米Amazon.com(以下、Amazon)が製品に組み込んで提供しているAI音声アシスタント機能「Amazon Alexa」は、現在のところ大きな成功を収めている。Alexa搭載製品は、すでに500万個以上が販売されたと推定されている。500万個が家庭に普及したのであれば、ホームIoTの観点からもインパクトは大きい。 一方、Amazonのクラウドサービス子会社である米Amazon Web Services(AWS)は、2016年11月末に開催した年次カンファレンス「AWS re:Invent 2016」で、Alexa関連サービスを発表。参加者にAlexaを搭載した円筒型スピーカーのエントリ機種「Amazon Echo Dot」を配布した。 そこで本記事では、Alexaを紹介するとともに、これを日本人が試すとどうなるか、米国で試してみた。 Alexaは大まかにいえば、アップルの「Siri」