北京オリンピックのフィギュアスケートで、男子シングルに出場した羽生結弦選手が記者会見を行い、3連覇は逃したものの4回転半ジャンプに挑戦した大会を振り返って「誇りを持って胸を張ってこれからも過ごしていきたい」と今後に向けた心境を語りました。 羽生選手は14日、今月10日の男子シングルのフリー以来、4日ぶりに練習を行ったあと、北京市内にあるメインメディアセンターで記者会見を開きました。 オリンピック3連覇をかけて臨んだ男子シングルで4位とメダルには届かなかったものの、後半のフリーで世界で誰も成功させていない4回転半ジャンプに挑み、転倒して回転不足にはなりましたが、国際スケート連盟の公認大会で4回転半ジャンプとして認定されました。 会見で羽生選手はフリーの前日の練習で足首を痛めて痛み止めの注射を打ちながらも挑んだ4回転半ジャンプについて「僕の中ではある意味、納得して満足した4回転半だったと思う」