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ブックマーク / news.mynavi.jp (28)

  • スペースXの巨大宇宙船「スターシップ」が飛行試験、火星に向けさらに前進

    米宇宙企業スペースXは2024年3月14日、開発中の巨大宇宙船「スターシップ」の3度目の飛行試験を実施した。 今回も宇宙からの帰還までは果たせなかったものの、初めて地球を回る軌道の一歩手前まで到達し、さらに宇宙空間でいくつかの技術実証にも挑んだ。 まだ課題は多いものの、同社が目指す月、そして火星への飛行に向け、また一歩前進した。そして早くも、次の飛行試験の準備が進んでいる。 スターベースから飛び立ったスターシップIFT-3 (C) SpaceX スターシップとこれまでの飛行試験 スターシップ(Starship)はスペースXが開発中の宇宙輸送システムで、人間や物資などを、地球周回軌道や月、火星、さらにその先へ運ぶことを目指している。 全長121m、直径は9mで、打ち上げ時の質量5000tという巨体を特徴とする。また、機体すべてを飛行後に着陸して回収し、再使用することができ、飛行機のように運用

    スペースXの巨大宇宙船「スターシップ」が飛行試験、火星に向けさらに前進
    zeroset
    zeroset 2024/04/05
    Rapid Iterationという開発サイクルを採用しているとのこと。"ソフトウェアにおけるアジャイル開発と同じような手法であり、最初から完璧な完成品は目指さず(…)設計変更や改良を繰り返していくというものである"
  • 東大など、宇宙誕生から5億年~7億年に酸素が急激に増加した痕跡を確認

    東京大学(東大)と国立天文台(NAOJ)の両者は11月9日、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の大規模観測データを解析し、これまではおよそ120億年前までしか確認できていなかった酸素の存在比(水素に対する酸素の個数比(=酸素/水素))について詳細な分析を行ったところ、131億年~133億年前(宇宙誕生から5~7億年後)という極めて初期の宇宙において、酸素が急激に増加した痕跡を発見したことを記者会見で発表した。 会見を行ったNAOJの中島王彦特任助教(左)と、東大 宇宙線研究所の大内正己教授(NAOJ教授兼任) 同成果は、NAOJの中島王彦特任助教、東大 宇宙線研究所の大内正己教授(NAOJ教授兼任)らの共同研究チームによるもの。研究の詳細は、米天体物理学専門誌「Astrophysical Journal Supplement Series」において11月13日に公開された。 現在の

    東大など、宇宙誕生から5億年~7億年に酸素が急激に増加した痕跡を確認
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    zeroset 2023/11/12
    当時の宇宙は今より小さかったので、銀河同士の衝突により大質量・短寿命の星が生成されまくったのではないか、とも考えられるとのこと。
  • 不適切な養育を受けた子供のDNA配列が一般の子供と異なる可能性、福井大などが確認

    福井大学と日医療研究開発機構(AMED)は11月18日、マルトリートメント(不適切な養育、虐待など)を受けて育った子供では、“愛情ホルモン”として知られるペプチド「オキシトシン」の設計図となる遺伝子(DNA)配列の一部領域が、一般の同年代の子供に比べて、よりDNAメチル化(化学修飾)され、オキシトシンの働き方が異なっている可能性があることを解明したと発表した。 同成果は、福井大 子供のこころの発達研究センター 発達支援研究部門の西谷正太特命助教、同・友田明美教授、米・エモリー大学 医学部産婦人科学教室のアリーシャ・スミス准教授らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」系の精神医学や神経科学などを扱う「Translational Psychiatry」に掲載された。 マルトリートメントとは、子供が親から殴る蹴るといった身体的虐待や性的虐待など、直接的な被害を受ける虐

    不適切な養育を受けた子供のDNA配列が一般の子供と異なる可能性、福井大などが確認
    zeroset
    zeroset 2021/11/20
    虐待等を受けた子どもはオキシトシン遺伝子のメチル化率が高いとのこと。エピジェネティクスの話なのに、表題はなんでDNA配列が異なることになってるの?
  • H3ロケット初号機がプレス公開、H-IIA/Bとの違いを画像でチェック!

