日本共産党の田村智子参院議員は15日、「ニコニコ動画」の終戦の日特別企画「ネット演説会」に生出演し、「終戦の日は党派の違いや立場の違いを超えて二度と再び戦争をしないことを多くの国民が誓い合う日だと思う」とインターネット利用者に語りかけました。 田村氏は、政府主催の全国戦没者追悼式の式辞で安倍晋三首相が侵略戦争を反省せず、「不戦の誓い」をしなかったことについて「歴代首相の中でも突出した異様なあいさつだった」と批判。映画「少年H」を見た感想も織り交ぜ、日本が行った戦争が中国への侵略拡大のための資源獲得の戦争だったことを示しました。 靖国神社に安倍首相が玉串料を奉納し、3閣僚が参拝したことについて田村氏は、日本軍兵士の6割(約140万人)が戦場で餓死した事実も示し、「お国のために命をささげたとして神にまつりあげることは、戦争の責任をごまかすもの」「この若者たちは日本の産業の担い手となったはず」と