域”を設けず、社内の主要システムの移行をほぼ同時に開始した。 移行先は米アマゾン・ウェブ・サービスのAmazon Web Services(AWS)。ただし、いざオンプレミスのサーバー群をAWSに移行し始めると、既存システムで実現していた機能を実装できないケースが出てきた。そのときは「同じ目的を別の手段で実現できないか」と考えることで事態を打開した。 象徴的なのは、2013年5月に移行したPOSシステムの事例だ。クラウドに移したサーバーか

    「ベンダーロックインは気にしない」、AWSを全面採用した東急ハンズの覚悟
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    yuyhiraka 2017/09/09
  • データ分析の準備をAIで自動化、米GEのIoT基盤「Predix」

    センサーデータを分析する際に最も手間がかかるのは、データの「種類」や「関係性」を見極める作業だ。米General Electric(GE)はインダストリアルIoT(Internet of Things)のプラットフォームである「Predix」に、こうした作業を自動化するAI人工知能)を追加する。データ分析における「手作業」を減らすことで、センサーデータの活用を促進する狙いだ。 GEのデジタル事業部門であるGE Digitalが2017年7月25日(米国時間)にシリコンバレー社で記者説明会を開催して、Predixのロードマップなどを解説した(写真1)。GE DigitalでPredixのプロダクトマネジメントを統括するGytis Barzdukas氏は、2015年に独立した事業部門であるGE Digitalの従業員数は2万6000人を超え、2016年のデジタル事業の受注額が40億ドルを突

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    yuyhiraka 2017/08/06
  • ソニー、Maker FaireでGPS付きマイコンボードを初公開、ロゴ入りバッグを400個無料配布

    ソニーセミコンダクタソリューションズは、GPSやハイレゾ対応のオーディオ機能を備えた低消費電力マイコン「SPRITZER」(CXD5602)を搭載した超小型マイコンボードを開発。2017年8月5~6日に東京ビッグサイトで開催される「Maker Faire Tokyo」で初めて披露する。Maker Faire Tokyoでは同マイコンボードで飛行制御する試作ドローンを展示するほか、センサーと制御、オーディオ機能を組み合わせた連携のデモなどを展示する。

    ソニー、Maker FaireでGPS付きマイコンボードを初公開、ロゴ入りバッグを400個無料配布
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    yuyhiraka 2017/08/04
  • 慶応SFC村井純氏ら、ブロックチェーン研究の産学連携組織を立ち上げ

    慶応義塾大学の村井純教授やMITメディアラボの伊藤穰一所長ら7人の研究者は2017年7月24日、ブロックチェーン研究の産学連携組織「BASE(Blockchain Academic Synergized Environment)アライアンス」を設立したと発表した。「オープンな分散型台帳としてのブロックチェーンは、透明性の高い行政システムの構築など様々な用途に使える可能性がある。ブロックチェーンの研究開発や応用への検証をオープンな環境で実施したい」(村井氏)。 BASEアライアンスでは、ブロックチェーン技術とそのアプリケーションの研究開発、ブロックチェーン技術の実証実験を行うテストベッドの構築と運用、国際産学連携コミュニティの醸成を目指す。実証用テストベッドは、参加大学がブロックチェーンのノードを運営する学術研究用ネットワーク「BSafe.network」を活用する。 各メンバーの興味に応じ

    慶応SFC村井純氏ら、ブロックチェーン研究の産学連携組織を立ち上げ
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    yuyhiraka 2017/07/25
  • ブロックチェーンに懸けるトヨタの深謀

    GoogleもUberもいらない未来」。トヨタ自動車傘下で最先端の研究開発を手掛ける米Toyota Research Institute(TRI)社の将来ビジョンを一言で表すとこうなる。同社は2017年5月、自動運転車の開発に使う走行データの取引市場やカーシェアリングの運用などに、「ブロックチェーン」技術の適用を検討すると発表した。目標はこれらのサービスを、第三者の介在なしに実現することである。情報の所有者と利用者、サービスの提供者と顧客を直接つなぐのが理想だ(図1)。 価値ある情報の受け渡しにしろ、財物のシェアリングにしろ、不特定多数の参加者の間を取り持つには、中立的な第三者が必要というのがこれまでの常識だった。送り手と受け手の要望をすり合わせ、詐欺やトラブルを防ぎながら円滑にやりとりを進めるためである。この第三者は時として「プラットフォーマー」と呼ばれる巨大な存在に成長し、業界を牛耳

    ブロックチェーンに懸けるトヨタの深謀
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    yuyhiraka 2017/07/19