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は1月23日、MHIの飛島工場(愛知県海部郡飛島村)において、H3ロケット初号機のコア機体(第1段+第2段)をプレス向けに公開した。H3ロケットの実機が公開されたのはこれが初めて。この後、コア機体は26日に出荷し、種子島へ輸送。2021年度中の打ち上げに向け、射場作業を開始する予定だ。 公開されたH3ロケット初号機のコア機体 H3ロケットは、現行の基幹ロケットH-IIA/Bの後継機。全長は63m、直径は5.2mの大型ロケットで、日のロケットとしては過去最大となる。第1段エンジン「LE-9」は2基または3基、固体ロケットブースタ「SRB-3」は0/2/4のコンフィギュレーションがあり、初号機はLE-9が2基、SRB-3が2の「H3-22」型となる。 今回、第1段にはLE-9エンジンが2基搭載されていたが、これは以前のBFT(厚肉タン

    H3ロケット初号機がプレス公開、H-IIA/Bとの違いを画像でチェック!
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    zeroset 2021/01/25
    ”H-IIBのくびれはロケットファンに人気が高く、この点だけは残念に思っている人も多いかもしれない(筆者もだ)。”
  • 中国の月探査機「嫦娥五号」が地球に帰還 - 44年ぶりに月の石の回収に成功

    中国国家航天局は2020年12月17日、月の試料が入った探査機「嫦娥五号」のカプセルが、予定どおり内モンゴル自治区の草原地帯に着陸したと発表した。カプセルの回収にも成功したという。 月の試料を持ち帰る「サンプル・リターン」に成功したのは、米国、ソ連に続いて3か国目で、また1976年のソ連のミッション以来44年ぶりのこととなった。この成功により、中国と人類の太陽系探査は新たな段階を迎えた。 地球に帰還した月探査機「嫦娥五号」のカプセル。中には月の試料が入っている (C) CNSA/CLEP 嫦娥五号が挑んだ月世界旅行 嫦娥五号は、月の石や砂などの試料(サンプル)を採取し、地球に持ち帰ることを目指したミッションで、今年11月24日に中国・海南島にある文昌航天発射場から打ち上げられた。 嫦娥とは、中国の伝説で月に住む仙女の名前に由来する。2007年に月を周回して探査する「嫦娥一号」を打ち上げたの

    中国の月探査機「嫦娥五号」が地球に帰還 - 44年ぶりに月の石の回収に成功
    zeroset
    zeroset 2020/12/19
    "嫦娥五号が試料を採取したリュムケル山周辺は、いまから12~13億年前に起きた大規模な火山活動の結果できた場所だと考えられている"
  • JAXA、「はやぶさ2」が再出発直後に撮影した地球の画像を公開

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2020年12月6日、同日未明に地球に到着した小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」で採取したサンプル(砂)を搭載したカプセルの回収状況の説明会を実施。現在、カプセルは無事に、オーストラリアの現地部に搬入され、設置されたQuick Look Facility(QLF)におけるリュウグウ由来と思われるガスの採取に向けた準備作業が進められていることが明らかにされた。 オーストラリア・ウーメラ砂漠における「はやぶさ2」が送り届けたカプセルの回収の様子 (JAXA) はやぶさ2のカプセルの回収に成功 実際のガスの採取作業は明日(12月7日)に実施される予定だという。 オーストラリアのウーメラ砂漠の玄関口とも言えるクーバーペディで撮影されたはやぶさ2の再突入カプセルの火球 (C)JAXA 現地でのガス採取を終えた後、カプセルの体とも言えるサンプル(砂)

    JAXA、「はやぶさ2」が再出発直後に撮影した地球の画像を公開
    zeroset
    zeroset 2020/12/07
    拡張ミッションへの出発直前の撮影。
  • 今が乗り換えどき!? ポスト「Evernote」に挙がる3サービスを試してみた

