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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (171)

  • 火星有人探査のシミュレーション実験「Mars500」が終了

    【2011年11月7日 ESA】 11月4日、ロシアで行われていた火星有人探査シミュレーション計画「Mars500」が終了し、6名の多国籍メンバーは520日間にわたる閉鎖生活から地上に「帰還」した。 実験を終え模擬の宇宙船から出てきた「Mars500」の実験参加者たち。クリックで拡大(提供:ESA) 実験施設内での朝の様子(提供:ESA/Mars500 crew) 「Mars500」は、火星有人探査のような長期ミッションにおいて宇宙船での閉鎖的な共同生活がクルー達に与える精神的な影響を調査するプロジェクトだ。ロシアから3人、フランス、イタリア、中国からそれぞれ1人ずつ計6人の男性がボランティアとして参加した。 2010年6月3日の仮想上の「打ち上げ」後、6人はモスクワにあるロシア科学アカデミー生物医学問題研究所の施設内に作られた模擬の宇宙船に隔離され、仮想スケジュールにしたがって行動する

  • 地球の酸素、23億年前の気候変動時に急増していた

    【2011年10月21日 東京大学】 地球上のほとんどの生物に欠かせない酸素。その酸素がいつから地球大気に存在していたのかというのははっきりしていなかったが、どうやら23億年前、全球凍結から温暖期に移行する際に急増したことがわかった。酸素が必要な生物誕生の環境を探る上で重要な発見となりそうだ。 分析対象となった氷河性堆積物。左に埋まっている赤い石はドロップストーンと呼ばれるもの。クリックで拡大(提供:東京大学) 氷河期中と氷河期後のイメージ。氷河期が終わり酸素が増えると陸からオスミウムや栄養塩が供給され、海洋では光合成活動が活発化する。オスミウムイオンは沈殿し、海底に堆積岩として固定される。クリックで拡大(提供:東京大学) 現在地球大気の21%を占める酸素は、地球誕生時からずっと存在していたのではなく、あるとき突然増えたことがこれまでの研究でわかっていた。特に約20〜24億年前に急激に増え

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    zeroset 2011/10/23
    堆積岩中のオスミウムを調べることで酸素急増の時期を特定。最初の全球凍結の終了直後とのこと
  • アストロアーツオンラインショップ

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    zeroset 2011/10/22
    2012年5月21日に金環日食、6月6日に金星の太陽面通過
  • 火星探査車オポチュニティ、エンデバー・クレーターでの調査を開始

    【2011年9月6日 NASA】 NASAの火星探査車「オポチュニティ」が新たな探査地「エンデバー・クレーター」での調査を開始した。最初に調べた岩石の性質が他の場所のものとは異なることが早速判明し、この地での新しい発見に期待が高まる。 「オポチュニティ」が岩石「ティスデイル2」の調査を行っている様子。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 「オポチュニティ」が8月9日に撮影したエンデバー・クレーター西縁の周辺地形。「ヨーク岬」と呼ばれる低い尾根状の地形の上に直径20mのオデッセイ・クレーターがあり、その形成時に飛び散った岩石「ティスデイル」が右に見える。手前が「ボタニー湾」と呼ばれる部分。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 2004年から探査を続けているNASAの火星探査車「オポチュニティ」は、ほぼ同時期に別の場所に着陸した同型車「スピリット」が通信

  • 火星に液体の水が現存、季節による変化も

    【2011年8月9日 NASA / ヨーロッパ宇宙機関】 火星には、現在でも液体の水が存在し、北極の氷が季節ごとに状態変化する様子が見られることが、アメリカとヨーロッパそれぞれの探査機の画像からわかった。固体の水は既に確認されていたが、液体の水の存在を示唆する画像は今回が初めてだ。 液体が流れたと思われる領域。下に見える黒っぽい筋が夏の間だけ見られ、何か液体のようなものが流れたと考えられる。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Univ. of Arizona) 火星上で水やその痕跡が見つかっている場所を示した地図。白い点は氷が発見された場所、赤い点は塩化物(塩水の水分が蒸発して残ったと考えられる)が見つかっている場所、青い点は今回発見された水が流れた痕跡が見られた場所を示す。大地の色は火星の標高を表しており、北半球全般が低いことから、ここにはかつて海があったと主張する研

