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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (171)

  • 折り紙ヒコーキなどに宇宙ブランドを付与

    【2008年9月10日 JAXA】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が展開している宇宙ブランド「JAXA COSMODE PROJECT」(コスモード)が、新たに3つの商品に対して与えられた。 4D投影システムによる投影例と装置の全体像(提供:JAXA) 折り紙ヒコーキ「Space Paper Airplane スペースシャトルキット」の完成品とパッケージイメージ(提供:JAXA) 折り紙ヒコーキの「PAPER AIRPLANE -紙ヒコーキ博物館-」(提供:JAXA) 「JAXA COSMODE PROJECT」とは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が展開する独自のブランドである。日の宇宙開発技術を利用した製品にこのブランドを与えることにより、宇宙開発の成果を社会に還元し、一般の人々に宇宙開発を身近に感じてもらい、理解を深めてもらうことを目的としている。 JAXAは、今年6月に「JA

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    zeroset 2008/09/11
    ガラス質でコーティングされ、マッハ7の気流に12秒間耐えることができる(!)紙飛行機がJAXAブランドで市販。値段、どれくらいなんだろう
  • 平原に見事戻った、火星探査車オポチュニティー

    【2008年9月2日 NASA JPL】 ビクトリア・クレーター内部の探査を終えたNASAの無人火星探査車「オポチュニティー」が、クレーターの斜面を登り切り、無事クレーターの外に戻ってきた。 オポチュニティの運用チームは2007年9月、二度と平地に戻れない危険を覚悟の上で、直径約800mのビクトリア・クレーター内部へと続く斜面の下降に臨んだ。 リスクを最小限に留めるため、下降は約4m進んでは約3m戻るという、スリップしないかどうか確かめながらの走行であった。この慎重な走行のおかげで、このルートを使えばオポチュニティーが再びクレーターの外に戻れることを運用チームは確信したという。 戻ってきたことを記念する画像が公開された。この1枚は、オポチュニティーのナビゲーション・カメラが平地(クレーターの外)に戻った直後に撮影したもの。オポチュニティーが往復でたどったルートにわだちが残っている。 NAS

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    zeroset 2008/09/05
    4歩進んで3歩下がる式で慎重にクレーターの底に降りたおかげで、無事帰還成功。よく頑張った。「次はロボット・アームを使い、周辺に散らばる握りこぶし大の石を数か月かけて調べる」
  • タイタンの湖水に液体のエタンを検出

    【2008年8月11日 JPL】 土星の衛星タイタンの表面にある湖は、確かに液体をたたえているようだ。液体といっても地球のようにH2Oの水ではなく、有機化合物であるエタンが液体で存在している。タイタンの湖は地球の水辺の風景とよく似ているに違いない。 左は平らな場所が青く着色されたレーダー画像。右はVIMSによる画像。湖の輪郭が同じ形に見えている。タイタンの北極付近。クリックで拡大(RH Brown et al. Nature 454, 607-610 (2008) より) スペクトルが得られたタイタンのオンタリオ湖。左は2005年半ばの撮像装置ISSによる画像、右は2007年12月4日のVIMSによる画像。クリックで拡大(RH Brown et al. Nature 454, 607-610 (2008) より) NASAの土星探査機カッシーニは、これまでに40回を超えるタイタンへの接近観

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    zeroset 2008/08/12
    「物質が循環しているということは、タイタンがシステムとして生きている証とも言えるだろう」
  • 4つ目の準惑星、名前は「マケマケ」

    【2008年7月16日 IAU】(7月29日 更新) 国際天文学連合(IAU)は、2005年3月に発見された太陽系外縁天体(136472)2005 FY9について、「マケマケ(Makemake)」という名称を承認するとともに、準惑星として分類することを決定した。マケマケは4つ目の準惑星で、3つ目の冥王星型天体となる。 マケマケには、発見日時などで決まる「2005 FY9」という仮符号がついていた。カリフォルニア工科大学のMichael Brown氏らが2005年3月31日に発見し、2005年7月に2003 UB313(のちにエリスと命名)、2003 EL61とともに「巨大な太陽系外縁天体」として発表された。 エリスは冥王星よりも大きいことがわかり、IAUが惑星の定義を決定して「準惑星」という分類を創設する上で決定的な役割を果たした。「2005 FY9」は、知られている太陽系外縁天体の中では

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    zeroset 2008/07/17
    ラパ・ヌイ島(イースター島)の豊穣の神の名だとか
  • 系外惑星、ついに300個時代に突入

