エリック・クラプトンの「いとしのレイラ」や「ワンダフル・トゥナイト」、ジョージ・ハリスンの「サムシング」……。伝説的なロックの名曲は、彼女がいなかったら生まれなかったかもしれない。イギリス人のモデルで写真家のパティ・ボイドさんは、ビートルズのジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンの元妻であり、1960年代以降、ビートルズをはじめ多くのロックスターたちを撮影してきた。その写真展「George, Eric&Me~パティが見たあの頃~」 が現在、東京・銀座の「リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.P」と西麻布の「ギャラリーE&M西麻布」で開催されている。日本初の写真展を記念して来日したパティ・ボイドさんに、彼らとの日々について聞いた。 聞き手・文/安原ゆかり(日経WOMAN編集長) 写真/大槻純一(インタビュー) パティ・ボイド 本名パトリシア・アン・ボイド。1944年イギリス生まれ