  • 30年来の謎、パイオニア・アノマリーの原因がついに判明か

    【2011年7月27日 アメリカ惑星協会】 1980年代に発覚した、NASAの探査機「パイオニア10号、11号」の謎の減速現象「パイオニア・アノマリー」の原因は、原子力電池の熱によるものということになりそうだ。過去のデータの掘り起こしとシミュレーションを組み合わせることにより判明した。 太陽系の外惑星である木星や土星の探査を目的として打ち上げられた探査機「パイオニア10号、11号」は既に運用を終了しているが、未だ解決されていなかった謎を残していた。この謎はパイオニア・アノマリーと呼ばれる現象で、非常にわずかではあるが、予想よりも太陽側に加速(つまり外向きに飛んでいる探査機にとっては減速)していることを指す。 減速といっても非常に小さなものであり、地球の重力加速度の約100億分の1しかなく、1年かかってやっと400kmの誤差が生じるものである。 1980年にJohn Anderson氏によっ

    zeroset
    zeroset 2011/07/30
    機器自体の放熱(放射〉により、わずかずつ「減速」していたとのこと
  • 発見から“一周”年、海王星の歴史を振り返る

    「ボイジャー2号」が撮影した海王星。クリックで拡大(提供:NASA/JPL) 発見当時の惑星の位置。クリックで、1846年から2011年までの海王星の公転の様子を11年ごとにアニメーション表示。ステラナビゲータの星図をもとに作成 海王星発見の歴史は、1つ内側の天王星が発見された1781年まで遡れると言っても過言ではない。当時、惑星の太陽からの距離が水星から順に簡単な数列で表せるという「ティティウス・ボーデの法則」が注目を集めていて、天王星もこれに一致するため、次の惑星が存在すると信じる人は少なくなかった。実際には、これは偶然の産物に過ぎない。のちに海王星はこの法則に合わないこともわかったが、第8惑星探しの大きなきっかけとなったのは確かだ。 一方、表面的な数字をいじるのではなく、ニュートンが見つけた万有引力の法則に基づいて惑星の軌道を計算する「天体力学」の手法が、1800年前後に完成している

  • 火星着陸から7年、「スピリット」との通信復活を断念

    【2011年5月26日 NASA】 NASAは、火星探査車「スピリット」の通信復旧作業を終了したことを発表した。日照不足により2010年3月から通信が途絶えていたが、火星の夏至にあたる今年3月に入っても復活しないため、見込みなしと判断したものだ。 2003年6月10日に打ち上げられ、2004年1月3日に火星に着陸したNASAの探査車「スピリット」は、ほぼ同時期に打ち上げ・着陸した双子の「オポチュニティ」とともに火星の表面を移動しながら探査を行った。昔の火星に水が豊富に存在した証拠の発見や地質調査などにより、火星についての新たな知見をもたらした。 2009年5月には車輪が砂地にはまり動けなくなったものの、その場で定点観測を続行した。 だが2010年3月、通信が途絶してしまった。火星の南半球の夏至にあたる今年3月ごろの復旧にわずかな期待がかけられていたが、姿勢が変更できないために太陽光発電がで

    zeroset
    zeroset 2011/05/27
    残念。「ただし、NASAのDave Lavery氏によれば「現実的には見込みがなくても、時間に空きがあればスピリットのかすかな信号を探してみることがあるかも知れません。」ということだ」
  • 惑星の多くは一人ぼっち?主星を持たない系外惑星を発見

    【2011年5月19日 名古屋大学】 惑星といえば通常恒星の周りを回る天体を指すが、そのような認識を覆す「浮遊惑星」という惑星が発見された。浮遊惑星は主星を持っておらず、今回発見された数を考えるとこうした天体は「星の数より多い」かもしれないことがわかった。 発見された木星質量の浮遊惑星のイメージ。恒星のように自ら光ることも、主星の光を反射することもないので非常に暗い。クリックで拡大(イラスト:Robert Hurt) 発見された木星質量の浮遊惑星のイメージ。重力レンズ効果によって星の光が曲げられてイメージのようなアインシュタインアークと呼ばれる円弧ができることが知られている。クリックで拡大(イラスト:Jon Lomberg) 1995年に初めて系外惑星が発見されて以来、500個以上もの系外惑星がこれまで見つかっている。系外惑星の探査方法というと、主星の周りを回る惑星を直接撮像する方法や、惑