    かつては飛ぶ鳥を落とす勢いだったクラウドメモアプリ「Evernote」だが、近年はプランの制限も増え、不自由さを感じることも少なくない。9月には大規模なリニューアルも行われるなど、サービスとしてはまだまだ活発だが、動作が重いことに変わりはなく、別サービスへの移行を考えているユーザも多いと見られる。 今回はそんなEvernoteの受け皿となるノートサービス3つについて、Evernoteからの移行の方法、およびChromeを例とした、専用ウェブクリップツールの使用感について紹介する。格的な移行ではなく、ひとまずは併用を前提にツールを探している人にも、参考になれば幸いだ。 Evernoteには、自分用のメモだけでなく、画像や動画、PDF、Webサイトの記事などをクリップ(保存)できる。保存した情報を検索することも可能だ OneNoteOneNote」は、Microsoft社の多機能ノートア

    今が乗り換えどき!? ポスト「Evernote」に挙がる3サービスを試してみた
  • はやぶさ2の新たな目的地 小惑星「1998 KY26」「2001 CC21」はココに注目!

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月15日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関するオンライン記者説明会を開催し、地球帰還後に実施する拡張ミッションの選定結果を公表した。はやぶさ2の新たな目的地として決まったのは、直径わずか30m程度と推測される小惑星「1998 KY26」。到着は今から11年後、2031年7月となる予定だ。 小惑星「1998 KY26」と、小惑星探査機「はやぶさ2」の大きさ比較 (C)Auburn University/JAXA 0.71と0.77、小さな違いが大きな差に はやぶさ2の再突入カプセルは、12月6日に地球に帰還する予定。これで、はやぶさ2の当初のミッションは完了となるが、探査機の状態は健全で、推進剤もまだ半分以上(約55%)残っているため、運用を継続することができる。この拡張ミッションでどこに向かうか。JAXAはこれまで、2つの案まで絞り、検討を進めてきた。 「

    はやぶさ2の新たな目的地 小惑星「1998 KY26」「2001 CC21」はココに注目!
  • 準惑星ケレスの地下に巨大な海が存在か? - 探査機「ドーン」の観測で判明

    米国航空宇宙局(NASA)は2020年8月10日、準惑星「ケレス」を探査した探査機「ドーン」の観測データから、ケレスの地下に塩水の海が存在する可能性が判明したと発表した。 ケレスには明るく輝く謎の領域があり、塩からできていることはわかっていたが、その塩がどこから来たのかはわかっていなかった。今回の研究では、地下の塩水が、ケレスでいまなお続く地質活動によって地表まで運ばれた結果できたものである可能性が高いと結論付けられている。 この研究を含めた複数の論文は、論文誌「Nature Astronomy」、「Nature Geoscience」、「Nature Communications」の8月10日発行号に掲載された。 探査機ドーンが撮影した準惑星ケレス。中央に見える明るく輝いている領域「ケレアリア・ファキュラ(Cerealia Facula)」は塩でできており、その塩は地下にある塩水の海から

    準惑星ケレスの地下に巨大な海が存在か? - 探査機「ドーン」の観測で判明
  • 矢野顕子のNASA訪問記 - 宇宙飛行士訓練の聖地で宇宙を体感!!

    宇宙飛行士訓練の聖地、NASAのジョンソン宇宙センター 「宇宙に行きたい!」という目標に向かって、彼女ほど真剣なミュージシャンがいるだろうか。 矢野顕子さんは宇宙好きが高じて2015年に「Welcome to Jupiter」、2018年に「When We're In Space」など宇宙に関する楽曲を次々発表。NASAの宇宙情報をまめにチェックし、Twitterでわかりやすく発信(特に宇宙飛行士情報には超詳しい)。私が書いた記事を読んで、埼玉の病院までプラネタリウムを見に来て下さったこともあった。そして極めつけは、宇宙飛行士訓練に水泳が必須と知り、金づちだったにも関わらず水泳を習い始めたこと。今では数百mを楽に泳ぐという。果てしなく遠かった「宇宙」というゴールを、着実に引き寄せるその行動力、恐るべし。 そんな矢野さんがついにNASAへ。目的地は米国テキサス州ヒューストンにある「NASAジ

