ただ、学生以外の利用拡大も狙う。ソフトバンク広報室の村永大輔さんは「学生と接する時間の多い先生にも、学生と同じ気持ちでスマホを使ってもらおうと考え、適応対象を広げた」と話す。「先生方が普段どれだけギガを使っているかは分からないが、大容量プランを“大人”にも試してもらいたい」 教員がどれくらい利用するか「具体的な目標はない」(村永さん)という。学割先生全体の営業目標はあるというが、非公開としている。 学割サービスは、携帯電話事業者3社が知恵を絞り、競争が激化している。NTTドコモが2017年12月に「ドコモの学割」の提供をスタート。一定条件を満たす25歳以下を対象に月額料金を最大1500円割り引く他、「dポイント」も付与する。一方、KDDIも12月、「auピタットプラン」月額料金を500円割り引く「ピタット学割」と、「auフラットプラン」月額料金を520円割り引く「フラット学割」の提供を始め