自民党の谷垣禎一総裁は24日午前、国会内で開かれた役員連絡会に出席し、サイクリング中に転倒、負傷した今月15日以来初めて党務に復帰した。これに先立ち記者団に「大勢の方に迷惑をかけ、誠に申し訳ない」と語り、療養中の与党の採決強行について「数を頼んだ乱暴なやり方だ」と批判。「先頭に立って頑張る」と対決姿勢を示した。 谷垣氏は自身の体調に関し「だいぶ良くなった。痛みは特にない」と順調な回復ぶりをアピールしたが、左まぶたのあたりを数針縫った傷あとと青あざが生々しく、左目の充血もまだ残る。 ただ「長いこと自転車に乗っている。事故は不注意だ。スポーツをしていると、このくらいのけがは時々ある」と、今後もサイクリングを続ける考えを強調した。 【関連記事】 ・自民総裁・谷垣、チャリで転倒!もマスコミは小ネタ扱い ・仏の谷垣、鬼になれるか 自民の落選議員をふるい分け