    系外惑星、ついに300個時代に突入(1/2) 【2008年7月7日 アストロアーツ】 私たちの太陽系の惑星は8つだが、太陽系外に目を向けると太陽以外の恒星をまわる惑星が多数発見されている。2008年6月、ついに系外惑星の発見数は総計300個を突破した。この分野で活躍する4名の研究者に系外惑星研究の今後についてお話をうかがった。 系外惑星の発見数の伸びは驚くべきハイペースだ。系外惑星の情報を集約しているサイト「The Extrasolar Planets Encyclopaedia」によれば、2008年7月7日現在、系外惑星の発見数は総計307個に達している。ちなみに200個に達したのは2006年7月で、0個から200個までの道のりには約11年間かかっている。2007年の発見数は62個、今年はさらにそれを上回る勢いで伸びている。 発見方法の内訳を見ると、その9割以上を占めているのは、惑星の公

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    zeroset 2008/07/08
    井田茂ほか、国内の研究者4名へのインタビュー。「「人類の存在は必然か偶然か」という本質的な疑問が科学的に議論できる日が近づきつつあることを実感します」
  • 1つの恒星に、3つの「巨大地球」

    【2008年6月24日 ESO Science Release】 質量が地球の数倍程度の系外惑星を、欧州の研究チームが相次いで見つけた。そのうち3つは、同じ1つの恒星を回っている。これまで、系外惑星といえば木星のような巨大惑星ばかりが発見されてきたが、実際には地球規模の惑星の方が多く存在していることを、一連の研究は示しているという。 1995年にスイス・ジュネーブ大学のMichel Mayor氏とDidier Queloz氏が初めて系外惑星を発見して以来、その数は年々増え続け、現在はおよそ300個が知られている。そのほとんどが、木星や土星のような巨大惑星。統計によれば、この規模の惑星は14個の恒星につき1個の割合で存在するという。 だが最近、高精度の機器の登場や粘り強い観測が実を結んだ結果として、質量が地球の数倍程度の小さな惑星(木星の質量は地球の約318倍)が見つかりはじめた。質量が地球

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    zeroset 2008/06/25
    スーパー・アース発見の詳細。水星より内側の軌道を、3つの巨大な地球型天体が回っているとのこと。(ガス巨星よりも)「地球規模の惑星の方が多く存在していることを、一連の研究は示しているという」
  • 太陽系外縁部に未知の惑星の存在を予測

    【2008年2月28日 神戸大学 大学院理学研究科】 太陽系の惑星は9個になるかもしれない。神戸大学の研究者が、太陽系外縁部の理論的な研究から、未知の惑星の存在を予測した。大規模なサーベイ観測が開始されれば、この惑星は10年以内に発見される可能性があるという。 「惑星X」の想像図。直径10000〜16000キロメートルの、氷でおおわれた天体と考えられる。右側の光点ははるかなる太陽。クリックで拡大(提供:Fernando D'Andrea/Southlogic Studios) 予想される「惑星X」の軌道(赤線)。海王星(青線)の倍以上遠い。軌道面は20〜40度傾いている。クリックで拡大(提供:Patryk Sofia Lykawka/Kobe University) サイズ比較。「惑星X」は既知の準惑星よりも大きい。クリックで拡大(提供:Patryk Sofia Lykawka/Kobe

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    zeroset 2008/02/28
    「惑星X」が太陽から80天文単位以遠にあると仮定することで、太陽系外縁天体の軌道分布の謎が解けるとのこと
  • 2万3000個のクエーサーを検証 暗黒エネルギーの正体に迫った

    【2007年9月27日 SLAC / 理化学研究所】 宇宙膨張を加速させている仮想の存在「暗黒エネルギー」の存在を確かめる、過去最大規模の検証が行われた。その結果、宇宙の全質量・エネルギーの70%が暗黒エネルギーであること、その性質はアインシュタインが提唱し「生涯最大の失敗」として撤回した「宇宙項」で表せることがわかった。 重力レンズ効果の概念図。手前の銀河が光を曲げ、1つのクエーサーが見かけ上複数に見える。クリックで拡大(提供:大栗真宗氏、以下同じ) 今回の検証の原理。暗黒エネルギーが少なく宇宙膨張が加速していない場合(左)に比べ、暗黒エネルギーが膨張を加速させている場合(右)はその分クエーサーとわれわれとの間に銀河が入り込む確率が高くなり、多くの重力レンズが観測される。クリックで拡大 今回見つかった重力レンズクエーサーの1つ。ハッブル宇宙望遠鏡による撮影 この研究成果は、日天文学会2