    矢野顕子のNASA訪問記 - 宇宙飛行士訓練の聖地で宇宙を体感!!
  • 民間初、月面着陸に挑戦 - イスラエルの月探査機が打ち上げに成功

    イスラエルの非営利団体「スペースIL」の月探査機「ベレシート」が、2019年2月22日、米スペースXの「ファルコン9」ロケットで打ち上げられた。今後徐々に軌道を変え、4月に月面着陸に挑む。 ベレシートはイスラエル初の月探査機にして、民間が開発した世界初の月探査機でもある。そして今後、民間による月探査は、世界中でますます活発になろうとしている。 スペースILの月探査機ベレシートの想像図 (C) SpaceIL ベレシート 旧約聖書(聖書)の「創世記」は、かの有名な「初めに、神は天と地を創造された」から始まる。この「初めに」にあたるヘブライ語が「ベレシート(ラテン文字表記はBeresheet、もしくはBereshit)」であり、また聖書において最初に出てくる言葉でもあることから、この書そのものが「創世記(ベレシート)」と呼ばれるようになった。 イスラエル初の月探査機、そして民間初の月探査機にと

    民間初、月面着陸に挑戦 - イスラエルの月探査機が打ち上げに成功
    zeroset
    zeroset 2019/03/07
    相乗りさせてもらう通信衛星と比べるとあまりに小さくて、けなげに思ってしまう。今年から再来年にかけても、複数の民間月探査機の計画有り。民間のロケットを使って民間の月探査機が打ち上げられる時代かあ。
  • スペースX、新型宇宙船「クルー・ドラゴン」を打ち上げ - ISSとドッキング

    米宇宙企業スペースXは2019年3月2日、新型宇宙船「クルー・ドラゴン(Crew Dragon)」の無人試験機を搭載したファルコン9ロケットの打ち上げに成功した。 3日には国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングにも成功。今年7月に予定されている有人の試験飛行に向け、重要な一歩を踏み出した。 クルー・ドラゴンの試験機を載せたファルコン9ロケットの打ち上げ (C) SpaceX DEMO-1 今回のミッションは「DEMO-1(もしくは「DM-1」)」と呼ばれ、クルー・ドラゴンにとって初の宇宙飛行となる。無人で飛行し、有人飛行に向けた各種試験を行うことを目的としている。 クルー・ドラゴンの試験機を搭載したファルコン9は、日時間2019年3月2日16時49分(米東部標準時2時49分)、米フロリダ州にあるケネディ宇宙センターの第39A発射台から離昇した。 ロケットは順調に飛行し、打ち上げから

    スペースX、新型宇宙船「クルー・ドラゴン」を打ち上げ - ISSとドッキング
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    zeroset 2019/03/05
    "カプセルは10回程度の再使用ができ、運用コストの低減が図られている。ただし、NASAとの契約では、宇宙飛行士が乗るのはカプセルの最初の飛行のみ"再利用のコスト低下の点からも、それがいいんだろうな、多分。
  • エバンジェリストからアドボカシーへ、MicrosoftとIBMが進める開発者起点のIT変革 | 阿久津良和のITビジネス超前線 | NewsInsight

    時計 / ウェアラブル 「もう鼻先でタップする必要はありません」 Apple Watch新ジェスチャー「ダブルタップ」開発者インタビュー

    エバンジェリストからアドボカシーへ、MicrosoftとIBMが進める開発者起点のIT変革 | 阿久津良和のITビジネス超前線 | NewsInsight
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    zeroset 2019/01/29
    "人間に対するリスペクトがなければ、いくら「好き」でも侮辱と変わらなくなってしまう、ということである。"
  • リュウグウは予想よりも水が枯渇? 「はやぶさ2」の科学観測で判明

