『浦島太郎』の続きだよ! 竜宮城に到着した浦島太郎さん、謎の女性から迫られてるみたいだよ! 本文 国立国会図書館デジタルコレクション - 御伽草子. 第21冊 (浦嶌太郎) 【原文】 陰に宿り、一河の流れを汲む事も、皆、他生《たしやう》の縁ぞかし。 [「一樹の陰一河の流れも他生の縁」ということわざがあります] ましてや、遥かの波路を、遥々《はる/゛\》と送らせ給ふ事、偏《ひとへ》に他生の縁なれバ、何《なに》かは苦しかるべき。 妾《わらは》と夫婦の契りをなし給ひて、同じ所に明かし暮らし候ハんや」 と細々《こまごま》と語りける。 【くずし字クイズの答え】 わらは とふうふのちぎりをも なし給ひて。 【ざっくり現代語訳】 (女性は、) 「同じ木の下で雨宿りをしたり、同じ川の水を汲んだりするのも、前世からの因縁と言いますね。 もちろん、私たちが、同じ船の中で長い旅路を過ごしたのも、前世からの因縁に