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    zeroset 2007/09/28
    過去最大規模の検証作業。宇宙全体の質量の7割が暗黒エネルギーで、その性質はアインシュタインがかつて提唱した宇宙項によるものと一致するとのこと
  • 火星の表面に丸い穴 地下洞窟への入り口か

    【2007年9月25日 NASA Mission News】 火星の無人探査機の画像から、表面に穴らしき地形が7個見つかった。その下には洞窟が広がっている可能性がある。こうした地下洞窟への入り口が別の場所でも見つかれば、そこからは微生物が見つかったり、未来の有人火星基地の建設地になったりする可能性がある。 見つかった「穴」の1つ。左から順に、可視光画像、赤外線で見た昼間の画像、赤外線で見た日の出前の画像。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/ASU/USGS) 今回見つかった7つの洞窟。中央下の画像には2つ写っている。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/ASU/USGS) 穴のような地形は、NASAの火星周回探査機「マーズ・オデッセイ」と「マーズ・グローバル・サーベイヤー」が撮影した画像から見つかった。マーズ・オデッセイは2001年から現在にいたるまで

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    zeroset 2007/09/27
    地表に比べたら温度変化の緩い地下洞窟だが「(今回の穴は)極端に高い場所で見つかったので、人間が居住するのにも、微生物を探すのにも向かないでしょう」とのこと
  • 流星の輝きは幅わずか数ミリメートル すばる望遠鏡がはじめて測定

    流星の輝きは幅わずか数ミリメートル すばる望遠鏡がはじめて測定 【2007年9月11日 すばる望遠鏡】 すばる望遠鏡が偶然撮影した流星の画像から、「流星の幅」、すなわち実際に輝いている領域の大きさが求められた。これまでは「1メートル以下」とだけ求められていた幅だが、今回の観測と具体的な計算によって、実際には数ミリメートルしかないことが判明した。 すばる望遠鏡が撮影した流星。右上から左下にかけて見える流星のほか、左下にもう1つ暗いものが写っている。クリックで拡大(提供:国立天文台) 流星物質から直接または間接的に衝突されてエネルギーをもらった中性酸素原子は、平均0.7秒後にエネルギーを光として再放出する。超高層大気は希薄なのでこの現象が見られるが、地上では0.7秒よりはるかに短い時間のうちに別の原子や分子が衝突し、エネルギー状態が変わってしまう。これが「禁制線」と呼ばれる理由だ。クリックで拡

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    zeroset 2007/09/13
    中性酸素原子が放つ「禁制線」と呼ばれる光を解析することで、流星の実際の幅がはじめて測定される。流星物質の直径の10倍程度。見えかたからすると意外と狭く感じる
  • 宇宙で超巨大な「空洞」が見つかった

    【2007年9月4日 NRAO Press Release 9月14日 更新】 電波の観測から、約10億光年にわたって何もない領域が見つかった。そこには星や銀河はもちろん、ガス、そしてダークマター(暗黒物質)さえ存在しない。大きなスケールで見れば、宇宙には泡のように「空洞」が連なっていることが知られているが、今回見つかった「空洞」のサイズはけた違いだ。 「巨大ボイド(空洞)」とその効果を示した概念図。ビッグバンからしばらくして放たれた宇宙マイクロ波背景放射には、わずかな温度の「ゆらぎ」がある(右)。それが巨大ボイドを通過すると(中)、「コールドスポット」が観測される(左)。クリックで拡大(提供:Bill Saxton, NRAO/AUI/NSF, NASA) 宇宙にはほとんど物質が存在しない「ボイド(空洞)」が存在し、膜のように分布する銀河団とともに、泡が積み重なったかのような「大規模構造

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    zeroset 2007/09/05
    先日発見された直径10億光年の巨大ボイドについての解説。宇宙背景放射がわずかに冷たいコールドスポットの原因となっていたらしい
  • ダークマターから追い出された銀河たち

    【2007年8月27日 NASA News Release】 銀河団どうしが衝突を起こした現場で、ダークマター(暗黒物質)の塊と、そこから追い出されたように離れて存在する銀河の集団が観測された。銀河とダークマターが分離しているようすが見つかったのは初めてのことで、ダークマターの理論に大きな疑問が投げかけられている。 銀河団Abell 520の画像。黄は可視光で観測した銀河、青は重力レンズから推測されるダークマターの分布、赤はX線で輝く高温のガス。クリックで拡大(提供:X-rays: NASA/CXC/UVic./A.Mahdavi et al. Optical/Lensing: CFHT/UVic./A.Mahdavi et al.) オリオン座の方向約24億光年の距離にある「Abell 520」は、複数の銀河団(解説参照)が衝突した現場と見られている。右の画像は、NASAのX線天文衛星チ

