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2019年2月12日のブックマーク (2件)

  • ドラマ『陸王』さながら、かつて日本の足袋が世界のマラソンを制した

    短期連載〜消えたハリマヤシューズを探して(3) 前回の記事を読む>> 日伝統の足袋業者が、新規事業のランニングシューズ開発にチャレンジするテレビドラマ『陸王』(原作・池井戸潤)が人気を呼んでいる。だが実は、今から約100年前、このドラマと同じような心意気で世界の列強に挑んだ日の長距離ランナーと、彼を支えるひとりの足袋職人が実在したことは意外と知られていない。 東京高等師範学校の学生だった金栗四三(かなくり しそう)は、近所の足袋店「ハリマヤ」の主人・黒坂辛作(くろさか しんさく)に作ってもらった特製マラソン足袋をひっさげて、1912年(明治45年/大正元年)ストックホルムオリンピックのマラソン競技に出場。しかし、調整不足と日射病の影響で金栗は意識朦朧となり、レース中コース脇に迷い込み失踪する大失態を演じてしまう。 捲土重来を誓った金栗は帰国後、辛作と二人三脚でマラソン足袋の改良に着手す

    ドラマ『陸王』さながら、かつて日本の足袋が世界のマラソンを制した
  • バブルに消えたハリマヤシューズ。日本の「ものづくり」よ永遠に

    短期連載〜消えたハリマヤシューズを探して(5) 連載第1回はこちら>>  連載第2回はこちら>> 連載第3回はこちら>>  連載第4回はこちら>> ■日製にこだわったハリマヤの職人気質■ 今から100年以上前、東京高等師範学校の学生・金栗四三(かなぐり しそう)と、東京・大塚の足袋店ハリマヤの主人・黒坂辛作(くろさか しんさく)が出会ったことから生まれたマラソン足袋。改良を重ねた製品は「ハリマヤシューズ」として、多くのランナーに愛され、各地の競技会で好成績を収める。 高度経済成長によって日が豊かになり、スポーツを楽しむ人々が増えるにつれて、シューズメーカーとしてのハリマヤ運動用品もまた発展し、辛作から数えて3代目、孫の代へと経営も移っていった。当時、ハリマヤはその発祥の地、東京の大塚に社を構え、北陸地方にいくつかの生産拠点を持っていた。 ハリマヤの顔となった3ラインも機能面から付け

    バブルに消えたハリマヤシューズ。日本の「ものづくり」よ永遠に
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2019/02/12
    「金栗四三(かなぐり しそう)と、東京・大塚の足袋店ハリマヤの主人・黒坂辛作(くろさか しんさく)が出会ったことから生まれたマラソン足袋。改良を重ねた製品は「ハリマヤシューズ」として、多くのランナーに」