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月2日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関する記者説明会を開催し、これまでに実施した科学観測の結果や、今後のスケジュールなどについて説明した。科学観測についてはまだ速報レベルではあるが、リュウグウ表面に水が見当たらないという予想外の結果も明らかになった。 なぜ水が見当たらないのか 今回の会見の中で、最も意外だったのは「NIRS3(近赤外分光計)」の観測結果だ。リュウグウはC型の小惑星で、水や有機物が豊富にあると考えられていたのだが、これまで全表面の90%以上を観測したにも関わらず、水の存在が検出できなかったという。 探査機の姿勢を変えることで、これまでに全表面の90%以上を観測。しかしほとんど水が検出できなかった (C)会津大、JAXA 水分子(H2O)や水酸基(OH)は、波長3μm付近の赤外線を吸収する性質があり、この性質を利用した観測装置がNIRS3だ。

    リュウグウは予想よりも水が枯渇? 「はやぶさ2」の科学観測で判明
  • 小惑星探査機「はやぶさ2」、6月27日前後に小惑星リュウグウに到着予定

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月7日、小惑星「リュウグウ(Ryugu)」を目指して宇宙を航行している小惑星探査機「はやぶさ2」の現在の状況説明を行い、6月27日前後に、目的地であるリュウグウに到着する見通しであることを明らかにした。 ディアゴスティーニの「小惑星探査機はやぶさ2をつくる」を全号購入するとできあがる「はやぶさ2」の1/10模型 リュウグウまで残り約2100km 6月7日時点のはやぶさ2とリュウグウの距離は約2100km。日列島の長さが南北で約3000km程度であることを考えると、かなりの距離まで近づいたといえる。しかし、リュウグウへの精密な軌道を導き出すことなどに用いられる光学航法カメラ(ONC)で6月6日に撮影した画像では、3ピクセルほどの大きさ(この時点の1ピクセルは約22秒角、実寸では約300mほどの大きさ)で、ようやく視界にとらえた、といった程度とも言える。

    小惑星探査機「はやぶさ2」、6月27日前後に小惑星リュウグウに到着予定
    zeroset
    zeroset 2018/06/08
    順調なようで、何より。"はやぶさ2のミッションは、イオンエンジンの性能試験ではなく、リュウグウに到着すること。計画どおりに運転することが優先"
  • 米欧、中性子星の合体による重力波の初観測に成功 - 日本も追跡観測で成果

    重力波望遠鏡を使って宇宙を観測している、米国と欧州の共同実験チームは2017年10月16日、今年8月に中性子星連星の接近合体で放出されたと考えられる重力波を観測したと発表した。重力波の観測は今回で4例目となるが、これまではブラックホールの合体によるもので、中性子星同士の合体によって放出された重力波が観測されたのは初めてとなる。 また、日の重力波追跡観測チーム「J-GEM」も、ハワイの「すばる」望遠鏡などを使い、この重力波が生まれたと考えられる重力波源「GW170817」の観測を実施。その結果、鉄よりも重い金やプラチナ、レアアースなどの、重元素が誕生する現場を観測したと発表した。 重力波観測と電磁波観測とを協調させた宇宙観測は「マルチメッセンジャー天文学」と呼ばれ、従来からその実現に期待が集まっていたが、ついにその幕が開いたとともに、早くも大きな成果が生まれた。 米欧の重力波望遠鏡、中性子

    米欧、中性子星の合体による重力波の初観測に成功 - 日本も追跡観測で成果
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    zeroset 2017/10/17
    "今回の観測により、実際に中性子星合体でrプロセスが起こっている証拠を観測的に捉えられたことでそれが裏づけられたと共に、重元素の起源に迫る大きな一歩になった。"
  • 高速電波バーストは異星文明の可能性、宇宙船の動力源か-ハーバード大など

    ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(CfA)とハーバード大学の研究チームは、「高速電波バースト」と呼ばれる天文現象が、高度に発達した異星文明の存在証拠である可能性があるとの見解を発表した。研究論文は、天体物理分野の専門誌「Astrophysical Journal Letters」に掲載される。 高速電波バーストは、継続時間が数ミリ秒という極めて短い電波のフラッシュ現象であり、その発生源は数十億~100億光年先にあると考えられている。2007年に初めて観測されて以来、豪州にパークス天文台やプエルトリコのアレシボ天文台などの大型電波望遠鏡で20例程度が検出されているが、その発生原因・メカニズムは謎に包まれている。 高速電波バーストを説明できる自然現象が特定できないため、研究チームは今回、この現象が異星人の文明による人工的なものである可能性について検討した。 研究チームは、宇宙船にエネ