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    zeroset 2007/08/28
    ダークマターが密集しているにもかかわらず銀河が存在しない領域が見つかった
  • 太陽が4つの世界? 4重連星の中に惑星の気配

    【2007年8月7日 Spitzer Newsroom】 われわれの太陽系に存在する恒星はただ1つ、太陽だけだ。しかし、NASAの赤外線天文衛星スピッツァーの観測によれば、恒星が4つも存在する惑星系があるかもしれない。とはいえ、恒星が多い分、惑星があるかないかは簡単には判断できない。 4連星HD 98800の想像図。手前のHD 98800Bをとりまく円盤の中に、惑星が潜んでいる可能性がある。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/T. Pyle (SSC)) 2つの太陽の周りを、惑星が回る。少し離れたところに、太陽があと2つある。こんなややこしい光景が見られるかもしれないのは、コップ座の方向150光年の距離にある4重連星「HD 98800」だ。 HD 98800の4つの恒星は2組のペアにわかれている。ペアはかなり接近しているが、ペアとペアの間は50天文単位(1天文単位は太陽

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    zeroset 2007/08/08
    なんかワクワクする話。連星のペア同士が50AUも離れてるから『夜来たる』みたいにはならないんだろうけど
  • 太陽系外縁の巨大製氷器? カロンに新種の氷火山

    【2007年8月3日 Gemini Observatory】 冥王星の衛星・カロンに、溶岩ではなく新鮮な氷が吹き出す「氷火山」が見つかった。そのメカニズムは、これまでの氷火山の常識をくつがえしそうだ。カロンのように大きな太陽系外縁天体は、地下に液体の水をためていて、ときおり噴出させては氷で化粧をしているかもしれない。 氷が吹き出すカロン(右手前)の想像図。左奥は冥王星。クリックで拡大(提供:Gemini observatory / Software Bisque / Mark C. Petersen, Loch Ness Productions / Sky-Skan, Inc.) 一般にカロンは「冥王星の衛星」とされるが、質量は冥王星の10パーセントにもなる。これは地球の1パーセントしかない月と比べれば異常に大きい。カロンが冥王星のまわりを回っているというより、2つの天体が共通の重心のまわ

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    zeroset 2007/08/06
    「カロンに液体の海があるのなら、半径500キロメートル以上の外縁天体はすべて海があるはずです」放射性元素による地熱とアンモニアの存在が、地下海を作っているらしい
  • 生命の起源は超新星爆発にも耐えた?

    【2007年7月3日 Spitzer Newsroom】 超新星爆発の残骸付近で、生命の材料となる有機物が大量に検出された。生命は地球の過酷な環境にしぶとく耐えてきたが、生き残りの歴史は地球が誕生する前からも始まっていたのかもしれない。 超新星残骸 N132D。ピンク色は、周辺のガスの粒子と爆発の衝撃波が衝突していることを示している。淡い緑色がPAHs。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/A. Tappe and J. Rho (SSC-Caltech)) 生命のもととなった有機物は、どこからやってきたのだろうか。起源の一つとして、外からやってきた彗星があげられている。彗星によって原始地球にもたらされた有機物は、過酷な環境にさらされたことだろう。形成されて間もない地球では、隕石などが次々と降り注ぎ、衝突の熱で地表は数千度という高温の世界と化していたと考えられている。 地

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    zeroset 2007/07/06
    超新星爆発の衝撃にも耐え、やがて生まれる惑星の生命の構成物質ともなる有機分子PAHs
  • 無人火星探査車オポチュニティー、虎穴に入る

    【2007年7月4日 NASA Mission News】 NASAの火星無人探査車オポチュニティーがビクトリア・クレーター内部を探査することが決まった。クレーターの深さは数十メートルあり、内部への下降はさまざまな危険を伴う。片道の旅となる可能性が指摘される中で、NASAは相応の成果が得られるとして決断にふみ切った。 オポチュニティーのたどったルートを示したビクトリア・クレーターの画像。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/Cornell/University of Arizona) オポチュニティーの下降ポイント「ダック・ベイ」を示した拡大画像。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/University of Arizona/Ohio State University) オポチュニティーの下降ポイント「ダック・ベイ」の画像。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Co

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    zeroset 2007/07/06
    クレーターに降りて太古の水の証拠を探る。降りたきり上がってこれない可能性もあるとか。頑張れオポチュニティー
  • どうなる、太陽系の遠い未来

