1月27日、フランスのパリで2020年版『ミシュランガイド』の授賞式が開催され、日本人の小林圭氏がオーナーシェフをつとめるパリのレストラン「KEI」が3つ星を獲得した。 小林シェフによる日本人初の快挙について、フランスのメディアが報じている。 「新しいものを生み出す才能」 フランスの週刊誌「ロプス」は、「フランスのミシュランガイドで栄えある3つ星を獲得した日本人のシェフはこれまでいなかった。2020年、小林圭はこの快挙を成し遂げた」と評価。 記事は、2003年から小林氏が働いていたパリのレストラン「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」のオーナーであるフランス料理の巨匠アラン・デュカスの次のような言葉を紹介する。「彼には、本質的でないものにはけっしてとらわれずに新しいものを生み出す才能がある」 また、小林氏の在籍中に「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」のシェフをつとめたクリストフ・モレ