    高速電波バーストは異星文明の可能性、宇宙船の動力源か-ハーバード大など
    zeroset
    zeroset 2017/03/16
    可能性は否定できない、という話。パルサーみたいに自然現象で説明される可能性の方が高いとは思うが、ロマン。"地球の2倍程度の大きさの惑星の表面に降り注ぐ太陽光によって、必要なエネルギーをまかなえる計算"
  • 5インチディスクで2TBを達成 - 東京理科大が大容量ホログラムメモリを開発

    東京理科大学は11月4日、新開発の情報記録方式「3次元クロスシフト多重方式」を採用することで、5インチサイズのフォトポリマーディスクと、小型かつ簡易な光学系およびメカ機構により、2TBのホログラム多重記録を可能とするメモリ技術を開発したと発表した。 同成果は、同大 基礎工学部の山学教授らの研究チームのほか、三菱化学、ナノフォトニクス工学推進機構、大日印刷などで構成させる研究グループによるもの。 電子データの記録/保存については、米国を中心に公文書や映像・ニュースについては100年、医療情報は75年、オイル&ガス地層情報は50年といった長期での保存が求められるようになってきている。しかし、現状、記録媒体として用いられているHDD、磁気テープ、光ディスク、半導体メモリなどは、大容量、長期信頼性、自然災害などへの耐久性、運用コストの低減などのすべての条件を同時に満たすことが難しく、新たなメモ

    5インチディスクで2TBを達成 - 東京理科大が大容量ホログラムメモリを開発
    zeroset
    zeroset 2015/11/06
    ホログラムディスクも話題になってから結構経つが、なかなか実用化されないな。でも、長期保存可能な大容量記録媒体は絶対に必要なので、期待したいところ
  • 日米の太陽観測衛星「ひので」と「IRIS」、太陽コロナ加熱問題で大発見(1) 太陽における長年の謎「コロナ加熱問題」とはなにか

    皆既日が起こると、太陽の周囲に、真珠色に淡く輝く部分が見える。これは「コロナ」と呼ばれる高温の大気で、その温度は100万℃もの、猛烈な熱さをもっている。 ところが、太陽の表面の温度は6000℃しかなく、さらにコロナは太陽表面から数百kmから数千kmも離れている。にもかかわらず、なぜコロナは太陽の表面より、100倍以上も高温になっているのだろうか。 この不思議な現象は「太陽コロナ加熱問題」として、数十年間にわたって多くの研究者を悩ませ続け、そして現在も未解決のままだ。 その謎を探るべく、国立天文台と宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所は、2013年に日の太陽観測衛星「ひので」と、米国の太陽観測衛星「IRIS」(アイリス)による共同観測を実施し、さらにスーパー・コンピューター「アテルイ」による数値シミュレーションを組み合わせた研究が行われ、そして2015年8月24日、その研究成果

    日米の太陽観測衛星「ひので」と「IRIS」、太陽コロナ加熱問題で大発見(1) 太陽における長年の謎「コロナ加熱問題」とはなにか
  • 東京都・銀座で「猫と怪獣展」が開催 ゴジラならぬネコラも登場!

    銀座のギャラリー「シャトン・ド・ミュー」は8月31日まで、夏休み納涼企画2「と怪獣展」を開催している。 様々な"と怪獣"作品を展示 同展は、ゴジラ生誕60周年にかけて企画された、をモチーフにした怪獣画の展覧会。好きには怪獣好きが多く、また逆も真とのことで、非常にバラエティに富んだ作品展となっている。 怪獣アートの第一人者・怪獣絵師の開田裕治氏や、漫画家・ゴジラ映画の怪獣デザイナー西川伸司氏を招き、同ギャラリーの常設作家も怪獣画に挑戦している。

    東京都・銀座で「猫と怪獣展」が開催 ゴジラならぬネコラも登場!