【NQNニューヨーク=大石祥代】24日の米株式相場は大幅安で始まった。午前10時10分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比210ドル63セント安の1万4588ドル77セントで推移している。下落幅は一時240ドルを超えた。中国株式相場の大幅安と米長期金利の急上昇(国債価格の急落)を嫌気した。業績が景気動向に左右されやすい素材株や金融株を中心に幅広い銘柄に売りが先行している。ハイテク株比率の高いナスダック
【NQNニューヨーク=大石祥代】24日の米株式相場は大幅安で始まった。午前10時10分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比210ドル63セント安の1万4588ドル77セントで推移している。下落幅は一時240ドルを超えた。中国株式相場の大幅安と米長期金利の急上昇(国債価格の急落)を嫌気した。業績が景気動向に左右されやすい素材株や金融株を中心に幅広い銘柄に売りが先行している。ハイテク株比率の高いナスダック
安倍晋三首相は3日、TICAD5の共同記者会見で、株価の急落について、「次元の違う大胆な金融政策を行っているなかで、市場がまだそれに慣れていないという人もいる。日本銀行が市場と対話を進めていくなかで、徐々に落ち着くのではないか」との見通しを示した。 さらに、首相は「4月には雇用、消費、生産、すべての数字が改善している。確実に我々の政策は実をあげつつある」とも述べ、従来どおりアベノミクスを進める考えを示した。 関連記事〈東洋経済〉日本取引所Gは株式分割を発表し値を戻す、下げ止まれば好影響も(6/3)円安、値上げ直結 iPad・食パン・電気代…(6/1)緩和マネー、今度は流出 過熱警戒、一気に売り 株急落(5/31)
23日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前日比1143円28銭安の1万4483円98銭と大幅反落した。全面安。終値ベースでの下げ幅としては、東日本大震災後に福島第一原発事故の状況が危機的となった2011年3月15日の1015円安を上回った。 下げ幅の水準は2000年4月中旬以来、13年ぶりとなる。この日の高値から下がった値幅は1458円に達した。 終値ベースの安値水準としては、今月9日(1万4191円)以来、わずか2週間ぶりの間隔にとどまった。 寄り付き後は315円高の1万5942円まで上昇し、2007年12月以来の高値水準となったが、そこから下落。午後の取引開始とともに大幅下落に転じた日経平均株価は、見る見るうちに下げ幅を拡大。何度か一服する場面もあったが、終盤に下げ幅は1000円を超えた。
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