    【2007年6月1日 CfA Press Release】 アンドロメダ座大銀河(M31)とわれわれの天の川銀河は30億年後に衝突すると考えられている。衝突でもたらされる太陽系の未来は、どんなものなのだろうか。その疑問に答えるシミュレーションの結果が発表された。 天の川銀河は30億年後に隣の大銀河であるM31と衝突し、やがて1個の楕円銀河に姿を変えると考えられている。その際に太陽系がたどる運命について、アメリカの天体物理学者T.J.Cox氏とAvi Lorb氏(ハーバード・スミソニアン天体物理センター)がコンピューターによるシミュレーションを行った。その結果、M31と天の川銀河の衝突がわれわれの太陽が寿命を終える前に起きること、さらに衝突後の太陽系は、合体した銀河の端へ飛ばされてしまうことが示された。Cox氏は、「今、われわれのいる場所が銀河系の郊外だとすれば、将来はそこからかなり遠い田舎

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    zeroset 2007/06/04
    アンドロメダ座大銀河と天の川銀河との衝突に伴う変化
  • 火星探査車スピリット、動かぬ車輪から思わぬ成果

    【2007年5月23日 JPL News Releases】 耐用時間をはるかに超えて走り続ける火星探査車スピリット。6つある車輪の1つが故障し、引きずりながら移動する苦しい状態だ。だが、火星の土壌に深くい込んだ車輪が、思わぬ幸運を掘り当てたらしい。 NASAが火星に送った双子の探査車、スピリットとオポチュニティーは、2004年から探査を続けており、火星における火山活動や水の存在を示す地形や物質など重要な成果をもたらしている。しかし、火星で過ごしてきた年数を隠せない兆候が出ているのも事実だ。実は、スピリットに6つある車輪のうち1つは動かなくなっている。そのため、探査車の通った後には、車輪をひきずった深い溝が残されるのだ。今回はこの不幸が幸いし、新たな水の存在を示す証拠の発見となった。 先月、スピリットが車輪をひきずった跡に明るい色の土が発見された。そこで、スピリットはまずこの土を小型熱放

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    zeroset 2007/05/24
    車輪の引きずり跡から二酸化ケイ素を発見。それにしても3年も動き続けてるとはすごい。がんばれスピリット
  • 60光年離れた惑星の世界地図

    【2007年5月11日 CfA Press Release】 太陽系の外に存在する惑星はもはや珍しくなく、たびたび発見が報じられているが、そこで描かれる惑星の姿は、すべて想像図だ。現在の技術ではそもそも惑星を単一の天体として撮影することすらできない。しかし今回紹介するのは、観測データの処理を工夫することで描かれた、正真正銘の「系外惑星の世界地図」だ。 HD 189733bの「世界地図」。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Heather Knutson (CfA) ) 赤外線観測で得られた温度分布。左上が恒星を向き続けている面で、ほかは90度ずつずらした面。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Heather Knutson (CfA) ) こぎつね座の方向約60光年の距離にある系外惑星HD 189733bは、太陽系の木星よりわずかに大きなガス天体で、

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    zeroset 2007/05/14
    ホット・ジュピターHD189733bの「世界地図」が作られる。木星の大赤班のような模様があるらしい
  • 宇宙関連商品が続々登場、アポロ宇宙船のプラモデル他

    【2007年5月9日 アストロアーツ】 人類初の人工衛星スプートニクが打ち上げられてから今年で50周年だ。この記念すべき年にあたって宇宙関連商品が続々と発売されている。そのうちのいくつかを紹介しよう。 アポロ宇宙船のプラモデルのパッケージ。クリックで拡大 アポロ宇宙船のプラモデルの中身。クリックで拡大 図録「王立科学博物館」のパッケージ。クリックで拡大 シャトルの塗装済完成品模型の写真。 まずは、アポロ宇宙船のプラモデル。「出だしでは負けたけど最後に勝ったのはアメリカだ!」というわけではないだろうが、月着陸を記念して発売されたプラモデルの復刻版だ。 発売当時は、子供には到底買えないような値段で、模型屋の棚に大きな箱が鎮座していたのを覚えている人もいるだろう。今回の再販では、パッケージのメーカーロゴもモノグラムも当時のまま。価格は約8,000円(秋葉原のホビーステーション秋葉原にて、税込8,

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    zeroset 2007/05/10
    「王立科学博物館」付属リーフレットがスペースシャトル模型付きで書籍化