「他人と同じような幸せを信じていたのに。」と草野正宗氏が歌っていましたが、これは「のに」であるところがいいなと、ふと思いました。んま、それだけなんですけど。「けど」より「のに」の方がなんだか切なさがでるような気がします。「けど」だと言い訳がましいかんじがしなくもない。ましてや「〜いたのだが」や「〜いたというのに」ではもはや切なくもなければ、なんかおっさんくさくなってしまい台無しです。悲しさを増長したい時には「のに」を付ける。するとたちどころに涙が溢れ出すことでしょう。言い過ぎました。まあ、なんとなく悲しさが出るんじゃね?といったところでしょうか。 「私、ずっと一人で待ってたのに。」 「せっかく買ってきたのに。」 「ここにいるだけなのに。」 「今やろうと思ってたのに!」 「また!すぐそんなこと言って!あんたは片付けないでしょ!!」 「うるさいなーー!だからやろうと思ってたって言ってんジャン!