www.nhk.or.jp 「親友同士のように、仲のよい母と娘」のはずが、 ほんとうは違うんじゃないの?とざわざわして、 やがて崩れていく、話。 娘の美月が自分の意に添わないものごとを選ぼうとすると、ママはすっと左頬をさわる。 それを見た娘は「あ、やっぱりこっちにする」と判断をくつがえす。 「みっちゃんのことは私がいちばんわかってるのよ」と さりげないコントロールで、娘の服も部屋のカーテンも決めていく、ママ。 そうね、と笑いながら、娘の左後頭部にはストレスによるハゲができている…。 娘が何か思い切ったことをしようとするたびに、具合が悪くなる母。 そして計画を取りやめる娘。 外から見たら、娘想いの心配性の母と、優しい娘。 どこにも悪人がいないのに、見えない悪がある。 すべてママが、自分の人生を生き直したい、と 強く願ってることが原因で。 自分の母に否定され続けた過去を捨てたい。 好きな男の人