  • 地球観測衛星「だいち」が運用終了

    【2011年5月12日 JAXA】 地球観測衛星「だいち」(ALOS)が12日午前、運用終了となった。2006年の打ち上げ以来、寿命を超えて地形調査や災害地域監視などで活躍し続けたが、4月22日に電力異常が発生し復旧が試みられていた。 電力異常発生直前の4月22日午前6時15分、「だいち」のラストショットとなったアフリカの巨大なチャド湖。無計画な灌漑などが原因と見られる急激な面積縮小で、周辺域の生活に影響が及んでいるという。クリックで拡大(提供:JAXA) 2006年1月の「だいち」打ち上げの様子。クリックで拡大(提供:JAXA) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、陸域観測技術衛星「だいち」に電力異常が発生した4月22日以来約3週間にわたり衛星との交信を試みてきた。しかし交信復旧は不可能と判断し、送信機とバッテリーを停止するコマンドを5月12日午前10時50分に地上から送信、これをもっ

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    zeroset 2011/05/13
    震災でも活躍。お疲れさまでした。後継機打ち上げは2年後を予定
  • NASAの火星探査機MRO、到着から5年を超える

    【2011年3月17日 NASA】 NASAの火星探査機マーズ・リコナサンス・オービター(MRO)が火星に到着してから5年が経った。当初の探査計画期間を大幅に超えているが、現在もデータを取得し続けており、火星の理解に対する大きな貢献を続けている。 MROは2005年8月に打ち上げられ、7ヶ月後の2006年3月10日に火星の軌道に到着した。当初2年間の探査計画であったが、その後2つのエクストラミッションを与えられ、これまでに7万枚もの画像を含む131テラバイトを超えるデータを地球に送ってきている。これは惑星探査機が地球に送ってきたデータとしては世界でもっとも多いデータ量だ。 MROは1ピクセルあたり29.7cmという非常に高い解像度のカメラを生かして火星表面の詳細な様子を捉えてきた。その中には、同じくNASAの火星探査機であるフェニックスが火星の地表にいるところを撮影したものや、火星でたびた

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    zeroset 2011/03/17
    まだまだ頑張るマーズ・リコナサンス・オービター
  • 2013〜2022年にNASAが打ち上げる探査機のミッション候補を発表

    【2011年3月16日 NASA】 全米研究評議会が、2013〜2022年にNASAが行う宇宙探査ミッション計画候補を発表した。今後の予算の動向を見ながらどのようなミッションが実施されるのか注目される。 火星宇宙生物探査機(MAX-C)のイメージ図。クリックで拡大(提供:NASA) 木星エウロパ観測機(JEO)のイメージ図。クリックで拡大(提供:NASA) 全米研究評議会(NRC)(注1)が、2013年からの10年間でNASAが行う惑星探査ミッション計画について発表した。3つの大きな探査計画を中心として、その他中小の探査計画が挙げられており、予算の動向を見ながらこのリストから探査計画の選定が進んでいくものと考えられる。この報告書はNASAと全米科学基金(NSF)からの要請を受けて全米研究評議会が提出したものである。 大型の探査計画でもっとも優先順位が高いとされたのは火星探査の火星宇宙生物探

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    zeroset 2011/03/17
    優先順位が高い順に火星宇宙生物探査機、木星エウロパ観測機、天王星探査機。小惑星探査なら日本にまかせろ!…とか言ってみたいなあ
  • 南極で発見の隕石からアンモニアの発生を確認

    【2011年3月8日 PNAS】 南極で発見された始原的な隕石から多量のアンモニアが発生することがわかった。これは、地球で生命が誕生するときに必要な形の窒素の供給源として大きな役割を果たしていた可能性もあり、生命誕生の条件に隕石が大きな影響を与えていたことを示唆している。 小惑星から飛来してきた隕石のうち炭素質に富んでいる「炭素質コンドライト」と呼ばれる隕石には、アミノ酸をはじめとして様々な有機物が発見されている。この有機物の存在から、また時には形状の類似性から、生命の起源となった物質や生命そのものも宇宙からやってきたと主張する人もおり、議論が行われている。 このような有機物の分析は隕石を用いて行われることが多く、炭素質コンドライトの中でも「CRコンドライト」(注1)と分類される隕石にはアラニンやグリシンのような水溶性の有機物が多量に存在していることがわかっている。 CRコンドライトに分類

