タグ

2022年7月6日のブックマーク (3件)

  • なぜ大規模・長期化したのか、KDDI通信障害を検証する

    2022年7月2日未明から続くKDDI通信障害は、発生から既に丸3日が経過した。同月4日午後に会見したKDDI取締役執行役員専務技術統括部長の吉村和幸氏は「現時点で音声通話、データ通信はほぼ復旧している。ネットワークの状態を監視し、個人・法人ユーザーのサービス利用状況を確認した上で、7月5日の夕刻をめどに全面復旧したい」と話した。 一連の通信障害は、ルーターの新旧入れ替えにより音声トラフィックが15分間不通となったことを皮切りに、音声通話用のVoLTE(Voice over LTE)交換機や加入者データベース(DB)の輻輳(ふくそう)、加入者DBとVoLTE交換機の間のデータ不一致といった事象が連鎖したことで広がった。 最大約3915万回線、社会インフラとして交通や物流、金融、気象などに使われる重要回線が、3日以上にわたってつながりにくくなるという今回の事態は、過去10年の間に日で起き

    なぜ大規模・長期化したのか、KDDI通信障害を検証する
  • 富士通のパソコン40年間ストーリー【6】時代を先取りしすぎた「FM TOWNS」

    富士通は1981年5月20日、同社初のパーソナルコンピュータ「FM-8」を発売。2021年5月20日で40年の節目を迎えた。FM-8以来、富士通のパソコンは常に最先端の技術を採用し続け、日のユーザーに寄り添った製品を投入してきた。この連載では、日のパソコン産業を支え、パソコン市場をリードしてきた富士通パソコンの40年間を振り返る。掲載済みの記事にも新たなエピソードなどを追加し、ユニークな製品にフォーカスしたスピンオフ記事も掲載していく予定だ。その点も含めてご期待いただきたい。 ハイパーメディアパソコン「FM TOWNS」 1989年2月28日、まさに鳴り物入りという言葉通り、大きな話題を集めて登場したパソコンが「FM TOWNS」だ。 1989年2月に発売となった「FM TOWNS」。1989年といえばバブル景気の真っ只中だった 「パソコンが変わる、タウンズが変える」のキャッチフレーズ

    富士通のパソコン40年間ストーリー【6】時代を先取りしすぎた「FM TOWNS」
  • 富士通のパソコン40年間ストーリー【Spin-off】東京ドームを富士通パソコンで埋め尽くした電脳遊園地

    国内パソコンメーカーが単独で開催したイベントとしては、過去最大規模として語り継がれるのが、富士通の「電脳遊園地IN東京ドーム」だ。1989年3月10日~12日の3日間にわたって開催したこのイベントは、22億円の費用を投じ、発売直後だったパソコン「FM TOWNS」を約400台も展示。ソフトメーカーや周辺機器メーカーなど270社も出展し、約600種類のアプリケーションが展示され、会期中には18万人が来場した。 「電脳遊園地」の第2回、1989年12月9~11日開催「電脳遊園地ハイパージャングル」には、会期中に11万3,550人が来場した 1回目の電脳遊園地は当初、1988年11月18日~20日での開催が予定されていた。だが、1988年9月から昭和天皇の病状悪化が明らかになり、日各地で自粛の動きが拡大。電脳遊園地の開催は一度見送られることになった経緯がある。 開催に向けて多くの準備が完了して

    富士通のパソコン40年間ストーリー【Spin-off】東京ドームを富士通パソコンで埋め尽くした電脳遊園地