「欧州にいてこそ英国はより強く、より創造的でいられる」。俳優のベネディクト・カンバーバッチさんやジュード・ロウさん、キーラ・ナイトレイさんら著名人約280人が5月、連名で残留支持を表明した。車椅子の物理学者として知られるスティーブン・ホーキングさんら150人以上の学者も連名でメディアに寄稿し、欧州からの寄付金や研究者が英国科学の進歩を支えているとして「離脱は大惨事だ」と訴えた。 一方離脱派では、俳優のマイケル・ケインさんが、EUを「みんなの代理人でできた政府」と揶揄(やゆ)し、「顔のない何千もの役人に指図されるなんてあり得ない」とコメント。元サッカーイングランド代表のソル・キャンベルさんは、移動の自由によって欧州のサッカー選手が英国に押し寄せ、若い英国人選手が出場機会を逸し「追いやられている」と懸念を表明した。 立場を明確にしていない人も。ローリング・ストーンズのミック・ジャガーさんは4月
![EU離脱か残留か ポールは「レット・イット・ビー」:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5f22140cc476e6ceca65ee304407337569d8fb55/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20160618001868_comm.jpg)