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    zeroset 2011/03/09
    炭素質コンドライトが、原始地球の還元的な窒素化合物の供給源になったのではないかとのこと
  • 新たな「第9惑星」発見はいつ? NASAが疑問に答える

    【2011年2月21日 NASA】 先ごろミッションを完了した天文衛星「WISE」のデータから太陽系の果ての「第9惑星」が見つかるかもしれないと期待されている。もし存在するとすればいつ、どのようにして判明するのか、Q&Aで紹介する。 2010年11月、木星より大きな太陽の伴星が「オールトの雲」(注1)に存在するかもしれないという説が学術雑誌「Icarus」で発表された。「テュケー(Tyche)」と名付けられたこの仮想の惑星が、先ごろ観測終了したNASAの広域赤外線探査衛星「WISE」によるデータから発見されるかもしれないというのだ。 2009年12月に打ち上げられたWISEは、4つの波長による全天サーベイ観測(注2)で、太陽系から遠方の銀河まで約270万枚の天体画像を撮影した。先ごろ完了した延長ミッション「NEOWISE」では、2つの波長による小惑星帯(注3)サーベイなどを行い、低温の褐色

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    zeroset 2011/02/22
    2012年3月にはWISEによる観測データが全て公開され、それから検証が始まるとのこと。「テュケー」の名の由来が面白い。やっぱりネメシスと関係ある名前だったのか
  • 火星探査車オポチュニティがとらえた、赤い惑星の青い太陽

    火星探査車オポチュニティがとらえた、赤い惑星の青い太陽 【2010年12月27日 NASA (1)/(2)】 火星探査車オポチュニティが今年11月に撮影した太陽の映像が公開された。衛星フォボスによる日と、火星での日没のようすを動画で見ることができる。 火星の衛星フォボスによる日。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 火星の地平線に沈んでいく太陽。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Cornell/Texas A&M) NASAの火星探査車オポチュニティから、青い太陽の美しい映像が届いた。 ひとつめは、11月9日に撮影された、火星の衛星フォボスによる日。火星からの見かけの大きさはフォボスの方がずっと小さいので、地球での皆既日のようにコロナやプロミネンスが見えることはないが、青く欠けた太陽の姿はとても幻想的だ。下記<参照>のリンク先では、32秒間

  • 眠ったまま目覚めず、火星探査車スピリットから応答なし

    眠ったまま目覚めず、火星探査車スピリットから応答なし 【2010年8月5日 NASA】 今年3月から通信が途絶え、冬眠モードに入っていたとみられる火星探査車スピリット。復活が期待された7月末になっても応答がなく、NASAの運用チームにより通信回復に向けた懸命の努力が続けられている。 今年の3月末以降、火星探査車スピリットは、火星で4度目となる冬を迎えて冬眠モードに入っていたとみられている。過去3度の冬越えの間は、地球との交信を週に1、2回行いながら、太陽光の当たる斜面に停車してその光から電力を得てヒーターを使い、探査車の内部は摂氏マイナス40度以上に保たれていた。 しかし今回の冬越えではヒーターがほとんど入らないため、内部温度は摂氏マイナス55度というこれまでにない低温になっているようだ。これは、昨年5月に車体が砂地にはまってしまい、移動はおろか、太陽光発電のための姿勢をとることもできなく

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    zeroset 2010/12/28
    動けなくなったスピリット、冬越えの危機「スピリットのいる火星の南半球は、2011年3月に夏至を迎え、日射量がピークとなる。その時になっても復活しなければ、2度と復活の見込みはない」何とかなって欲しいが…
  • ボイジャー1号、太陽風の行き止まり点を通過

