こんにちは、@tk0miya です。 そろそろ RubyKaigi 2023 の余韻も冷めてきたところなのですが、持って返ってきたお土産タスクはまだまだ山盛りなので、少しずつ調べていこうと思っています。 さて、前回は Ruby の型定義情報を使って irb の入力をリッチにする katakata_irb を紹介しました。 rbs_rails を使うと Rails アプリから型定義が自動抽出できることも学びましたよね。 katakata_irb と rbs_rails の組み合わせだけでも、かなり強力な補完をしてくれますが、これに加えて自分で定義したメソッドに型を定義することで、さらに入力補完をパワーアップすることができます。 今回は、その型を定義する準備として、環境づくりの方法を紹介します。 最新の rbs パッケージをインストールする rbs-3.1.0 で導入された rbs subtr