自分が話し上手で聞き上手だと思い込んでいる人は、たいてい客観的な自己分析ができていない PrathanChorruangsak/iStock. <他人の話に頷いたり、相槌を打ったりしていても、話の内容には上の空で自分が次に言うことを考えている> アメリカ人は日本人よりも公の場で話すのが好きだ。どんな職業であっても公の場でしっかりとしたプレゼンテーションができなければ能力が低いとみなされる。セルフブランディングと自分をうまくPRするトークができなければ就職も難しい。 「話す能力」を重視する社会だから、幼稚園の頃から皆の前で話をするトレーニングをされる。内向型の人にとっては悪夢のような社会とも言えるかもしれない。こういう社会的背景があるアメリカだからこそ、自分をアピールする「話し上手」よりも相手から多くのものを得られる「聞き上手」になるほうがいいというケイト・マーフィの『You're Not
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