東京・秋葉原で2008年に7人を殺害し、10人に重軽傷を負わせたたなどとして死刑判決が確定していた、加藤智大死刑囚(39)の死刑が26日午前、東京拘置所で執行された。古川禎久法相が臨時の記者会見で発表した。 法相は、「7名もの被害者の尊い命を奪い、10名の被害者に重傷を負わせるなど、極めて重大な結果を発生させ社会にも大きな衝撃を与えた、誠に痛ましい事件。突然の凶行により命を奪われた被害者はもちろんのこと、ご遺族の方々にとっても無念この上ない事件だと思う」との見解を示し、「裁判で十分な審理を経た上で、最終的に死刑判決が確定したもので、法務大臣として慎重な上にも慎重な検討を加えた上で、死刑の執行を命令した」と述べた。