共産党や労働組合、市民団体などで構成する「革新都政をつくる会」は、4月の東京都知事選で、同党政策委員長の小池晃氏(50)に立候補を要請する方針を固めた。小池氏も出馬に前向きとみられ、近く最終調整に入る。 関係者によると、同党推薦で、無所属での出馬になるとみられる。小池氏は東京都出身の医師で、前参院議員。築地市場移転に反対しており、都知事選でも公約に掲げるとみられる。 都知事選をめぐっては、石原慎太郎知事(78)が進退を明らかにしておらず、いまだ有力候補が出そろっていない。蓮舫行政刷新担当相(43)や東国原英夫前宮崎県知事(53)、猪瀬直樹都副知事(64)の名前も取りざたされる。