2014年2月上旬、ゲームアプリ「Flappy Bird」削除後に偽アプリが確認されたことを本ブログ上で報告しました。トレンドマイクロでは、この背景を調査する過程で、同じように危険性の高いモバイルアプリを作成および配信している複数のサードパーティのアプリストアを確認しました。 問題のサードパーティのアプリストアは、いずれもベトナムのモバイルユーザを対象にしており、人気のアプリに広告もしくは不正なコードを挿入したアプリを配信しています。こうしたアプリはユーザのプライバシーを脅かし、金銭的損失につながる恐れもあります。前回報告したトロイの木馬化したアプリは、「高額料金が発生するサービス悪用」を利用して利益を得て、コマンドを受信するためにコマンド&コントロール(C&C)サーバに接続するものでした。 今回確認されたサードパーティのアプリストアの 1つは、Google の公式アプリストア「Googl