仮想空間の役割 働かなくても生きて行ける煉獄 65億人を養うために65億人も必要ない。その通りだと思う。 人間に加えて、ロボットも働くようになるのだから、 人類を維持するために必要な労働は、減る一方だ。 次の50年をみるならば、働く楽しみと学ぶ楽しみを現実世界から得ることは、 現在よりも、かなりむずかしくなるだろう。 仮想空間に、現実とは異なる規則にもとづいて動く環境を用意すれば、 そこがフロンティアとなって、新しい仕事や、学ぶ対象が生じる。 ここには、アメリカの西部開拓どころではない、途方もない可能性がある。 > 誰かに必要とされずとも生きていけるほど、人「間」は強く鈍くあれるものなのだろうか? 現実世界で誰かに必要とされていなくても、 仮想世界で誰かに必要とされていればよい。 そのための具体的方法は見えて来つつあるし、 すでに何百万人もの人がそれを実際に体験済みである。