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2013年6月11日のブックマーク (2件)

  • ソニーをダメにした、「派手な成功」狙い

    の電機業界には、アイデア商品は二流の会社が作るもので、テレビのような、大きくて大量にモノをつくるのが一流というヒエラルキーがあった。昔は組み立てメーカーが一番偉かったんですよ。それ以外の部品メーカー、部材メーカーは全部下請けという位置づけだった。 そういうヒエラルキーの幻想から脱却する必要がある。GEのジャック・ウェルチは30年前にその幻想から卒業した。 一流、二流の幻想と京都企業の価値観 東京や大阪の電機業界はそうしたヒエラルキーの序列があった。でも、京都だけは関係なかった。 京都では、「東京や大阪の一流電機メーカーの下請けに入れました」といっても誰も褒めてくれない。京都的には東京も大阪も都ではないから。やはり価値観がキモで、「イケている」とコミュニティの中で思われているのが大事だ。「ウチは今度でっかい注文を松下から取ってきたんだ」と言ったって「それがどうしたんだよ。何がうれしいんだ

    ソニーをダメにした、「派手な成功」狙い
  • 米国の新聞メディアを苦境に陥れた男

    アメリカで、新聞メディアを苦境に陥れた元凶――。そう言われているのが、クレッグ・ニューマーク。アメリカでは1995年から知られている名前だ。1995年に彼の名前を冠した「クレッグズ・リスト」が生まれ、人々がそれに飛び付き、そしてその後、クレッグズ・リストによって新聞ビジネスが衰退したとされている。 しかし、ニューマークはインターネットの「良心」ともされる存在で、多くのテクノロジー関係者の尊敬を集めている。元凶が尊敬を集めるとは妙なことだが、それこそがテクノロジーを最も民主的にし、そして少数の企業に独占されてきたメディアを解放したということを意味するものでもあるのだ。 ちょっと説明しよう。クレッグズ・リストは、モノを売りたい人と買いたい人が出会うサイトである。 モノの売り買いは、いらなくなった家具や車などの持ち物から、売り家、貸家などの情報までいろいろ。子供たちが成長して不要になった子供服と

    米国の新聞メディアを苦境に陥れた男