先日、週刊東洋経済で「働きウーマン」という特集をやっていました。 日本は女性の活用がまだまだ進んでおらず、この東洋経済によると、日本は、国会議員に占める女性比率で94位、管理的職業従事者に占める女性の割合で10%強(欧米主要国では30~40%)、そしてジェンダーギャップ指数と呼ばれる男女平等の度合いを測る指数では91位だそうです。 海外では女性の登用が進んでおり、ノルウェーでは取締役の4割以上は女性にすることが義務付けられていたり、女性の管理職比率の高い企業のほうが業績がいいなど、女性の躍進が企業や政治の場面で効果をあげていることが紹介されています。 ほかには、海外と国内で活躍する女性を紹介しながら、女性の活躍を阻害する要因を分析しつつ、一方では、シングルマザーや非正社員雇用の問題なども扱っています。 私は外資系金融機関で働いていたときは、一緒にプロジェクトを担当した後輩社員は半分以上が女
私が管理職になって経験した“Good Old Boys’Network”について、もう1つの例をお話しましょう。 例えば、会議の席でのことです。私はそれまで、会議とは自分の意見をはっきり言うものだと思っていました。一生懸命調査し、勉強したうえで臨むわけです。しかし、せっかくいろいろ調べて案を出したのに、最後には何が決まったか分からないような会議も、中にはありました。 ある会議の席で私は挙手して、それを指摘しました。すると皆一斉に、嫌な顔をするのです。会議の後で私はある上司に呼び止められ、こう言われました。「内永さん、今日の会議は、そういうことを言うために集まったんじゃないんだ。お互いの挨拶のようなものだから、(何も決まらなくても)いいんだよ」 こうしたことをほかの男性は皆納得ずくで、疑問を挟まないのですね。私は、「それなら、最初にそう言ってもらわないと」と思いましたが、(こういうGood
「アントルヴォー村」フランス, プロヴァンス地方 -- Rod Edwards/Photographer's Choice/Getty Images
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