個人的な社外活動を会社での本業に変えてしまう、という新しい働き方に富士通でチャレンジしているのはグラフィックカタリスト・ビオトープの中心人物タムラカイ氏と、タムラ氏のよき理解者であり立役者でもある上司の内田弘樹氏だ。従業員の副業を容認する企業が増えつつあるいま、副業社員と企業が双方にメリットがあるよう良好な関係を築くためのヒントを伺った。 いま「副業」に注目が集まっている 2017年11月に厚生労働省が、「労働者は勤務時間外において他の会社等の業務に従事することができる」と規定を新設したこともあり、従業員の副業を容認する企業の動きは加速している。 これを機に本格的な副業時代へと突入するとの声がある一方で、勤めながら副業することには、社員も企業も、戸惑いがあるのが現状だ。 右:サービスインテグレーション・デザイングループ 部長 内田弘樹氏 左:同グループ所属 グラフィックカタリスト/ラクガキ