    ボイジャー1号、太陽風の行き止まり点を通過 【2010年12月16日 NASA】 太陽系の果てを航行中の探査機「ボイジャー1号」が、太陽風の速度がゼロとなる境界点を通過した。数年後には太陽圏を飛び出し、恒星間空間に達する見込みだ。 NASAは13日、太陽圏の外を目指して航行中の探査機「ボイジャー1号」が、太陽風の速度がゼロとなる境界点を通過したと発表した。現在この探査機は太陽から約173億km(太陽〜地球の距離の約116倍)離れたところを飛び続けており、地球からもっとも遠くにある人工物となっている。 太陽系をとりまく「太陽圏」の中では、太陽が放出するプラズマの風「太陽風」が外向きに吹いている。ボイジャー1号が送ってきた現在位置のデータによると、その太陽風の外向きの速度が、太陽圏外から吹き込む「恒星間風」に押されてゼロになっているというのだ。 1977年9月に打ち上げられたボイジャー1号は、

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    zeroset 2010/12/20
    現在、太陽から約116AUの位置。「4年後には太陽圏の最果てに到達し、人工物として初の恒星間航行を開始すると見られている」
  • 楕円銀河に隠れていた大量の赤色矮星

    楕円銀河に隠れていた大量の赤色矮星 【2010年12月7日 CfA/W. M. Keck Observatory】 地球から5000万〜3億光年の距離にある複数の楕円銀河の観測から、これまで考えられていたよりはるかに多くの赤色矮星の存在を示す観測成果が得られた。どうやら楕円銀河には、従来考えられてきた数の5倍〜10倍もの星が存在し、さらに宇宙全体の星の数も、これまでより3倍ほど多いということになりそうだ。 宇宙においてもっとも大きな銀河は楕円銀河である。わたしたちの天の川銀河に存在する星の数は4000億個ほどだが、これまでの観測や研究などから、最大級の楕円銀河には1兆個もの星が存在するとされている。 最新の研究によって、楕円銀河には従来考えられてきた数の5倍〜10倍もの星が存在することが示された。この宇宙に存在する星の数自体も、これまでより3倍ほど多いことになる。 米・エール大学のPiet

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    zeroset 2010/12/08
    「最新の研究によって、楕円銀河には従来考えられてきた数の5倍~10倍もの星が存在することが示された。この宇宙に存在する星の数自体も、これまでより3倍ほど多いことになる」
  • ハートレー彗星に最接近した、探査機ディープインパクト

    ハートレー彗星に最接近した、探査機ディープインパクト 【2010年11月5日 JPL(1)/(2)】 米国東部夏時間(以下同様)11月4日午前9時59分(日時間同日22時59分)、探査機ディープインパクトがハートレー彗星への接近通過に成功した。ディープインパクトが撮影した画像からすでに彗星の体積が明らかになっており、今後は表面から噴出している物質に関する情報を得るために観測データの分析が進められる。 ディープインパクトがとらえたハートレー彗星(撮影時刻は左上の画像から時計回りの順に経過)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/UMD、以下同じ) ディープインパクトが約700kmの距離からとらえたハートレー彗星。クリックで拡大 探査機ディープインパクトがハートレー彗星(103P)への接近を開始したのは、3日午後4時(日時間4日5時)のことだ。それと同時に、探査機に搭載さ

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    zeroset 2010/11/08
    核から噴き出すジェットもはっきり写ってる、美しい写真
  • 太陽系の果ての謎の模様、6か月で変化

    太陽系の果ての謎の模様、6か月で変化 【2010年10月7日 NASA/SwRI】 NASAの星間境界観測機「IBEX」は約1年前、太陽系を包むヘリオスフィアの果てに起源不明のリボン状構造を発見した。構造は太陽風と太陽系の外からやってくる恒星物質がぶつかってできる高速中性原子(ENA)を強く発するもので、その後たった6か月という短期間に変化が起こっていることが明らかになった。 ENAの6か月間の変化。赤で多く、紫で少ない(リボン状の絵柄はENAの強度とその拡がりを理解しやすくするためのイラスト)。クリックで拡大(提供:IBEX Science Team/Goddard Scientific Visualization Studio/ESA ) 太陽風は160億kmほど先にある太陽系外縁部で低速度となっており、そこで星間物質とぶつかり混ざり合う。この領域はヘリオシース(Heliosheath